『暴夜』21話~22話の感想|身代わりの存在

高熱で意識が朦朧とする穏花の身体を弄ぶ智鶴。

夢の中の出来事だと勘違いした穏花は、思わず正直な気持ちを明かしてしまいます。

素直な彼女に欲情した智鶴は、益々穏花を乱そうと企んで…。

モモジロウ

穏花の中で智鶴の存在がどんどん大きくなっているようですね!

二人が急接近する展開に大興奮でしたが、このまま一線を越えてしまうのでしょうか。

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『暴夜』21話のあらすじと感想

21話のあらすじ

五日ぶりに目を覚ました穏花は、カリから智鶴が付きっきりで看病をしてくれていたと聞き驚きます。

さらに湯殿での出来事が現実だったと気付き驚愕しながらも、夢だと思い込もうとしていました。

同時にカリから貸本屋の主・宋から預かった手紙を渡された穏花。

手紙には英花を側女にと要望していた別監が事故で性的不能に陥り、腹を立てた本妻が芙蓉館に乗り込んできたと書かれていました。

芙蓉館を追われた英花が身を隠そうと逃げ回る中、彼女の姿を見つけだした師勲は自宅へと連れ帰って…。

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21話の感想

あの淫らな一夜から五日間も眠っていた穏花に驚きです!

病人にあんな事をする智鶴にもびっくりですが、純粋無垢な穏花にとっては刺激が強すぎたのでしょう。

湯殿での出来事は夢ではなく現実だと悟ったものの、一線を引こうとするのはこれ以上関われば抜け出せなくなると分かっているからかもしれませんね。

今回は穏花と智鶴の関係に進展は見られませんでしたが、師勲と英花の関係に急展開が!

英花の危機を救うため自宅に連れ帰った智鶴が、とんでもない一面を見せてくれています。

モモジロウ
闇落ちした智鶴に驚かされましたが、予想もしていなかった展開に大興奮でした!!
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『暴夜』22話のあらすじと感想

22話のあらすじ

穏花を守れなかった己の無力を喰い、英花に八つ当たりする師勲。

唇を奪われ動揺しながらも、英花はどんな事をしても穏花を真っ当な人間に育てたいと訴えます。

すると師勲は、それならお前が穏花の代わりになれと命令。

穏花への想いを封じる代わりに身体を差し出す事を要求し、震える英花に手を伸ばしました。

そして罪深い自分と英花はよく似ていると吐き捨てると、そのまま身体を重ねます。

屋敷の外では、盛り上がる二人に焦る文官を嘲笑うように師勲の父が帰宅。

師勲の父は後日英花を連れて来るよう命じると、その場を後にしました。

一方、智鶴は己の役目を果たそうと行動を開始して…。

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22話の感想

英花と師勲が一線を超える展開に度肝を抜かれました!

穏花を想いながらうり二つの英花を抱き紛らわせるなんて、あまりにも罪深いですよね…。

こうなったのは全て英花の責任だと責め立てていましたが、穏花を養うためには妓生になるしか方法がなかったのだと思います。

好意を寄せている師勲から、妹の身代わりとして抱かれる英花があまりにも可哀想になりました…。

読者としては、英花にも何としても幸せになって欲しいと願ってしまいます!

また、後半では“智鶴の真の役目”が明かされ驚愕の展開に。

モモジロウ

穏花と智鶴の今後も楽しみですが、王位を巡る争いの行方も気になります!!

続きは『暴夜』23話の感想をご覧ください♪

各話あらすじはこちらから
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