『復讐姫ローラ』は、最愛の姉が生贄として捕らえられてしまい、その復讐に燃える主人公の物語です。引き裂かれた二人は、再会を果たすことはできるのでしょうか…。
- バトル系作品でスカッとしたい
- 姉妹愛に共感して感動しちゃう
- 強い女性が悪者を倒すのを応援したい
復讐に燃えるローラのバトルシーンにスカッとし、ローラとレイラの姉妹に感動すること間違いなし!
漫画『復讐姫ローラ~お姉様を生贄にしたこの国はもう要らない~』の作品情報
作品情報 | |
作者 | 野澤阿美乃、冬月光輝 |
ジャンル | 少年漫画 |
出版社 | 秋田書店 |
レーベル | チャンピオンBUZZ |
『復讐姫ローラ』は、ライトノベル小説家の“冬月光輝先生”が、初めて漫画原作を担当した作品です。バトルシーンも迫力満点ですが、「クズの描写だけは誰にも負けない自信がある」と冬月先生が明言されており、レイラを生贄にした婚約者のクズっぷり最高すぎる!
魔法統治国家で生まれたレイラとローラの仲良し姉妹が、婚約者の手によって二人は引き裂かれてしまう物語。生贄になった最愛の姉を救うべく、「全ての魔物を倒すことを決意」したローラの復讐劇をお楽しみください♪
【ネタバレなし】『復讐姫ローラ』のあらすじをちょい見せ!
マルキード王国は、魔物との争いが絶えなかったため、昔から「魔術師」が重宝されてきました。特に魔術師の最高峰“聖女”の誕生は、国をあげて楽しみにしています。
魔術師一家に生まれた“ローラ”も魔法を使える一人ですが、姉の“レイラ”は人一倍強い魔力を持っており、歴代最強といわれるほどの聖女になったのです。
レイラとローラは小さい頃から仲が良く、お互いが「一番大切な存在」。
レイラが聖女になってからも、「魔法は、大切な人を守るために使う」が口癖で、ローラのことを一番に考えてくれていました。
しかし、魔物討伐が激しさを増した頃、レイラは二度と帰ってくることはありませんでした。
ココに注目!『復讐姫ローラ』の見どころ
レイラの妹愛に涙!
レイラとローラは、いつも一緒に過ごすほど仲良しの姉妹。特にレイラの妹に対する愛が深すぎるので、この姉妹愛をぜひ見ていただきたい!
優しく聡明なレイラは、なにをさせてもパーフェクトで、ちょっとおっちょこちょいのローラの世話ばかり焼いていますが、これも姉として幸せな瞬間ですよね。ローラもレイラのことを一番に愛しており、透明感あふれる姉妹の姿がステキすぎます。
聖女になったあとのレイラも、ローラに対する愛情が変わることなく、常にローラのことを一番に考え決断していきます。その決断の裏にあったレイラの気持ちを考えると…切なさと愛情をひしひしと感じることができます。
ローラが最強すぎる
歴代最強の聖女といわれたレイラですが、ローラの方が圧倒的に強かった!
元々魔力が強かったわけではなく、レイラが帰ってこなくなった悲しみを糧に、復讐の鬼と化したと思います。
鬼になったローラに怖いものはありません。「絶対に倒すことはできない」といわれている魔物たちを、いとも簡単に退治する姿はヒーローそのものです。
『復讐姫ローラ』ネタバレ感想・レビュー
レイラの隠れた気持ち
レイラは、魔物討伐に出かけたまま帰ってくることはありませんでしたが、未来がこうなると自分で知っていたような気がします。
大切なネックレスを魔物討伐前にローラに預けていたし、「魔法は大切な人を守るために使う」が口癖だったので、ローラを守るために自ら生贄の道を選んでいそうですよね。
姉として、聖女として、ローラに危害が加わらない方法を一人で考え、決断してきたのかと思うと、かなり切ない気持ちになります。
ローラが思っている以上に、レイラの妹に対する愛が深すぎて涙必須の展開になりそうです。
レイラを助けることはできるのか?
生贄になってしまったレイラを助けるためには、「魔物を全て倒さなければいけない」というのが条件。
ローラは、魔王を討伐する決意をしますが、果たして救出することはできるのでしょうか。
復讐の鬼と化したローラは、聖女であったレイラより圧倒的に魔力が強くなっているので、魔物を簡単に倒すことができそうです。
一番の問題は、レイラに生贄の道を提案した“レイラの婚約者”。この気持ち悪い男にも制裁を加えてほしい!
王太子の権限を使ってレイラやローラに無茶なお願いをしてくる上に、女を見下してくるこの男が本当に憎いです。
レイラを手元に残すために、ローラの邪魔もしそうですよね…。
魔物を全て討伐し、レイラが解放されたあと、ローラと二人で婚約者にも制裁を加えるハッピーエンドを期待します!