漫画「復讐のシンデレラ」は、ミナミ先生によるサスペンス満載の少年漫画です。
ある事件によって絶望の淵に立たされた主人公・千晴。以来、彼女はずっと孤独を強いられてきました。そんなある日、突然送られてきた一通の封筒によって彼女の人生は一変することになって…。
漫画【復讐のシンデレラ】について
作者 | ミナミ |
ジャンル | 少年漫画 |
出版社 | 小学館 |
レーベル | サンデーうぇぶりコミックス |
作品情報
『復讐のシンデレラ』は、緻密なストーリー設定と感情豊かなキャラクター描写が魅力のサスペンス漫画です。
主人公・千晴の復讐劇は、読者を引き込む緊張感と共に、彼女の成長や葛藤を描き出します。謎が次々と明らかになる展開は、ページをめくる手が止まらないほどのスリルを提供します。
さらに、復讐の裏に隠された真実や人間関係の複雑さが、物語に深みを与えています。読者は千晴と共に真実を追い求め、感情の波に揺さぶられることでしょう。
どんな物語?
『復讐のシンデレラ』は、千晴という女の子が主人公のサスペンス漫画。
彼女の両親が8年前に交通事故で亡くなって、その事故が原因で千晴の人生がめちゃくちゃになっちゃう。高校卒業直前に就職も決まってたのに、それも取り消されてしまう。
そんなある日、千晴の自宅に大学の合格通知書と一緒に謎のメモが届く。そのメモには、両親が本当に事故の加害者だったのか疑わしい内容が書かれていて、千晴は真実を知るため動き出す。
彼女がどんな風に真実を追い求めていくのか、そして復讐の行方がどうなるのか、ハラハラドキドキの展開が見逃せない作品となっています!
【復讐のシンデレラ】1話~5話までのネタバレ感想
~ あらすじ ~
8年前のあの日…由本千晴の両親は飲酒運転で事故を起こし死亡してしまいました。その事故に宝条マリア(千晴の同級生で、学園一のお嬢様)の母親も巻き込まれ、彼女も死亡してしまったのです。
それ以来、千晴はマリアの母を殺害した犯罪者の娘として周囲からイジメられるようになり、小学生から高校を卒業するまでの間、ずっと一人ぼっちでした。しかし、突然送られてきた郵送物によって物語は一変して…。
千晴を奈落の底に突き落とした女
1話後半で描かれていた” マリアの不敵な笑み ”から何となく察していましたが、やはり千晴の両親の死にマリアが絡んでいたみたいですね…。
もしもあのメモ書きに書かれていたメッセージが本当なら、マリアは自分の母親までも手にかけたことになります。いやいや、恐ろしい過ぎるでしょ!
まわりからは天使ともてはやされている彼女ですが、どうやら腹の中は真っ黒のようです。
そんな悪魔のようなマリアに両親を殺害されかもしれない千晴は、彼女が通っている大学に「白波侑香」という偽名で潜入。果たして千晴は、両親の死の真相を掴むことはできるのでしょうか…。
千晴に封筒を送ったのは誰?
千晴に封筒を送ったのは、いったい誰なのでしょうか?正体が気になりますよね。
途中までは、久遠理人(千晴の幼馴染であり初恋の相手)だと思っていましたが、彼の反応を見る限り、どうやら封筒を送った人物は別人みたいですね。
何の目的で千晴に封筒を送ったのか、送り主は城栄学院大学にいるのか、謎が深まるばかりです。
理人は敵?それとも味方?
まさか千晴の幼馴染だった久遠理人がマリアと婚約していたなんて…。彼はずっと千晴のことが好きだとばかり思っていましたが、違ったのでしょうか?
というか、なんでマリアと婚約したの?
ひょっとしたら、彼なりの考えがあるのかもしれません。でもそう思っていて、実は理人もマリア側の人間だったら、めちゃくちゃショックなんですけど…。
きっと理人は千晴の味方だと信じたいところですが、現時点では彼の心情が全く読めません。理人は敵なのか、それとも味方なのか、今後の展開に注目です。
【復讐のシンデレラ】6話~10話までの感想
~あらすじ~
新入生の歓迎パーティーでマリアに声を掛けられた千晴。大勢が見ている前で、8年前の事件のことを話し始めたマリアは、千晴に向かって「私が犯人だなんて酷いことを…」と大粒の涙を流しました。
マリアの言うことしか信じない観衆たちは、涙を流すマリアの姿をみて怒りの矛先を千晴に向けます。またしても追いつめられてしまった千晴ですが、ふとマリアの顔を見ると…彼女は” あの時 ”と同じ不敵な笑みを浮かべていたのです。
その時、両親を殺害したのは間違いなくマリアだと確信した千晴は、心の中で「絶対に許されない」と怒りを爆発させ、復讐を誓うのでした。
マリアは千晴の正体に気づいていてる?
マリアは、白波侑香の正体が千晴だってことに気づいていますよね?
おそらく、神楽坂の手下どもに連行される際、千晴が落としたカバンの中に入っていた” あるモノ ”を見て確信したのだと思われます。
マリアはあの時と同じように千晴を陥れようと企んでいるようですが、今回は状況が違うのでそう簡単には行かないでしょう。
八重清史郎に期待したい
皆本茉奈の取り巻きに犯されそうになった千晴を助けた八重。白金のメンバーである彼が、千晴を助けたのは以外でしたね。
どうやら彼は自分の目で見たものしか信じない性格のようで、マリアを崇拝している連中とは少し違うようです。
そんな彼が味方になってくれたら非常に頼もしいですが、まだ素性が分からない以上、油断はできませんよね。
とはいえ、マリアの本性を知ってるであろう杠葉(元白金メンバー、現在は不登校)と接触を図るため、八重の手を借りようとしている千晴ですが、果たして彼は協力してくれるのでしょうか…?
皆本茉奈がとんでもない女だった
小学生の頃、千晴の唯一の友達だった皆本茉奈。あの頃はかなり消極的な女の子のようでしたが、今となっては見る影もありませんね。
千晴がマリアと友達になったことが気に入らない茉奈は、本気で千晴を消そうと企んでいる模様。まぁ、本人は気づいていませんがマリアの手のひらで転がされているだけなんですけどね。
とはいえ、気に入らないからと言って本気で人を殺そうとするあたりが、すでに以上と言えます。ホントにとんでもない女ですね。
考察【復讐のシンデレラ】の最終回結末はどうなる?
千晴VSマリアの戦いの行方が気になる本作ですが、最後はどんな結末を迎えるのでしょうか…。
個人的には…
このように考えています。
マリアが8年前の事件の真犯人だと確信した千晴は、どんな手を使ってでも両親の無念を晴らそうとするでしょう。
彼女にはたくさんの取り巻きがいるので、一筋縄では行かないと思います。
しかし、復讐の鬼と化した千晴は、取り巻きもろともマリアを奈落の底へ突き落としてくれるはず。
マリアの婚約者である久遠理人や、千晴に協力的な八重が、敵なのか味方なのかも気になるところです。
まとめ
『復讐のシンデレラ』は、主人公・千晴の過去の悲劇と復讐の物語を描いたサスペンス漫画です。
8年前の事故で両親を失い、絶望の中で生きる千晴が、真実を追求しながら復讐を果たす姿は、読者の心を強く揺さぶります。
緻密なストーリー展開と感情豊かなキャラクター描写が魅力の本作を、ぜひ一度ご覧ください♪