山奥の静かな村で繰り広げられる恐怖と狂気の物語、『血祀り村~さぁ、一緒に信仰しましょう~』。
シングルファザーの悟とその娘が新たな生活を始めるために引っ越してきたこの村は、一見すると平和で温かい場所。しかし、村人たちが信仰する神「千手様」の存在が、次第に二人を戦慄の世界へと引きずり込んでいきます。
信仰と狂気が交錯するこのホラーサスペンスは、読者を最後まで目が離せない展開へと誘います。
漫画『血祀り村~さぁ、一緒に信仰しましょう~』の作品情報
作者 | 樹生ナト |
ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | ファンギルド |
レーベル | コミックアウル |
『血祀り村~さぁ、一緒に信仰しましょう~』は、ホラーサスペンスの真髄を極めた傑作です。
主人公の桐崎悟と娘が引っ越した村で繰り広げられる不気味な儀式と狂信的な村人たちの描写が、読者を恐怖と興奮の渦に巻き込みます。
特に、村人たちが崇めている「千手様」の存在が物語に深みを与え、ページをめくる手が止まりません。
『血祀り村~さぁ、一緒に信仰しましょう~』ネタバレあらすじと感想!
ここでは、『血祀り村~さぁ、一緒に信仰しましょう~』の簡単なあらすじや感想を紹介していきます!
1話:万歳村へ移住した親子
幼い頃、目の前で母親を事故で亡くして以来、心に深い傷を負ってしまった咲耶。
そんな娘のことをずっと心配していた父・悟は、少しでも咲耶が穏やかに暮らせるようにと、
咲耶の主治医に紹介してもらった「万歳村」へ移住することにしました。
万歳村へ到着した親子は、村長の不二宮に出迎られ、歓迎会に誘われます。
その夜、村人総出で親子の歓迎会が行われることになったのですが…。
第1話の感想
娘のために「万歳村」への移住を決意した悟ですが、どうやら主治医にハメられたみたいですね。
主治医からは人情味溢れる素敵な村だと聞いていた親子ですが、実情は「千手様」という神を信仰するヤバい村でした。
明かに30歳くらいに見える女性が実は65歳とか、ありえませんよね。
どうやら村人たちは千手様に血を捧げれば、ずっと若くいられると信じているようですが、果たして本当なのでしょうか?
また、第1話のラストでは衝撃なシーンが描かれていましたが、まさか咲耶があんな風になってしまうということなのでしょうか…。
2話:万歳村の異常性に気づき始めた悟
翌日、咲耶と一緒に村を散歩していた悟は、村人たちが祭りの準備をしているのを見かけます。
気になって村長の不二見に話を聞いてみると、どうやら明日は千手様の生誕祭とのことで、そのための準備をしているのだとか。
その後、せっかく神社に来たから賽銭でもして帰ろうと順番を待っていた親子。
すると、目の前の女性たちが賽銭箱にお金ではなく血を注いでる光景を目の当たりにし絶句。
それと同時に悟は、こんな危ない村に娘を置いておけない…と危機感を覚え始めます。
そんな悟の様子を察したのか、歓迎会の時に紹介された自称65歳の女・高橋が「待ってください!」と、声を掛けてきて…。
第2話の感想
賽銭箱にお金じゃなくて血を注ぐとか、完全に狂っていますよね。
悟が危機感を覚えるのも当然だと思います。
悟が村を離れようとしていることを察したのか、突然声を掛けてきた高橋。
悟に寄り添うフリをして、実はとんでもない本性を隠していましたね💦
また第2話のラストでは、悟が高橋に襲われそうになっているシーンで終わってしまいましが、果たして無事なのでしょうか…。
考察『血祀り村~さぁ、一緒に信仰しましょう~』の最終回結末はどうなる?
とんでもない村に来てしまった親子。そんな彼らの行く末が気になる本作ですが、最後はどんな結末を迎えるのでしょうか。
個人的な考察としては…
- 親子は無事に村から脱出する
- 咲耶が村人たちの犠牲になってしまう
このどちらかの展開を予想しています。
個人的には①の結末に期待したいとこですが、現段階では絶望的ですよね。
完全に村人たちのペースに翻弄されてしまっているので、村からの脱出はかなり難しいような気がします。
そして一番最悪なのが②の結末ですよね。
愛する娘が犠牲になるなんて、考えるだけでもゾッとします。
それに1話のラストに描かれていたシーンを考えると、もしも咲耶が生贄になれば…
かなりグロテスクなことになってしまいます。
それだけは何としても避けて欲しいところですが、果たしてどうなってしまうのでしょうか…。
まとめ
『血祀り村~さぁ、一緒に信仰しましょう~』は、身の毛もよだつ村のしきたりを描いたホラーサスペンスです。
シングルファザーの悟と娘が引っ越した村で繰り広げられる不気味な儀式と村人たちの狂信が、読者を引き込むこと間違いなし。
恐怖と謎に満ちたこの物語を、ぜひ堪能ください♪