『暴夜』32話の感想|智鶴の過去

穏花の寝顔を眺めながら、穏やかな時間を過ごしていた智鶴。

夜更けに屋敷を訪れ智鶴と対面した希仁は、王宮に戻り輝の代わりに王座に就くよう促して…。

モモジロウ

屋敷の周りに群がる“虎”とは、やはり智鶴を狙う刺客の事でしょうか?

父の宿敵・希仁の登場で、穏花を取り巻く環境が一変しそうで楽しみです!

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『暴夜』32話のあらすじと見どころ

32話のあらすじ

希仁の言葉を聞いた智鶴は“自分には汚らわしい血が流れている”と呟きます。

焦った希仁は語り部の戯言に過ぎないと声を荒げますが、智鶴はそれなら噂を広めた者を罰するべきだと発言。

さらに一連の騒動の首謀者は国王である父で、智鶴の出生を疑った彼が王座を奪われる事を恐れて噂を流したと明かしました。

語り部を使った噂話とは、王の子を身籠れなかった王妃が、実兄と交わり男児を出産。

そしてその子を王座に据え、国を我が物にしようと企んでいるというものでした。

その噂話が広まるにつれ、智鶴の周囲では何人もの命が失われるように。

犠牲者の中には智鶴の母や可愛がっていた小鹿も含まれており、ショックを受けた智鶴は後継者争いから退く事を決め、継妃の息子・輝が王位に就く事を静観していると言います。

全ては誤解だと訴える希仁を一瞥した智鶴は、この平穏な日々を壊さないよう釘を刺して…。

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32話の見どころ

モモジロウ
第32話の見どころは、智鶴の辛過ぎる過去。

実の父から不貞の子だと疑われ、語り部を使って良からぬ噂まで流された挙句に暗殺されそうになれば、智鶴が後継者争いから退きたくなる気持ちも分かります。

もしや穏花の父が殺されたのは、この噂話を広める事に加担してしまったからでしょうか。

智鶴が穏花と出会いやっと手に入れた平穏な生活を壊したくないと願う気持ちも分かりますし、希仁がこれ以上かき乱さない事を祈りたいです!

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『暴夜』32話の感想

語り部の戯言

希仁は智鶴を王座に据えたいようですが、辛すぎる過去を聞くと王宮から距離を置きたくなる気持ちも分かります。

子を身籠れなかった王妃が本当に兄と交わったのかは分かりませんが、この時代では確認する術もなさそうですね…。

現王が語り部を使ってまで王位から退けようとしたのは、それほどまでに智鶴が王の器として相応しいからでしょうか。

一見弟想いに見える希仁も、何かを企んでいそうで心配になりました!

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穏花の願い

今回は穏花と智鶴の絡みがなく、甘さが足りません!

穏花が智鶴に惹かれているのは間違いありませんが、それ以上に英花の事を案じているようですね…。

いつか英花と二人でこの街を抜け出そうとしているようですが、姉妹が後継者争いに巻き込まれそうな予感がします。

特に智鶴の命を狙う者たちは、姉妹を使い良からぬ事を仕掛けてきそうですね!

希仁も穏花の存在を気にしている事が分かりましたし、そのうち接近しそうで気がかりです。

ラストでは穏花が思わぬ危機に見舞われていましたが、上手く対処できるのでしょうか。

続きは『暴夜』33話の感想をご覧ください♪

各話あらすじはこちらから
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