『動物人間』第7話の感想|渾身のフルコース

極上の動物人間料理を提供するレストラン“アン・パシェッタ”。

料理に異常なこだわりを持つシェフ・タカナギは人間を相手に動物人間の料理を提供していましたが、次の食事会で依頼されたのは“天然モノの人間”を使った料理で…。

モモジロウ

弱者と化した動物人間が、人間の要人たちから“生き造り”で提供される展開に驚き。

今度の料理は“人間”を使うとの事ですが、タカナギはどこから食材を調達するのでしょうか。

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『動物人間』第7話の見どころ

モモジロウ
第7話の見どころは、次のステージに進むため“最高の食材”を用意したタカナギ。

共に切磋琢磨した13人ものスタッフを殺害し“人間盛り”を造るというタカナギの発想に驚き…!

いくら料理人として最高峰の職に就くためとはいえ、信頼関係で結ばれた仲間を犠牲にするタカナギにドン引きです。

ラストではタカナギに恐ろしい天罰も下っており、弱肉強食の世界で生き残る事の難しさを痛感させられました!

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『動物人間』第7話の感想

フルコースの正体

動物人間であり食産大臣のグエンツォから、舌の肥えた要人たちに“天然モノの人間料理”を提供するよう命じられたタカナギ。

一度は断ろうとしたタカナギが、国家要人のお抱えシェフという肩書に負け仲間を売るという展開に驚かされました!

彼が殺害した13人のスタッフは皆タカナギの事を尊敬しており“料理長の夢は私たちの夢”と語るほど深い絆で結ばれた関係。

そんな彼らを殺害してまで、最高の職を手に入れる意味などあるのでしょうか。

愛する家族のためと言いますが、仲間を犠牲にしてまで夢を叶えても嬉しくありません。

タカナギ渾身の作品というのが、スタッフの身体で装飾された特大ケーキというのも感慨深いですね。

13人分の脳をミキサーにかけ煮詰めたソースで味付けするという、独特の一品に度肝を抜かれました!

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メインディッシュ

これ以上ないほどに豪華な料理を振舞ったタカナギですが、要人の一人・ソートゥースは不満な様子…。

ソートゥース曰く“メインのアヒルがいない料理”と言いますが、彼の言うメインとは何を意味するのでしょうか。

7話のラストではタカナギにとって最も大切なものがメインとして食され、満足そうな動物人間たちの姿にゾクゾク…。

仲間を犠牲にして夢を叶えようとしたタカナギが、全てを失うという顛末に見入ってしまいました!

動物人間たちにはさらなる野望があるようですし、今後も生き残りを賭けた熾烈な戦いが繰り広げられそうで楽しみです!

>>続きは『動物人間』第8話の感想をご覧ください♪

各話あらすじはこちらから
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