今回紹介する『復讐宣言~やられた恨みは100倍返し~』は、類を見ないクズたちへの復讐劇を描いたアンソロジーコミックです。
読者は、主人公たちが受けた理不尽な仕打ちに対する痛快な復讐を目の当たりにし、スカッとすること間違いなし!
収録された5つの読み切り作品は、それぞれ異なるシチュエーションでの復讐劇を描いており、どれも一気に読み進めたくなること請け合いです。
【ネタバレ】『復讐宣言~やられた恨みは100倍返し~』の全話あらすじと感想
『復讐宣言~やられた恨みは100倍返し~』は、1話完結の物語が5話収録されたアンソロジーです。
ここでは、それぞれのあらすじや感想を紹介していきます!
【episode1】「命の代償」あらすじと感想
7年付き合った彼氏にフラれ、傷心していた凛。そんな時に出会ったのが、今カレの龍でした。
龍とはマッチングアプリで知り合った凛ですが、実は彼は首絞め大好きな異常性癖者だったのです。
この時点で別れておけばよかったのに、凛は彼に捨てられたくない一心で我慢を選択します。
しかしさすがの凛も度重なる首絞めとゴム無しには耐えきれず、素直に自重してほしいと伝えました。
すると彼は凛の言葉を真摯に受け止め、凛にプロポーズし大切にすると約束してくれたのです。
それからしばらくして、凛は龍との子を授かり幸せの絶頂にいました。
が…凛はこのあと地獄と絶望を味わうことになるのです。
というか彼女に首絞めを強要する時点で終わっていますよね。
この男は凛の妊娠が分かった途端、態度を一変させます。
そして都合が悪くなった彼は、とんでもない暴挙にでるのです。
最終的に凛は龍に対し復讐を決意し実行するのですが、その復讐方法にゾッとさせられてしまいまいた!
【episode2】「天国と地獄」のあらすじと感想
憧れの音楽教師になった四葉美咲はある日、一人の男子生徒が複数の男子にイジメられているのを目撃してしまいます。
イジメの主犯格は学校でも人気者の島崎魁人という生徒で、権力者の親を持つ彼は校長からも特別扱いされていました。
正義感の強い美咲は、相手がどうあれイジメを見すことが出来ず、魁人と向き合うことに決めます。しかし、美咲のこの選択が悲劇の始まりだったのです。
親が権力者か何なのか知りませんが、調子に乗りすぎすよね。
美咲のことが気に入らないからといって、事故に見せかけ階段から突き落とすなんて…。
それが原因で大好きなピアノが一生引けなくなってしまった美咲に、ただただ同情してします。
そんな状態になっても彼を許そうとした美咲ですが、当の本人は反省していないどころか…。
全てを失ってしっまった美咲は、魁人に復讐するのですが、まさかチェーンソーを使ってあそこまでやるとは…。
【episode3】「殺人ダイス」のあらすじと感想
クラスのいじめっ子・西園寺さゆりに目をつけられた嶋田香月は、クラスメイトからイジメられていました。
イジメの原因はあまりにも理不尽なもので、西園寺が振ったサイコロの目が香月の出席番号だったからです。
以来、毎日のように男性生徒に弄ばれ卑猥な写真まで撮られていた香月ですが、大好きな父親に心配をかけたくない一心でずっと我慢してました。
そんなある日、西園寺からスマホ画面を見せられた香月。そこには父親が複数の男子生徒に暴行されている様子が映されていたのです。
すぐに現場に駆け付けた香月ですが、すでに父親は死亡していました。それを警察に相談したところ、西園寺の父親が警察の幹部であるため、全く取り合ってもらえませんでした。
そこで香月は、父親の無念を晴らすため自ら西園寺たちに裁きを下すことにして…。
それに便乗する男子生徒もクズ過ぎて言葉がでませんでした。
しかもこいつらは香月の父親を殺害してしまうほどの外道です。
いくら父親が警察の偉い人だからといって、こんなの許されるはずありません。
調子に乗りすぎた西園寺は、最終的に香月から復讐されてしまいます。
その復讐方法がとにかくエグくて、言葉を失ってしまいました。
『復讐宣言~やられた恨みは100倍返し~』の見どころは?
ここでは『復讐宣言~やられた恨みは100倍返し~』の見どころを紹介していきます!
それぞれの復讐方法
本作は1話完結となっており、1話1話で被害者の復讐劇が楽しめる作品となっています。
どの復讐劇も壮絶で目を疑ってしまうものばかり。それぞれ復讐方法にぜひ注目していただきたい一冊となっています。
類を見ないクズが続々登場
本作に登場する加害者は、どれもクズばかり。同じ人間とは思えないほど、酷いことを平気でこなす連中に目を疑ってしまいます。
まとめ
『復讐宣言~やられた恨みは100倍返し~』は、読者にスカッとする復讐劇を提供するアンソロジーコミックです。
各エピソードは、主人公たちが受けた理不尽な仕打ちに対する痛快な復讐を描いており、読者を引き込むこと間違いなしです。
復讐ものがお好きな方にとって、この一冊は必読です。ぜひ手に取って、その爽快感を体験してみてください。