『身代わりロマンチカ』は、身分差の身代わり結婚生活とイケメン夫を狙う数々の女たちの末路を味わえる作品となっています。
主人公・光は、顔が似ているという理由で身代わり結婚をさせられてしまいますが、庶民だからこその光に惚れていく夫・靖親。でもこの結婚生活は、本物の婚約者が見つかるまでの期間限定のものです。
フレックスコミックス漫画原作大賞“金賞”を受賞した今作品のラブロマンスを、ぜひご堪能ください!
漫画『身代わりロマンチカ 政略結婚相手に溺愛されてしまいました!』あらすじと登場人物
あらじす
父と弟とカフェを営んでいた“光”ですが、ある日カフェが火事になり、父の治療費と建て替え代がのしかかります。
お金に困っていた光の元に、「いなくなった娘の代わりに、婚約者になってほしい」と、お金持ちの娘“芳子”の父にお願いされてしまうのです。
いくら顔がソックリといっても、庶民の光とお金持ちの芳子とでは、礼儀作法も全く違いますが、カフェと父のために婚約者のフリをして、お金を援助してもらうことを決心します。
華族であり、婚約者の“黒田靖親”と初めて会った光ですが、「これは形だけの結婚だ」と言われてしまいます。それでも光は精いっぱい靖親のために努力していくのです。
登場人物
栗橋光(くりはしひかる)
家族でカフェを営み、看板娘として働いている。母は亡くなり、父と弟と三人暮らし。明るく、ハキハキとして性格だが、カフェが放火されてしまい、父の治療費とカフェの建て替え代に頭を悩ませている。
剣菱芳子(けんびしほうこ)
剣菱家の一人娘。庶民の男と駆け落ちしてしまい、行方知らず。結婚予定だったため、光を身代わりとなる。
黒田靖親(くろだやすちか)
華族“黒田家”の跡取り息子。イケメンすぎて、他の女も寄ってくるが、一切受け付けない。婚約者の“芳子(光)”と婚約したことで、徐々に心開いていく。
『身代わりロマンチカ』のネタバレ感想
1話|身代わりの花嫁になってしまった
一般庶民として、カフェで働いて“光”を突然襲ってきた火事!莫大な治療費とカフェの建て替え代に頭を抱えるのが、とにかく可哀想…。
でも、お金持ちの娘“芳子”の代わりに、婚約者のフリをすることになりますが、お金に困っていた光にとっては、絶好のチャンスですよね!
芳子の婚約者の“靖親”は、光も見惚れてしまうほどのイケメン!でも、靖親から「火事にあったカフェは、放火かもしれない」と言われてしまい、光が絶望する気持ちに共感しっぱなしです。
2話|形だけの結婚生活
靖親と一緒に暮らすことになった光ですが、「芳子は記憶喪失になっている」という設定なのに、あれこれやってしまい焦る姿が、とにかく可愛い!
庶民暮らしだった光なので、掃除や料理もお手の物で、ボタンをあっという間に縫い付ける姿に見惚れる靖親と、なにやらいい雰囲気です。
「形だけの結婚」ですが、少しずつ光のことが気になっている靖親の心境の変化にも注目していきたいです。
ある日突然、靖親の両親に呼ばれる光ですが、一体なにをいわれてしまうのでしょうか…。
3話|靖親を狙う女たち
靖親の父の妾の“律”は、父の愛人にも関わらず、靖親にすり寄る姿がめちゃくちゃ気持ち悪い!靖親の母の目の前でも、まるで我が物顔で居座るので、イラっとしてしまいます…。
靖親は、律のことを警戒しているので、「自分たちの家には誰も入れないでほしい」と言っているのに、なにがなんでも入ろうとするのは、泥棒と一緒ですよね。
戸惑っている光のことを、さりげなく助ける靖親は、本物の夫のように感じます。でも、靖親を狙う女は、律だけではなかったのです…。
『身代わりロマンチカ』最終回結末を考察!
女たちにギャフンといわせる
靖親の妻が、芳子(光)ということに納得いかない女たちに、これから光は狙われていくと思います。
でも、料理や掃除も完璧で、靖親の癒しとなっている光は、こんな女たちにギャフンと言わせることになりそう!
実家の力にすがりつく女よりも、家庭的な光の方が、何倍も魅力的ですよね。
靖親と光は本物の夫婦になる
今は、芳子の身代わりになっている光ですが、いつかは本当のことをいう時がきます。
そんな時も、光に惹かれている靖親なら、身分差を乗り越えて溺愛してくれそう!
家柄だけを見られてきた靖親だからこそ、心の底から靖親を想う光のことを、手離すことはできないと思います。
まとめ
実家が営むカフェが火事になってしまい、父の治療費と建て替え代に頭を抱える光。
そんな光に、「娘の身代わりとして、婚約者のフリをしてほしい」と、人生を変えてしまう出会いが訪れます。
形だけの結婚をすることになりますが、そこでは波乱万丈な生活が…。
光がこれからどんな結婚生活を送ることになるのか、これから先の展開が楽しみです!