『忌み子の嫁入り』ネタバレありの感想!最終回結末はどうなる?

『忌み子の嫁入り』は、龍神様を信仰する村の巫女の家系に生まれながら、霊力を持たず疎まれていた主人公・雨衣花が、龍神に見初められ幸せになる物語です。

幼い頃に母を亡くして以来、地獄のような生活を送っていた雨衣花。

双子の妹・陽菜乃は姫巫女として活躍していますが、何の力もない上に妖を引き寄せてしまう雨衣花は“忌み子”と呼ばれ酷い仕打ちを受けていました。

モモジロウ
龍神は雨衣花を“特別な存在”だと言いますが、どんな力を秘めているのでしょうか?
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漫画『忌み子の嫁入り』のあらすじ

あらすじ

強力な力を持つ“龍神様”を信仰している村で暮らす雨衣花(ういか)は、巫女の家系に生まれながら霊力を持たず冷遇されていました。

対して双子の妹・陽菜乃は強い霊力を持ち、姫巫女として村人から慕われています。

巫女としての力を持たない雨衣花は使用人のような扱いを受けていますが、生まれつき妖を呼び寄せてしまう“妖憑き”の体質のため買い物一つ上手くいきません。

さらに雨衣花は、次期大姫巫女として活躍していた母を死なせた責任まで押し付けられていました。

妖憑きのせいで“忌み子”と嫌われ地獄のような生活を送る中、村に大災害が起こり、雨衣花は生贄として龍神に差し出される事になって…。

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『忌み子の嫁入り』第1話~第5話のネタバレ感想と見どころ

忌み子の嫁入り感想

第1話|龍神の花嫁

第1話(001~003)の感想

このお話の主人公は、龍神様を信仰する右京瀬村の巫女の家系に生まれた望月雨衣花

強い霊力を持つ双子の妹・陽菜乃は姫巫女として村人から慕われていましたが、霊力を持たない上に妖を呼び寄せてしまう雨衣花は“忌み子”として嫌われていました。

さらに幼い頃、陽菜乃が禁忌を侵したせいで母を亡くしたのに、その責任まで押し付けられる雨衣花があまりにも可哀想ですね…。

ある日、右京瀬村が大雨で壊滅の危機に陥り、大姫巫女である祖母は龍神様に生贄を捧げる事を決定。

古より続く儀式に沿って生贄に選ばれたのは陽菜乃なのに、価値がないからと雨衣花を身代わりにする村人たちの非道さにもうんざりしました。

祖母によって呼び出された龍神は美青年の姿をしていましたが、雨衣花はどうなってしまうのでしょうか?

第1話の見どころ

モモジロウ
第1話の見どころは、地獄のような生活を送る雨衣花。

妖が見えるせいで“忌み子”として嫌われている雨衣花ですが、母を亡くしてからはより風当たりが強くなったようですね。

母を亡くしたのも陽菜乃の責任なのに、全ての責任を押し付けられる雨衣花があまりにも可哀想になりました。

今は霊力がないせいで疎まれている雨衣花ですが、何らかの秘密を抱えていそうで楽しみです!

第2話|初めての居場所

第2話(004~005)の感想

村人たちの前に姿を現した龍神は望み通り大雨を晴らすと、雨衣花を花嫁として娶ると発言します。

プライドを傷つけられた陽菜乃は自分が花嫁になり替わろうと企みますが、龍神に冷たく突き放されスッキリ。

龍神は雨衣花を“特別な存在”だと話していますし、きっと本人も知らない力を秘めているのでしょうね!

雨衣花は龍神が暮らす山奥の社へと連れて行かれますが、狛犬のような従者・阿形吽形が可愛すぎます。

龍神や従者たちは雨衣花を温かく迎え入れてくれ、幸せになれそうな展開に嬉しくなりました!

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第2話の見どころ

モモジロウ
第2話の見どころは、ありのままの雨衣花を受け入れる龍神。

村では忌み子として冷遇されていた雨衣花ですが、龍神はそんな彼女を一人の人間として尊重し手厚くもてなしてくれます。

過去に囚われず“自由に過ごせ”と言ってくれる龍神の優しさに涙…。

辛い生活を送っていた雨衣花が初めて居場所を見つける展開に、読者としても嬉しくなりました!

第3話|失いたくない

第3話(006~007)の感想

“自由に過ごせ”と言われたものの、村でこき使われていた雨衣花はついつい働いてしまいます。

龍神もやや呆れ気味ですが、家事が好きという雨衣花を尊重してくれる優しさが嬉しいですね!

従者たちとの関係も良好で、二人+二匹のほのぼのとした生活に和みました♪

龍神が長い間人との関りを絶ち暮らしていたと知った雨衣花は、彼のために役に立ちたいと思うように。

人間の食事はしない龍神が雨衣花の握ったおにぎりを美味しそうに頬張る姿がとても穏やかで、読んでいるこちらまで幸せな気持ちになりました!

しかしその夜、従者たちが“人間と龍神が共に暮らす事”を反対していると知ってしまった雨衣花。

どうしても居場所を失いたくない雨衣花は暴走してしまいますが、龍神はどう思うのでしょうか。

第3話の見どころ

モモジロウ
第3話の見どころは、雨衣花と龍神の穏やかな暮らし。

ありのままの雨衣花を受け入れ、彼女の作った料理に舌鼓を打つ龍神。

まるで新婚夫婦のように穏やかな時が流れており、読者としても嬉しくなりました!

龍神には辛い目に遭った過去があるようですが、それには人間が関わっている様子。

とはいえ雨衣花は龍神を傷付けたわけではありませんし、新しい一歩を踏み出して欲しいと思います!

第4話|二人の過去

第4話(008~009)の感想

雨衣花と龍神が過去に出会っていた事が判明。

霊力を持たないせいで妖を呼び寄せてしまうと思い込んでいた雨衣花ですが、実は霊力が強すぎて狙われていただけだと分かります。

雨衣花の霊力の高さに気付いた龍神は、彼女を守るために妖よけのまじないを施しており、その事が原因で霊力がないと思われていたようですね。

この封印の儀式はおでこに口づけするというもので、真っ赤になるピュアな雨衣花が可愛すぎました♪

おでこの口づけに赤面しながら、過去を思い出した雨衣花。

龍神が雨衣花を“特別な存在”という理由も分かり、運命的な再会に心躍りました!

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第4話の見どころ

モモジロウ
第4話の見どころは、雨衣花と龍神の出会い。

実は幼い頃、瀕死の傷を負った龍神を助けていた雨衣花。

龍神は一目で雨衣花を“あの時の娘”だと気付いていたようですし、この再会も運命だと感じます。

自分の事を無価値な人間だと思い込んでいた雨衣花が、龍神のおかげで自信を取り戻す展開に嬉しくなりました♪

第5話|花嫁の役割

第5話(010~011)の感想

陽菜乃が雨衣花に憎しみを募らせる中、龍神との穏やかな生活は継続中。

しかし普通に生活させてもらっているだけでは申し訳ないと感じた雨衣花は、花嫁としての役目を果たしたいと考えます。

“花嫁の務め”と聞くと夜の営みを想像してしまいますが、神の花嫁の場合は全く別物で一安心。

こんな時でも右京瀬村を案じる雨衣花の優しさに驚く中、龍神は本来儀式で選ばれた花嫁は“泉の浄化”の役割を持っている事を打ち明けます。

儀式で選ばれた本来の花嫁は陽菜乃ですし、雨衣花に泉の浄化はできません。

責任を感じた雨衣花は真実を明かそうとしましたが、龍神が既に知っていた事に驚き。

雨衣花は一番重要な役割として“神力の調整”を任されますが、果たして上手く務める事ができるのでしょうか?

第5話の見どころ

モモジロウ
第5話の見どころは、花嫁として役に立ちたいと思い始めた雨衣花。

本来の役目である“泉の浄化”は雨衣花にはできませんが、最も重要な役目を任される展開に心躍ります。

物語の終盤では、雨衣花が龍神の仕事に付き添う展開にドキドキ…。

おめかしして出かける二人の姿はまるでデートのようで、幸せそうな雨衣花の姿に和むシーンとなっています♪

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【考察】『忌み子の嫁入り』の最終回結末はどうなる?

雨衣花の力が解放される

霊力を持たないせいで疎まれていた雨衣花ですが、実は龍神が封印していたと判明。

母も亡くなる前に雨衣花の力に触れていましたし、いずれ危機が迫った時に本来の力が解放されると予想しています。

あれだけ酷い扱いを受けてもなお、村を案じている雨衣花。

いつか村が災害に見舞われた時、本来の力で村を救うのではないでしょうか。

雨衣花と龍神が結ばれる

過去に人間と関わった事で深く傷ついた龍神。

今から何年前の出来事なのかは分かっていませんが、当時龍神と関わった女性の生まれ変わりが雨衣花ではないかと考えています。

当時二人は結ばれなかったものの、時を超えて結ばれる展開となる事を期待したいです!

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まとめ

『忌み子の嫁入り』について紹介しました。

霊力を持たない上に妖憑きのせいで”忌み子“と呼ばれ嫌われていた雨衣花。

しかし、双子の妹・陽菜乃の身代わりとして龍神の生贄になってから、雨衣花の運命が一変します。

雨衣花が類まれな力を持つ娘だと気付いた龍神は、彼女を大切にし重要な役割を与えてくれました。

モモジロウ
雨衣花と龍神が紡ぐ純愛物語をお楽しみください♪
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