母の愛情を奪った脚の不自由な妹・日香里に憎しみを募らせていった和弘。
当時小学5年生だった日香里に暴言を吐かれ怒りが爆発した和弘は、ついに妹に手を掛けてしまい…。
クズだと分かっていましたが、まさか妹を殺していたとは驚きです!
麻冬はこの過去を知りながら、和弘の全てを受け入れていたのでしょうか?
『妻のはらわた~復讐が二人を別つまで~』21話のあらすじと感想
21話のあらすじ
和弘との結婚前、偶然出会った義母にかつて久宝家の実家だった空き家に連れていかれた事があると明かした麻冬。
室内は日香里が亡くなった当時のままになっており、床には彼女が流した血の跡が広がっていました。
さらに義母は、何度床を張り替えてもいつの間にか血が広がっていると告白。
義母はこの染みは日香里からの復讐心の現れだと悟っており、死ぬ事で楽にならず生き地獄を見る事が復讐される側の定めだと呟きます。
麻冬が和弘と婚約したと聞いた義母はこの話をしながらも、ここで負の連鎖を断ち切って欲しいと懇願。
あの頃は和弘の事を疑ってもいなかった麻冬ですが、今となっては当時の状況に違和感を覚えたと言います。
麻冬から日香里殺しの疑いを突きつけられた和弘は、思わぬ行動に出て…。
21話の感想
義母は全てを悟りながら何もできず、後悔の念に苛まれているようですね…。
和弘の父はエリート警察官のようですし、世間体のために事実を隠蔽したのでしょう。
不自然に“事故”だと念押しするあたり“事故ではない”と言っているようなものだと感じます。
この時に父親がしっかりと事実を受け入れ和弘に罰を与えていれば、負の連鎖が経ち切れたのかと思うと残念でなりません。
ラストでは、日香里殺しを認めた和弘がとんでもない行動に!!
『妻のはらわた~復讐が二人を別つまで~』22話のあらすじと感想
22話のあらすじ
日香里殺しを認めると、背後から包丁で麻冬を突き刺した和弘。
麻冬と自分は似た者同士だと言いながら、わざわざ凶器を差し出す愚かさを嘲笑います。
そして麻冬が自分を犠牲にして牢屋送りにしようとしていた事を指摘すると、全て無意味だと発言。
証拠を消すために麻冬を崖から突き落とすつもりだと明かした和弘は、何をしても父が全て抹消してくれると微笑みました。
麻冬のスマホを破壊すると、彼女をボストンバッグに詰め運び出そうとした和弘。
寝室に違和感を覚えた和弘は思い切りドアを開けますが、そのまま立ち去ります。
実は寝室のベッドの下には渉が潜んでおり、間一髪で隠れる事に成功。
睡眠薬を盛られ意識が朦朧としながらも寝室から抜け出した渉は、麻冬に何かが起こったと悟り武田に連絡して…。
22話の感想
包丁を渡した時点で嫌な予感がしていましたが、やはり麻冬が刺されてしまいましたね…。
こんなクズに包丁を渡した麻冬の愚かさが招いた事ですが、躊躇なく妻を指す和弘にドン引きです。
しかも麻冬を殺しても父親が揉み消してくれると信じており、親子揃ってクズだと発覚。
きっとこれまでの悪事も父親が抹消してきたのでしょうけど、今回ばかりは渉が解決してくれると信じています!
続きはを『妻のはらわた~復讐が二人を別つまで~』23話~24話の感想ご覧ください♪
『妻のはらわた~復讐が二人を別つまで~』は、優しい夫の本性に気付いた主人公・麻冬が、大切な“あの子”を蔑ろにした夫へ復讐を企てる物語です。麻冬もなかなか狂っていますが、夫の和弘は女性をモノ同然に扱うクズ男。傷付いた妻を労う事もなく、[…]