和田依子先生の『サバサバ嫁とモテ系姑』は、嫁と姑の対立を描いた作品です。
しかし通常の姑漫画とは違い、モテ系を意識する姑とサバサバした嫁が織りなすコントのようなやり取りが見どころ。
ストーリーには痛快さがあり、家族間の嫌味を笑いに変えたユニークな作品です。
嫁姑もののジャンルに新たな風を吹き込んだ本作について、ネタバレ感想をお届けします！
『サバサバ嫁とモテ系姑』あらすじと登場人物
作品情報
| 作者 | 和田依子 |
| ジャンル | 女性漫画 |
| 出版社 | DPNブックス |
| レーベル | コミックなにとぞ |
あらすじ
美麗（みれい）は、サバサバとした性格で、仕事もプライベートも自立している女性。ある日、彼女は後輩の晴翔（はると）からプロポーズを受け、結婚を決意します。
しかし、彼の母親であるキュートなファッションに身を包む姑と出会ったことで、穏やかではない生活が始まりました。
結婚後、姑との同居生活が始まり、美麗は次々と姑からの嫌味を受けながらも、サバサバした性格で返り討ちにしていきます。
二人の間には激しいバトルが繰り広げられ、物語が展開していきます！
登場人物
- 美麗（みれい）
本作の主人公。サバサバした性格で、仕事もプライベートも自立している。
夫の母親との関係に苦しみながらも、芯の強さで立ち向かう女性。 - 晴翔（はると）
美麗の夫で、毒舌天使と呼ばれるキャラクター。
天然な性格で、母親に対しても容赦なく毒舌を放つが、美麗を愛しサポートする。 - 姑
晴翔の母親で、若作りを意識したファッションとメイクが特徴。
美麗に対して嫌味を連発するが、自尊心を保ちつつ息子との関係を維持しようとする。
『サバサバ嫁とモテ系姑』１巻～３巻までのネタバレ感想
1巻｜美麗と晴翔、姑との出会い
第1巻では、サバサバした性格の美麗（みれい）が後輩の晴翔（はると）からプロポーズを受けるシーンや、彼の母親である姑との出会いが描かれます。
美麗は自立心が強く、しっかり者ですが、初めての対面で晴翔の母親からの嫌味攻撃に直面。姑は年齢に見合わない派手なファッションと若者風メイクで登場し、美麗に対して厳しい批評を繰り返します。
しかし、美麗は負けず、姑に対して同じくらいの毒舌で応戦。二人の間には早くも火花が散り、波乱の同居生活が始まります。
正直姑は自分のことをまだ「可愛い」「若い」と思っている点はとてもイタイなーと思いました。
2巻｜同居生活のバトルが本格化
第2巻では、同居を始めた美麗と姑のバトルが本格化。料理の味付けから家事のやり方まで、姑はことごとく美麗にダメ出しを続けます。
ですが、美麗も一歩も引かず、言い返す姿勢を貫きます。姑の嫌味はエスカレートする一方ですが、美麗は姑の自尊心を巧妙に傷つける毒舌を駆使し、対等な立場を保ちます。
また、晴翔は天然な性格で、母親に対しても無意識に毒舌を放つことで、姑のプライドにさらなるダメージを与え、美麗との連携が徐々に強まっていきます。
3巻｜家族の絆と新たな火種
第3巻では、美麗と姑の関係がさらに激化。姑が美麗のファッションやライフスタイルにも干渉し始め、家族の間に新たな火種が生まれます。
しかし、美麗は姑の攻撃に屈せず、時折見せる優しさで姑を驚かせました。一方で、晴翔は母親への毒舌を継続しつつも、家族としての絆を大切にする一面を見せ始めます。
最終的に、互いに少しだけ理解し合う兆しが見え始めますが、それでもバトルは続き、次巻への期待が高まります。
【注目】『サバサバ嫁とモテ系姑』の見どころ
見どころ①：嫁と姑のユニークな関係性
本作の最大の見どころは、嫁と姑のユニークな関係性です。通常の嫁姑ものとは異なり、美麗と姑は互いに譲らず、時に痛快で、時に感動的なやり取りを見せます。
このバランスが絶妙で、見ていて本当に飽きません！またどちらも毒舌ながら、嫁である美玲が姑の一枚上を行く展開には目が離せません！
見どころ②：笑いと毒舌が織りなす物語
もう一つの見どころは、物語全体に漂うユーモアと毒舌の絶妙なバランスです。
美麗のサバサバした性格が笑いを誘い、姑の嫌味との対立が笑いを加速させます。
また、晴翔の天然な毒舌が物語にスパイスを加え、爽快感抜群な物語になっています！
まとめ
『サバサバ嫁とモテ系姑』は、嫁姑ものの中でも普通の作品とは違った異色の作品です。
ユニークなキャラクター設定と痛快なバトルが繰り広げられるこの作品は、私たち読者に笑いだけでなく感動も届けてくれる魅力的なストーリーです。
本当に面白くておすすめなので、気になる人はぜひチェックしてみてください！