『赤居くんは甘やかして囲いたい』ネタバレ感想｜ヒモ男の重すぎる愛

『赤居くんは甘やかして囲いたい』は、恋人でもない二人が一緒に暮らし始めて10年。仲良く生活していましたが、あることがキッカケで二人の関係が変わってしまう物語です。

二人の関係が大きく変わってしまうキッカケとはなにか、売れない画家の秘めた重すぎる愛とは、恋人でもない二人の関係から目が離せません！

漫画『赤居くんは甘やかして囲いたい～ヒモがピカソになったので～』の作品情報

漫画家“紀田ボナーラ先生”は、「ライバル婚」など対照的なカップルストーリーを得意としています。今回の作品も、恋人でもない売れない画家を１０年間も養っている主人公の物語。“あるキッカケ”から二人の関係が大きく変わっていきます！

【あらすじ】『赤居くんは甘やかして囲いたい』はどんな物語？

恋人でもない画家の“檸遠”と同棲しはじめて、１０年目を迎える“岬”。貧乏画家をしている檸遠が、家計を助けることはできず、すべて岬が支えています。そんな岬を知る友人たちは、檸遠のことを「ヒモ男」と呼んでしまうほど。

そんな生活に、岬は愚痴一つこぼさず、檸遠が絵に没頭できるようにサポートし、毎日檸遠から甘やかされるのが唯一の楽しみになっています。

しかし、檸遠が大きなコンクールで賞を受賞したことで状況は一変。檸遠本人から受賞の報告を聞けなかった岬は、「檸遠が家を出て行ってしまうのでは…」と大きな不安に襲われます。

【レビュー】『赤居くんは甘やかして囲いたい』の各話ネタバレ感想

1話～2話の感想｜恋人じゃないけど…

“岬”と”檸遠“は、同棲１０年目をむかえますが、付き合っていません。売れない画家の檸遠は、絵を描きながら家事全般をひきうけ、スマホショップ店員として働く岬が、家計を支えているので、檸遠はヒモに近い存在ですよね。

檸遠の岬を見つめる視線は、「本当に恋心がないのか？」と疑ってしまいたくなるほどの甘いもの。仕事で疲れて帰ってきた岬に、プリンを食べさせてあげる姿は、彼氏そのものです。

しかし、檸遠の絵が世界で認められたことをキッカケに、「家を出ていくのは…」と不安にかられる岬。でも、恋人でもないのに、引き留めることなんてできないですよね。

3話～4話の感想｜まさかの激重愛

檸遠が出ていくことに不安を感じていた岬ですが、檸遠にいきなり押し倒され「俺から離れられると思っているの？」と…まさかの展開！

岬だけの一方的な想いかと思えば、岬の上をいくほどの重すぎる愛がありました。

想いを伝えることもせず、触れたい気持ちも抑えて、画家として成功するまで、自分の気持ちを押し殺していたのかと思うと、檸遠のストイックさに驚きですよね。

でも、檸遠の気持ちはまだ岬には伝わっておらず、新たな不安に襲われてしまうのです。

5話～6話の感想｜すれ違ってしまう二人

部屋の中に檸遠と二人きりでいたのは、“エマ”という女。「檸遠の絵を世界へ売り出す手伝いをしている」と言いますが、どうみても檸遠本人を狙っているとしか思えません。

檸遠にそんな気持ちがないことはわかっていますが、美人なエマが檸遠の隣に並ぶと、美男美女なんですよね。

檸遠本人は、岬が不安になっていることに気づいておらず、「少しずつ想いを伝えていけばいい」とのんびりしており、すれ違う二人にヤキモキしてしまいます。

【結末予想】『赤居くんは甘やかして囲いたい』の最終回の考察！

最終回考察①：二人は恋人同士になる

檸遠と岬は、遠回りしながらも最終的には恋人になると思います！画家として成功していなかった檸遠は、それを引け目に感じ、自分の気持ちを伝えることを躊躇していそうですよね。

でも、世界的に認められたことで、ようやく長年の想いを伝えることができそうです！二人が両想いになったらどんな生活になるのか、ラブラブな姿もぜひ見届けたいと思います。

最終回考察②：檸遠は世界的な画家になる

全く売れていなかった檸遠ですが、コンクールで賞を受賞したことをキッカケに、画家として売れまくると思います。

世界中を飛び回る生活がはじまると思いますが、どんなに忙しくても、岬との部屋へ帰ってきそうです。

イケメンな上に、有名画家になってしまった檸遠が、どんな風に岬を溺愛していくのか見逃せません！

まとめ

イケメンなのに売れない画家の檸遠は、傍から見ると完全にヒモ男。でもイケメンだから許されますね。

両想いなのに、お互い自分の感情を言葉にしないので、かなり焦れったい展開が続きます。

檸遠が画家として成功したあと、二人の仲は急接近するのか、はたまたすれ違っていくのか、まだまだ波乱が巻き起こりそうなストーリーにくぎ付けです！