『愛人転生』全話あらすじとネタバレ感想｜最終回・結末はどうなる？

漫画『愛人転生 —サレ妻は死んだ後に復讐する—』は、夫に裏切られた妻が愛人に転生してしまい、夫に復讐していく作品です。

真山千里は社長の息子である夫・悠太や彼の両親から無能扱いされ、我慢の日々を送っていました。そんな中、悠太が浮気をしているところに遭遇します。

さらに悠太は悪びれることもなく、千里のことを邪魔者のような態度を取ってきました。千里は浮気相手の女性を悠太から引き離そうとするのですが、そのときトラックが…！

モモジロウ

本記事でそんな『愛人転生』のあらすじや感想をネタバレ解説していきます！

漫画『愛人転生—サレ妻は死んだ後に復讐する—』はどんな作品？

「愛人転生」は夫の悠太や彼の両親から家政婦のように扱われていた千里が、悠太の愛人・瑠奈と共に事故にあい、瑠奈に転生してしまう作品です。

瑠奈に転生したことで悠太からは愛情を注がれますが、千里は自分と接するときとあからさまに違う態度に憎悪が沸き上がります。これまで自分が受けてきた仕打ちを胸に、千里は瑠奈の身体で復讐していくことを決めました。

モモジロウ

愛人に転生してしまった千里が夫の悠太とその両親への復讐を考え、実行していきます！

真山千里は大手企業の跡取り息子・悠太と結婚。しかし、実際は悠太や彼の両親から家政婦のような扱いを受け、我慢の日々を10年も送っていました。いつか結婚前のように優しい悠太に戻ることを祈っていた千里ですが、悠太が見知らぬ女性と歩いているところを目撃してしまいます。

愛人とのやり取りを見た千里は、悠太と愛人への怒りがこみ上げてきます。そして、愛人に飛び掛かろうとするとトラックが2人めがけてぶつかってきました。

千里は気がつくと病室で眠っていました。しかも愛人の瑠奈の姿になっています。どうやら千里本人は死んでしまい、瑠奈に転生してしまったようです。悠太は瑠奈だと思って接し、千里を罵倒しながら瑠奈に愛の言葉をささやきます。千里は完全に悠太を見限り、瑠奈の身体で復讐することを決意しました。

そして、千里は瑠奈の情報を整理し、悠太の会社と取引している商社マン・佐藤に接触することにします。千里の復讐の始まりです。

瑠奈の容姿によって佐藤の気を引くことに成功した千里は、悠太との生活の合間に佐藤と親密な関係になっていきます。そして千里は佐藤と裕太の関係を壊そうと考えました。

中身は千里ですが外見は瑠奈なので、佐藤も悠太もどんどん虜にしていきます。気を見計らった千里は、ついに行動に移すことにしました。佐藤を勘違いさせ、悠太の会社との取引をなかったことにしようとします。

千里の策略は成功し、悠太は大事なプロジェクトから外されることになりました。しかし、首や左遷といったペナルティはありません。現社長である悠太の父親は、悠太に対してかなり甘いようです。

これには千里も予想外だったようで復讐が成功したとはいえず、困惑します。そこで千里は悠太に無理難題を押し付け、彼を陥れようとしました。

悠太は千里からの無理難題をどうにかして叶えようと考えます。そこで危ない橋を渡り、何とか千里の条件をクリアすることに成功します。しかし不祥事がバレてしまい、悠太はさらに苦しい立場になってしまいました。ここまでは計画通りの千里。

もっとも、悠太は千里が思っていたよりもペナルティがなかったので納得できません。千里は悠太よりも悠太の父親をどうにかしなければと考えるようになります。

千里は悠太や悠太の両親に復讐することができると思います。千里は頭もよく、瑠奈の身体をうまくコントロールしているようです。さらに彼女は1度死んでいるので怖いものもありません。

復讐のためなら何だってできる、という怖さを感じます。スカッとしてくれる場面を期待したいです。

千里は大学の同級生・井上のことを気にしているようです。そして、井上も瑠奈（中身は千里）から千里を感じ取っているように思えます。2

人はお似合いのようなので、復讐の後は付き合ったり結婚したりするのではないでしょうか？2人の今後の絡みにも注目ですね。

転生して復讐する作品は多数ありますが、愛人に転生して復讐する作品は珍しいと思いました。

憎き身体で復讐していく千里は恐ろしく、同時に復讐が成功してほしいと感じます。10年という長い期間を我慢してきたので、憎悪も相当なものでしょう。大企業が相手なので難しそうですが、復讐が成功するか気になります。

また、復讐も成功してほしいですが、千里は我慢してきた分幸せになってほしいとも思います。復讐だけでなく、自分の幸せや新たなパートナーも見つけることができるのでしょうか？

今後の展開次第では復讐以外の部分も進展があると思うので、千里の幸せについても目が離せませんね。