『後宮メイドの災難』あらすじ・見どころ｜作品の魅力をネタバレ解説

『後宮メイドの災難』は、何者かに濡れ衣を着せられてしまった後宮メイド・アリスが、前世の記憶を駆使し、自ら無実を証明していく謎解きミステリーです。

漫画『後宮メイドの災難～人使いの荒い宮廷書記官と推理する～』の作品情報

大野ちた先生による『後宮メイドの災難』は、転生×ミステリーの要素が絶妙に組み合わさった作品で、ミステリー好きにはたまらない一冊です。また、永井青先生の素晴らしいイラストのおかげで、作中での緊迫感がこちらにまで伝わってきます！！

【ネタバレなし】『後宮メイドの災難』の１話～３話までのあらすじ

１話｜濡れ衣を着せられて…

後宮メイドのアリスは、オドオドした性格で少し頼りなさそうな女の子。そんな彼女の主である第二夫人・フェリシアは、アリスに絶大な信頼を寄せていました。

この日も、いつものようにメイドの仕事に勤しんでいたアリス。フェリシアのために本を持ってきてくれたエドワードにお茶を入れようとしたアリスですが、手が震えてお茶をこぼしてしまいます。

急いでポケットからハンカチを取り出そうとした次の瞬間、ハンカチと一緒に身に覚えのない宝石が。それを見たエドワードから「これはキミが盗んだものなのか…？」と、問い詰められて…。

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２話｜前世の記憶

正妃・グエンドリンの宝石を盗んだとし、窃盗の罪で拘束されてしまったアリス。刑が実行されるまでの間、牢屋で過ごすことになったアリスは、絶望するほかありませんでした。

もうダメかと諦めかけたその時、ふと前世（刑事・有栖川希梨だった頃）の記憶が蘇ります。前世では敏腕刑事だったアリスは、今置かれている状況を冷静に整理してきます。

そして勝ち筋を見い出したアリスは、場を取り仕切っている宰相に「無実の証言をさせてほしい」と願い出て…。

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３話｜真相解明

宰相・ゴールトン侯爵から弁明の許可をもらったアリスは、３人のメイドを呼び出し、アリバイを聞き出すことになりました。そして一人のメイドの証言から、洗濯メイドのドーラがアリスのエプロンを不必要に触っていたことが発覚して…。

果たして犯人はドーラなのか…。そして、アリスは無実の罪を晴らし、処刑を免れることができるのか…！？

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【見どころ】『後宮メイドの災難』のココが面白い！

転生前の記憶と現実の交錯

主人公の後宮メイド、アリス・チェルシーは、宝石を盗んだ濡れ衣を着せられてしまいます。身に覚えのない罪に困惑しながらも、かつて女刑事だった頃の前世の記憶を活かして、真相を解明しようとする展開が魅力です。

推理と謎解きの展開

何者かに濡れ衣を着せられたアリスは、自ら無実を証明するため、真犯人を見つけ出そうと試みます。読者はアリスと一緒に謎を解き明かす過程に引き込まれることでしょう。

後宮とメイドの舞台設定

ドラコニア王国の王城を舞台に、後宮メイドとして働くアリスの日常や宮廷の人々との関係が描かれています。宮廷の陰謀や人間模様も物語を盛り上げてくれています。

【まとめ】『後宮メイドの災難』を読んだ感想

今回は『後宮メイドの災難』のあらすじや見どころを紹介してきました！

刑事だった前世の記憶を駆使して、真犯人を追及していく様が実に面白かったです。

もしも前世の記憶がなかったらアリスは今ごろ…。そう考えるとゾッとしますね。

また第３話では、アリスの無実が徐々に晴れていくのですが、その過程がミステリー好きの私にはたまりませんでした。

それに最後の最後までアリスを信じてくれていたフェリシア様は、本当に素敵な女性でしたね！！