今回紹介する『略奪婚』は、国のために利用され全てに絶望した主人公が、異国の王と出会い恋に落ちる物語です。
- 身分差恋愛が大好き
- 体格の良い男性に萌える
- 不遇な主人公が幸せになる姿が見たい
漫画『略奪婚』はどんな作品?
作品情報 | |
作者 | SAHA、Hera、JAEDAMMEDIA |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | 主婦の友社 |
レーベル | SZ Media |
- 2024年4月19日に配信開始された韓国発の恋愛ファンタジー
- 原作は韓国の人気ロマンス小説で、2021年9月に単行本7巻にて完結済
- 最新話は“めちゃコミック”にて毎週金曜日に更新
『略奪婚』は原作をSAHA先生、脚色・作画をHera先生が手掛けた韓国の人気ロマンス小説を元にした恋愛漫画です。
SAHA先生は大人気漫画「末っ子皇女殿下」の原作者としても有名な方なので、期待が膨らみますね!
国のために人生を台無しにされた主人公が、王室への最後の復讐を計画した事から始まる物語。
年の離れた辺境伯との婚姻を決められた主人公・レアは純潔を失うために男娼に抱かれますが、この事で運命が一変する事になります。
30秒で分かる!『略奪婚』のストーリー
エスティア王国の王女として生まれたレアは、功績を収めたオーベルド辺境伯との婚姻を決められてしまします。
年の離れた辺境伯との婚姻に絶望したレアは王室への復讐を決意し、決して消える事のない屈辱の後を残そうと計画。
隣国の娼館へと向かったレアは、そこで蛮族と呼ばれるクルカンの青年と出会い一夜を共にします。
計画通りに純潔を失った彼女は、思わず青年に本音を打ち明けてしまい…。
【ネタバレなし】『略奪婚』1話~6話でのあらすじをちょい見せ!
1話~3話までのあらすじ
このお話の主人公は、エスティア王国の王女として生まれたレア。
幼い頃から国のために利用されてきたレアは、二回りも歳の離れたオーベルド辺境伯との婚姻を決められ絶望します。
拒否権のないレアは婚姻後に命を絶つ覚悟を決めながら、王室に決して消えない屈辱の後を残そうと企んでいました。
王室への復讐として婚姻前に傷物になろうと、レアは隣国の娼館を訪れ蛮族・クルカンの青年と関係を結ぶ事に。
初めての経験に戸惑うレアを、青年は優しくリードしていき…。
4話~6話までのあらすじ
クルカンの青年と激しい一夜を過ごし、計画通り純潔を失ったレア。
エスティアでは花嫁の純潔が重視されており、レアは自分の価値を地に堕とす事に成功します。
青年から純潔を捧げた理由を聞かれたレアは、思わず“死にたい”という願望を吐露。
その後は再度会う約束をし青年と別れたレアですが、二度目はないと考えていました。
翌日、無能な兄・ブリアンに代わり公務を行っていたレアは、クルカンの王がエスティアに向かっている事を知り…。
注目!『略奪婚』の見どころ
レアの復讐
エスティア王国のために身を捧げ、自由を奪われてきたレア。
国のために貢献してきたのに、最後にはまるで商品のように売られてしまうレアがあまりにも可哀想になりました!
純潔を失う事で商品価値を落とすというのが、レアにできる精一杯の復讐なのかと思うと胸が詰まりますね。
レアのこの復讐がどんな結果をもたらすのか気になります!
レアとクルカンの青年の熱い一夜
王室への復讐として、名も知らぬ男娼に純潔を捧げたレア。
お相手の男娼は蛮族と呼ばれるクルカンの青年でしたが、鍛え上げられた肉体が美しく見入ってしまいました!
また、レアが処女だと知り優しく抱いていく様子にそそられますね。
最初は戸惑っていたレアが、気持ちよさそうに乱れる姿も最高でした!
この作品には通常版と“完全版”があり、営みの内容が全くの別物。
『略奪婚』の登場人物
- レア・ド・エスティア
- クルカンの男娼
- ブリアン・ド・エスティア
- レアの継母
- オーベルド辺境伯
レア・ド・エスティア
エスティア王国の王女。
国のために人生を捧げてきましたが、二回り年の離れた辺境伯との婚姻を決められ絶望。
王室への復讐として、婚姻前に純潔を捨て、自らの価値を堕とした上で命を絶とうと考えます。
処女を捧げたクルカンの青年を忘れられずにいる様子。
クルカンの男娼
レアの純潔を奪った青年。
褐色の肌と鍛え上げられた肉体が魅力的な男娼で、レアが処女だと知り大切に抱いていきます。
クルカンにあるはずのタトゥーがなく、謎に包まれた存在。
プロローグでは、この青年がレアをさらうところからお話が始まりますし、二人がどう関わっていくのか気になりますね!
ブリアン・ド・エスティア
レアの腹違いの弟。
横暴な性格で、レアを見下しています。
レアの継母
幼い頃からレアを厳しく教育してきた後妻。
実の息子であるブリアンを溺愛しており、レアの事はもののように扱っています。
オーベルド辺境伯
二回り以上離れたレアの婚姻相手。
クルカンを国境で防御する役割を担っており、財力と軍事力に物を言わせエスティア王国を支配しています。
手柄を立てた褒章として、若く美しいレアを花嫁に要求した非道な人物です。
『略奪婚』感想・レビュー
決死の復讐物語
国のために利用されてきた王女が、純潔を捨て王室への復讐を企てるという展開に引き込まれました!
いっそ逃げてしまえばいいのに…と思ってしまいますが、王女として簡単に民を見捨てる事はできないのでしょうね。
勝手に婚姻まで決められ、逃げる事もできないレアがあまりにも不憫で胸が痛みます。
結婚しても幸せな生活は望めないでしょうし、全てに絶望するレアの気持ちも分かりますね。
最後の抵抗として、純潔を捨てる決意をしたレアの運命が気になってしまいます!
青年の正体
レアが処女を捧げる相手として選んだのは、蛮族と名高いクルカンの青年。
鍛え上げられた肉体が素敵で見入ってしまいましたが、処女であるレアを優しく抱いていくなど、気遣いのできる青年なのでは…?
序盤では、この青年とレアの営みが最大の見どころとなっています。
“通常版”と“完全版”を比べてみるのも楽しみの一つではないでしょうか。
また、青年は一般的なクルカンとは異なりタトゥーも入っていないようですし、その正体が気になってしまいますね。
あくまでも個人的な予想ですが、この青年はクルカンの王ではと考えています。
プロローグでは、辺境伯の元へと向かうレアを攫った青年。
とんでもない出会いとなりましたが、二人がどのように関わっていくのか楽しみです!