『お父さん、私は何もしませんから』ネタバレあらすじ!最終回結末はどうなる?

今回紹介する『お父さん、私は何もしませんから』は、悲惨な人生を終え生前愛読していたファンタジー小説の中の人間と龍族の混血少女に転生したジェイナが、前世では諦めていた“ささやかな贅沢”を満喫するために父親でありラスボス悪党・ディアミッドの元を訪ね交流を深めていくお話です。

小説内のジェイナは17歳で悲惨な死を迎えるはずでしたが、なんだか小説の内容に変更が生じているようで…?

幸せを諦めたジェイナの運命が気になります!

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漫画『お父さん、私は何もしませんから』はどんな作品?

作品情報

漫画『お父さん、私は何もしませんから』は、韓国発の異世界ファンタジー漫画で「かりそめの公爵夫人」の“JinSaeha先生”原作の話題作!

原作小説の「아빠, 저는 아무것도 하지 않을게요」はカカオページやRIDIBOOKSで配信されており、全4巻で完結しています。

“真の愛で結ばれた相手の子だけを身籠る”と謳われる龍族の子でありながら、不貞の象徴である半人半龍として生まれたせいで行き場を失くした主人公が、実の父親であり小説の世界のラスボスとの交流を通し親子の絆を取り戻していくハートウォームファンタジー。

愛を知らずに育ったジェイナが、周りの人々の優しさに支えられ愛を知っていく展開に心温まります。

漫画版はまだ始まったばかりですが、ジェイナが愛されていく展開が待ち遠しいです!

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見どころ

この作品の見どころは、徐々にジェイナに興味を持ち始めるディアミッド!

行き場を失くしたジェイナが訪ねて来た際には一切興味を示さなかったディアミッドが、“ある出来事”をきっかけに娘に執着していく姿が面白いです!

小説の中では愛する人に裏切られたせいで一切の感情を遮断してしまった彼が、娘との交流を通して人間らしさを取り戻していく様子も注目ポイントの一つとなっています!

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『お父さん、私は何もしませんから』1話~10話までのネタバレあらすじ

1話~2話:父との対面

前世では虐待の末に父親から殺され、愛読していた小説の中に転生したジェイナ

人間と龍族の混血として生まれたジェイナは、どちらの種族からも歓迎されず龍族の村の片隅にある洞窟に放置されていました。

しかし10歳を迎えた頃、村を追われ実父のディアミッドが住む魔塔へ行くよう命じられた彼女は戸惑いながらも人間界へ。

小説内のディアミッドは愛する人に裏切られ心を失くした末、世界を絶望に陥れるラスボスと化す冷酷非道な人物。

17歳になったジェイナはディアミッドの目の前で無残に殺される運命ですが、せめて生きている間は“ささやかな贅沢”を満喫しようと決意します。

しかし、ジェイナに対面したディアミッドは実の娘に興味など持たず、甥のミカエルに全ての判断を委ねて…。

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3話~4話:ミカエルとの出会い

18歳のミカエルはジェイナの従兄にあたる天才的な才能を持つ魔法師で、後日ディアミッドの悪行に大きく貢献する人物。

幼い頃に両親を亡くした彼は、魔法と成果だけに執着する捻くれた性格になっていました。

ジェイナをからかおうとしたミカエルですが、彼女は脅しにも屈せず動揺すらしません。

憤ったミカエルはジェイナを連れ、魔塔の中を案内し始めました。

食堂に案内されたジェイナは、初めて食べるパンの美味しさに感動。

洞窟に居た頃は満足に食事をとる事も許されなかったジェイナにとって、パンはこの上ないご馳走でした。

その後、不穏な視線に気付き警戒するジェイナでしたが、視線の主は分からないまま。

急用ができたミカエルに図書館に連れて行かれた彼女は、ここでしばらく暇をつぶすよう命じられます。

しかし“幼い龍”は魔法師にとって恰好の実験材料で、用心するよう促されたジェイナ。

一人になったジェイナが本を読んでいると、謎の魔法師が近付いてきて…。

5話~6話:初めて味わう優しさ

モーベンと名乗った魔法師は言葉巧みにジェイナを連れ去ろうとしますが、身の危険を感じた彼女は注目を浴び乗り切ります。

その後、ミカエルの配慮により魔塔の別館に案内されたジェイナ。

ミカエルは憎まれ口を叩きながらもジェイナを優しく迎え入れ、使用人たちも気遣ってくれます。

龍族の村に居た頃には味わう事のなかった幸せに酔いしれながら、ジェイナは温かい布団で眠りに就くのでした。

しかし翌朝、ミカエルと共に朝食を食べていたジェイナに近付いて来たのは、魔塔の3番目の権力者であり“緑陰のヒルベンジア”と呼ばれる美女。

全ての生物を錬金術の材料として認識しているヒルベンジアは、半龍であるジェイナに興味を持ち始めます。

しかし彼女の不幸な生い立ちを察したヒルベンジアとミカエルは、ジェイナを少しでも安心させようとして…。

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7話~8話:ミカエルの優しさ

魔法師たちは魔法で全ての家事をこなしていますが、闇魔法しか使えないジェイナは手作業で解決するしかありません。

洗濯をするために部屋を飛び出したジェイナは、魔法師たちのお遊びに巻き込まれ水の魔法を浴びずぶ濡れになってしまいます。

翌朝、着替えを持たないジェイナは風邪をひき、ミカエルに心配される羽目に。

体調の悪そうなジェイナを見かねたミカエルは街の洋服店に連れ出すと、彼女に合う服を作るよう命じました。

そこで小柄な彼女の実年齢を知ったミカエルは、孤独に生きてきたジェイナを大切にしたいと思い始めて…。

9話~10話:秘密の庭園

ジェイナが着せ替え人形と化していた頃、ミカエルの叔母であり皇女・エリヤは剣の訓練に励んでいました。

ミカエルが皇宮に来たと知ったエリヤが理由を尋ねると、なんと彼は愛しの従妹のために試薬を取りに来たと聞き驚きます。

その後、ジェイナの可愛らしさを堪能したミカエルは、彼女に似合う大量の洋服を購入。

さらに高級な試薬を飲ませジェイナの体調が回復した事を確認すると、嬉しそうに魔塔へと戻っていきました。

ミカエルの優しさに戸惑いながらも、他人に借りを作りたくないジェイナはお礼をしようと考えます。

自分が貰って最も嬉しいものは“花束”だと考えたジェイナは、小説で得た知識を頼りに珍しい“ルシャンヌの花”が咲く白い庭園へ。

その場所にはディアミッドしか出入りする事ができず、彼の不在を確認したジェイナは慎重に秘密の空間へと足を踏み入れました。

しかし、ルシャンヌの花を摘むジェイナの前に何故かディアミッドが現れて…。

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『お父さん、私は何もしませんから』最終回結末はどうなる?

ディアミッドが人間らしさを取り戻す

龍族でありながらディアミッドと愛し合い、子を身籠ったジェイナの母・ベズリーチェ。

呪いにかかり余命僅かである事を知ったベズリーチェはディアミッドを悲しませたくなくて嘘をつき姿を消しますが、ジェイナによって嘘が暴かれると予想しています。

ディアミッドがラスボス化したのはベズリーチェの裏切りで心を閉ざしたせいですし、全てが嘘だと分かれば人間らしさを取り戻すのではないでしょうか。

ジェイナが天寿を全うする

小説内では若干17歳で殺されてしまうジェイナ。

しかしジェイナの行動により小説の内容に変化が生じていますし、やがてディアミッドからも興味を持たれる事になるのではないでしょうか。

いずれベズリーチェから愛されていた事を知ったディアミッドは、二人の愛の結晶であるジェイナに愛情を注ぎ込み生涯守っていくと予想しています。

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まとめ

『お父さん、私は何もしませんから』について紹介しました。

人間と龍族の混血として生まれながらも、どちらの種族からも歓迎されず行き場を失くしたジェイナ。

龍族の村を追い出されたジェイナは実父であるディアミッドが住む魔塔を訪ね、初めて他人の優しさに触れていきます。

モモジロウ
愛を知らない少女×心を閉ざした父親の交流をお楽しみください!
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