『執着~この女から逃げられない~』【ネタバレ感想】忍び寄ってくる悪女

『執着~この女から逃げられない~』は、昔のいじめっ子に再会し、悪夢のような日々を送ることになった主人公の物語です。

カリスマ性ばつぐんのいじめっ子“花音”が、徐々に小春の近くに忍び寄ってきます。家族もママ友もすっかり花音のいいなりに…。

恐怖に怯える主人公のダークヒューマンドラマをぜひお楽しみください♪

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『執着~この女から逃げられない~』はどんな作品?

作品情報
作者ハナ、宮口ジュン
ジャンル女性漫画
出版社ライブコミックス
レーベルCOMICエトワール

『執着~この女から逃げられない~』は、漫画原作“宮口ジュン先生”と作画“ハナ先生”の新連載作品です。

ハナ先生は、「小春に同情するけど、花音の執着っぷりを書くのが楽しい」と話されているので、きっととんでもない悪女が爆誕すること間違いなし!

執着女にとりつかれた家族と、どんどん孤立に追い込まれていく主人公の未来は、一体どうなるのでしょうか!

この女は、きっとどこにでも存在すると思うので、リアル感たっぷりのストーリーをぜひご堪能ください。

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『執着~この女から逃げられない~』のあらすじを簡単解説!

平凡な生活に忍び寄る影

小春”は、2つ年下の夫“芳郎”と小学生になる娘“美月”と3人暮らし。

芳郎は公務員として働き、美月は思春期に近づきつつある女の子で、小春は喫茶店のパートをしている、どこにでもいる幸せな家庭そのもの。

小春は、中学時代にイジメにあっており、クラスからも孤立していました。

そのトラウマを乗り越えようと必死になっていましたが、ある日イジメっ子だった“花音”とすれ違ったような気がしたのです。

悪夢が再び…

花音と道端ですれ違ったような錯覚に陥いた小春ですが、「きっと気のせいだ」と願います。

しかし、芳郎が帰宅すると「花音先輩が帰ってきているよ」とまさかの言葉が…。

芳郎とは同じ中学出身ですが、小春が花音からイジメられていた事実は知りません。

芳郎はさらに、小春と結婚していること・ひとり娘がいることまで喋ってしまっていたのです。

あの悪夢が再び訪れるのかと恐怖に震える日々が、また始まろうとしていたのです。

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1話~3話まで読んだ感想(ネタバレ注意)

恐怖すぎる再会

芳郎は、小春が花音にイジメられていた事実を知らなかったので、ペラペラ喋ってしまったことを責められませんよね。

花音は、美人でクラスカーストでも上位に君臨するカリスマ性があります。

なので、小春がいくら「イジメられていた」と言っても、信じてくれる人はいないように感じます。

中学時代も孤立して寂しい思いをしてきた小春が、大人になってからも追い詰められていくのかと考えると、めちゃくちゃ同情してしまいます。

これから、花音がどう行動に移していくのか、ハラハラドキドキしちゃいます。

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乗り込んできた花音

芳郎が、小春の職場まで花音に伝えてしまったばっかりに、花音は小春が働く喫茶店までやってきます。

再び顔を合わせた二人ですが、小春が恐怖に怯える顔が本当に可哀想…。

花音は、人に気に入られることが得意なので、芳郎にも喫茶店のマスターにもすぐに媚びを売ります。

どこまでも汚い女だな」とも思いますが、いつものカリスマ性で、花音の本性を知る人物は少ないですよね。

久しぶりに会ったうえに、中学時代はイジメていた小春と再会したにも関わらず、まるで超仲良しだったかのような再会の仕方は、吐き気が出てきそうなレベルで、花音のしたたかさを実感します。

悪夢が再びやってくる!

マスターの気遣いで、花音とお茶をすることになった小春。

昔の記憶を払拭しようと、「今は幸せだよ」という雰囲気を出しますが、それがかえって花音を刺激してしまいます。

昔話になると、花音は小春をイジメていないような雰囲気をだし、まるで自分が小春を助けてあげたヒーローかのように思っていることには、目ん玉が飛び出るぐらいビックリ!

モモコ
どこまでも図々しい女ですよね。

しかも、すぐに東京に戻るのかと思えば、まさかの地元に残るようで、どんどん小春の近くに忍び寄ってきます。これぞ執着のはじまりですよね…。

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『執着~この女から逃げられない~』の見どころはココ!

忍び寄ってくる花音の姿

花音は、東京に戻らずそのまま小春たち一家が暮らす地元に残るようですが、これから中学時代のようなイジメを繰り広げていくのでしょうか。

もともとカリスマ性があるので、小春の身近な人を巻き込んで騒動が起こりそうですよね。

小春が、どんどん追い詰められていくのかと思うと、本当に可哀想でなりません。

追い詰められた小春はどうする?

小春は、花音にどんどん追い詰められていくと思いますが、どのように対処していくのでしょうか。

夫も娘も、喫茶店のマスターもきっと花音の味方になるはずですから、中学時代にように孤立してしまうかもしれませn。

その時、小春はどのような行動を起こしていくのか気になります!

【結末予想】『執着~この女から逃げられない~』の最終回、ラストはどうなる?

この作品の結末は、「小春はトラウマを乗り越え、自分で花音に復讐する」と考察しています。

花音は本性を隠したまま、小春に近づき、陰湿なイジメを繰り広げていくと思いますが、きっと自分の力で乗り越えてくれると思います。

最初は、花音に翻弄される芳郎ですが、小春の味方になり夫婦でトラウマを乗り越えてくれるはずですよね!

小春に執着する花音なので、簡単にはいかないと思いますが、トラウマを乗り越え明るい未来を歩んでくれると思います。

まとめ

夫と娘と平凡な幸せな家庭を築いていた小春ですが、ある日を境に悪夢のような日々が再びはじまります。

悪夢の再会の相手は、中学時代にイジメっ子だった花音。

ただのイジメではなく、どんどん小春に執着するようになってきたのです…。

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