愛に群がる虫たちは【ネタバレ感想】魔性の女に狂わされた男女の物語

漫画『愛に群がる虫たちは』は、元いじめられっ子で人付き合いが苦手な大学生・陽太が、優しい先輩・舞子と出会い人生が一変する背任ラブサスペンスです。

女神のように優しい舞子の正体は、とんでもない魔性の女だった…!?

魔性の女に魅了された陽太は、自分らしさを取り戻す事ができるのでしょうか。

漫画【愛に群がる虫たちは】の作品情報

無料漫画が豊富!【まんが王国】一般コミックLP

  • 作者:伊藤あんよ
  • ジャンル:青年漫画
  • 出版社:白泉社
  • レーベル:ヤングアニマルWeb

漫画『愛に群がる虫たちは』は、「家政婦のブキミ」の絵師・伊藤あんよ先生が描く話題作!

魔性の女に魅了された主人公が、愛のない性行為を強要され戸惑いながらも、本当の愛を見つけていく物語です。

一見優しそうな舞子の本性が恐ろしく不気味で、何が目的なのか見当もつきません。

舞子の恋人・寧々との子作りを命じられた陽太は受け入れてしまいますが、心に傷を抱えた二人が交わるシーンが美しく見入ってしまいます。

同じ傷を持つ陽太と寧々は舞子の呪縛から逃れる事ができるのか、一緒に見届けていきましょう。

愛に群がる虫たちはのあらすじを分かりやすく解説!

舞子との出会い

トップの成績で大学に入学した陽太は、人付き合いが苦手で真面目な男の子。

サークルの飲み会で場の雰囲気を壊してしまった陽太は帰ろうとしますが、そこで一つ上の先輩・舞子に出会い救われます。

舞子は陽太にとって唯一の理解者で、世界に彩を添えてくれた人。

平凡な日々は終わりを告げ、陽太は舞子と過ごす毎日に幸福を感じ始めていました。

いつしか舞子に淡い恋心を抱き始めた陽太ですが、ある日ホテルに誘われた事で人生が一変します。

舞子の目的

誘惑に負けホテルに入ってしまった陽太の前に現れたのは、舞子の恋人・寧々

嫉妬心剥き出しの寧々に戸惑う陽太に向かい、舞子は大好きな二人の子供が欲しいと言い出します。

さらに舞子は自分を“失敗作”だと揶揄すると、綺麗な血が合わさった完璧な芸術品が欲しいと吐露。

舞子に嫌われたくない一心で受け入れた陽太は、この日以来想い人の前で寧々との子作りを強要されて…。

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愛に群がる虫たちはの1巻(1話~6話)を読んだ感想

ヤバすぎる先輩

元いじめられっ子で何もかもが上手くいかない陽太を救ったのは、一つ年上の優しい先輩・舞子

出会った当初はただただ女神のような女性だと感じていましたが、とんでもなくヤバイ女でしたね…。

同性愛者なのに陽太に思わせぶりな態度を取り、恋人の寧々と子作りさせるなんて、一体何を考えているのでしょうか。

寧々もまた舞子に支配されており、初対面の二人が子作りに励む展開に絶句…。

しかも寧々の口ぶりによると今回が初めてではなさそうですし、舞子は陽太を種馬にすべく近付いたのかと思うと切なくなりました。

初めての居場所

この日から二週間に一度寧々と交わるようになった陽太ですが、常に舞子に監視されているという状況がカオスですね。

舞子の目的が分からず戸惑いながらも“好き”という気持ちが消せない陽太が気の毒になります。

陽太が発した何気ない一言で捨てられそうになったものの、舞子の唾液を与えられ喜んでしまう姿にドン引き…。

常に孤独を抱えていた陽太にとって舞子は初めて見つけた“居場所”ですし、たとえ狂っていると分かっていても簡単には手放せないのでしょうね。

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舞子の過去

よりよい子作りのために、寧々とデートするよう命じられた陽太。

デート中はこれまでのオドオドした陽太はどこにもおらず、迷惑客にも毅然とした態度で反論する姿に驚かされました!

陽太は自分を変えてくれた舞子を崇拝しているものの、どうやら寧々は違う様子。

寧々の口から過去に舞子が罪を犯したと明かされましたが、一体何をしたのでしょうか。

このデートで同類だと認められた陽太はついに寧々と打ち解けますが、どうしても舞子の過去が気になってしまいます!

寧々の家族

ある日、帰省する寧々に実家の前まで付いてきて欲しいとお願いされた陽太。

あの寧々が陽太にお願いする事に驚きましたが、それほど心を開いたという事でしょうか。

しかも寧々は不仲だった母を亡くしており、今も父とは上手くいっていない事が発覚。

陽太に実家に付いてきてとお願いしたのも一人で帰省するのが怖かったからだと分かり、意外な一面に驚かされました!

最初は陽太を毛嫌いしていた寧々も彼を認め始めているようですし、もしかしたら二人が恋仲になる可能性もあるかもしれませんね!

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舞子の秘密

舞子のおかげで人付き合いも上手くなり、陽太の学校生活も円滑に進み始めます。

しかしお礼を伝える陽太に微笑みながら“ずっと私のために生きて”と命じる舞子にゾクゾク…。

もはや陽太は舞子に洗脳されているだけで、そこに愛はないように感じます。

舞子は完全に陽太を種馬としか見ていませんし、こんな生活が続くはずもありませんよね。

そんな中、寧々の生理が遅れ妊娠疑惑が生じますが、今のところ出来ておらず一安心。

最後には寧々の口から舞子に関するとんでもない秘密が明かされ、三人の関係がどうなっていくのか分からなくなりました!

愛に群がる虫たちはの見どころをココ!

愛と洗脳は紙一重

舞子のおかげで救われた陽太が、愛する彼女のために理不尽な性行為に励む展開に見入ってしまいます!

いくら恩があるとはいえ、好きでもない女性と子作りをさせるなんて犯罪ですよね。

舞子は人を洗脳する事に長けており、陽太と寧々は共依存状態にあるのでしょう。

読めば読むほど舞子の狂気にドン引きしてしまいますが、この三角関係の行方が気になってしまいます!

舞子が犯した罪

舞子と寧々は高校生の頃に“共犯者”となり、何らかの罪を共有している可能性が。

その罪は寧々の家族と関係していると予想していますが、二人の過去に一体何があったのでしょうか。

寧々も陽太と同じくどん底から救ってもらった事で舞子に逆らえなくなり、理不尽な要求に応じているように感じます。

舞子の罪の内容も気になりますが、もし陽太と寧々の洗脳が解けた時、二人がどんな行動を起こすのかも楽しみです!

愛に群がる虫たちはの最終回結末を徹底予想!

モモジロウ
最終的に、舞子の洗脳が解け陽太と寧々が結ばれると思います。

辛い過去を抱え、舞子に救われたという共通点を持つ陽太と寧々。

しかし好きでもない人に性行為をさせ子供を作らせようとするなんて、常軌を逸していますよね。

今は舞子を喜ばせるために、そして捨てられないために要求に応じている二人ですが、いつか正気に戻りこの異常さに気付くのではないでしょうか。

舞子の呪縛から逃れた二人には、過去を忘れ幸せになって欲しいと思います!

まとめ

愛に群がる虫たちは』について紹介しました。

孤独を抱える大学生・陽太は、一つ年上の先輩・舞子に出会い救われます。

いつしか舞子に好意を抱き始めた陽太ですが、彼女の恋人・寧々との子作りを命じられ抗えずにいました。

モモジロウ
陽太と寧々は魔性の女の呪縛から逃れられるのでしょうか?