今回は、ComicFestaで独占配信中の漫画【息子は誰にも触れさせない】を読んだので、簡単なあらすじや感想を紹介していきます。
自分の息子・蒼空に異常なまでの愛情を見せる母・英美里。そんな母親の脅威に怯えながら過ごしていた蒼空だが、ある日自分に好意を寄せていたクラスメイトの女の子が突然亡くなってしまう。まさか彼女を殺害したのは…。
漫画【息子は誰にも触れさせない】の作品情報
作者 | ノレソレ |
ジャンル | 少年漫画 |
出版社 | wwwave comics |
レーベル | COMICゴイチ |
『息子は誰にも触れさせない』は、過保護な母親に翻弄されながらも立ち向かうとする息子の姿を描いた衝撃の作品です。主人公の母・英美里の異常な愛情と過干渉がリアルに描かれ、読者は息が詰まるような緊張感を味わいます。
母親のことを誰にも相談できず一人で悩んでいた蒼空。居ても立っても居られず、親友の母親・優羽に全てを打ち明けました。蒼空から衝撃な告白を受けた優羽は……。
【息子は誰にも触れさせない】第1話のネタバレあらすじと感想
第1話のあらすじ
中学3年生の蒼空は、ある悩みを抱えていました。それは過保護すぎる母親・英美里の存在です。一緒に風呂に入るのは当たり前で、スマホまで常にチェックされています。
そんなある日、クラスメイトの立花玲奈にメールで告白された蒼空。そのことが母親に見つかってしまい…。
後日、いつも通り登校した蒼空は、朝礼で立花玲奈が死亡したことを知らされるのです。まさか…立花玲奈を殺害したのは母親なのか…。
母親に対する恐怖心が増していくなか、蒼空はある人物に助けを求めることにして…。
第1話の感想
この物語は本当に衝撃的で、最後まで目が離せませんでした。中学3年生の蒼空が過保護すぎる母親・英美里に悩まされる日常から始まりますが、その描写がとてもリアルで、読んでいて息が詰まるような感じがしました。
母親と一緒にお風呂に入るのが当たり前で、スマホまでチェックされるなんて、現代の子供たちにとっては恐怖そのものですよね。
そんな中、同級生の立花玲奈に告白された蒼空が、そのことを母親に知られてしまうシーンは、本当にハラハラしました。母親の過干渉がどこまで及ぶのか、嫌な予感がどんどん膨らんでいきます。
朝礼で立花玲奈が死亡したことを知らされる場面では、まさか彼女の死に母親が関与しているのか…と、読んでいて背筋が凍りました。
というか、立花玲奈の殺害したのは間違いなく英美里ですね?過去にも同じようなことがあったみたいだし、蒼空に近づいく女は全て排除しようと考えているようにしかみえません。
居ても立っても居られなくなった蒼空は、親友の母親・川田優羽に助けを求めることにしたようですが、この決断がのちにとんでもない悲劇を招いてしまう気がしてならない。
作品のあらすじには「蒼空は優羽に好意を寄せている」といったような内容が書かれていましたが、もしもそのことに英美里が気づいてしまったら…。
考察【息子は誰にも触れさせない】の最終回結末はどうなる?
ここでは、『息子は誰にも触れさせない』の最終回について考察していきます。
蒼空のためなら自分の手を汚すことすら厭わない英美里ですが、最後はどんな結末が待っているのでしょうか。
個人的には…
- 英美里の悪事が明るみになる
- 優羽が英美里に消される
親友の母親・優羽に助けを求めた蒼空。彼女も前々から英美里のことを危険視していたようで、蒼空から話を聞いた優羽は、本格的に英美里の身辺調査を開始するのではないでしょうか。
そして英美里の悪事が明るみになり、最初こそ抵抗するものの、最終的には自分の過ちを認め、警察に自首することを決意する、と考えています。
もう一つ考えられるのは、優羽が英美里に消されるという結末です。おそらく蒼空は優羽に好意を抱いていると思われるので、もしも英美里がそのことに気づけば…何をするかは容易に想像できます。
英美里に内緒で交際を始めようものなら、バレた時にはとんでもないことになりそうですよね。
まとめ
『息子は誰にも触れさせない』は、母親の過干渉と息子の葛藤を描いた衝撃的な物語です。
蒼空の葛藤と母親の執着が引き起こす悲劇に、読者は最後まで目が離せません。
親子の絆と愛情の形について深く考えさせられる作品です。