漫画『絶縁希望』は、人気漫画家・横嶋やよい先生の読み切り作品集です！
本作は全３巻（計９話）で構成されており、どのお話も度肝抜かれてしまう展開が待っているので、読者を一瞬たりとも飽きさせません！
今回はそんな『絶縁希望』のあらすじや感想など、横嶋やよい先生ワールドの魅力をたっぷりとご紹介していきます♪
漫画『絶縁希望』１巻ネタバレあらすじと感想
『絶縁希望』の１巻には以下の３つのお話が収録されています。
- 「素敵な嫁の追い出し方」
- 「見下さないとすまない女」
- 「年下義理姉は後出し察してちゃん」
◆「素敵な嫁の追い出し方」のあらすじと感想
このお話の主人公は、結婚を機に夫・陽介の実家で暮らすことになった由美子。陽介の母親との同居生活に不安を感じていた由美子ですが、料理上手で優しい母親に迎え入れられ、これなら大丈夫だと安心していました。
そんなある日、自分の食事にだけ異物が入っていることに不信感を覚えた由美子。最初は偶然だと思っていた由美子ですが、あくる日も自分の食事にだけ異物が入れられていて…。
感想
由美子に食事に異物を入れていたのは、もちろん義母なのですが、その理由が衝撃すぎて度肝抜かれてしまいました！！
タイトルから何となく察しがつく方もいらっしゃるでしょうが、この義母は想像よりもはるかにあくどいことをやってのけます。
特に、由美子から陽介との子を授かったと聞き、とんでもない物を食べさせようとしたシーンは強烈でした。
こんな姑が本当にいたら…と思うとゾッとせずにはいられませんでした。
◆「見下さないとすまない女」のあらすじと感想
専業主婦の由莉は、優しい夫と素直な娘と３人暮らし。舅姑との関係も良好で、何不自由ない生活を送っていました。しかし、一つだけ悩みの種が…。
それは義姉・真由の存在でした。何かとマウントを取ってくる義姉にうんざりしていた由莉。彼女の娘もワガママで、正直関わりたくないと思っていました。
その後も真由と娘の悪行はエスカレートとしていき、温厚な由莉ですら怒り覚えるまでに。しかし、最後の最後で真由と娘は地獄を見る羽目になって…。
感想
とんでもない親子でしたね。母親の真由はやたらとマウントを取って来るし、娘は平気で人のこと「死ね」とかいうし、父親もロクでもない人間でした。
中学受験に由莉の娘が合格し、真由の娘が落ちた時は、正直「ざまぁ」って思いましたが、そのあとの展開に驚愕！！
最終的に真由は地獄を味わうことになるのですが、その過程が予想外すぎて良い意味で期待を裏切られました！
◆「年下義理姉は後出し察してちゃん」のあらすじと感想
夫から「47歳の兄（裕一）がやっと結婚する」と知らされた久美。義兄の結婚相手は20歳も年下の女性（敦子）で、結婚式場で働く久美は、二人のためにレストランウエディングをセッティングしてあげます。
そうして迎えた結婚式当日、敦子と打ち合わせした通り、豪華なフレンチを用意した久美でしたが、なぜか敦子は苦渋の表情を浮かべていました。
何かあったのかと気にかけていた久美ですが、後日裕一から「敦子は本当はイタリアンが良かった」と聞かされてしまいます。
その後も敦子の「あれが良かったこれが良かった」という後出しはひっきりなしに続き、さすがの久美も呆れ果てていました。
ついに我慢の限界に達した久美は、これまでの不満を直接本人にぶつけてしまいます。すると逆上した彼女は、隣に夫がいるにも関わらず、” 決して言ってはならない言葉 ”を口に。
その言葉が原因で、夫に愛想を尽かされてしまった敦子は、このあと取り返しのつかない方向へ転がってしまって…。
感想
敦子の後出しには呆れてしまいますね。
結婚式の打ち合わせの時は頷くばかりで、結婚式が終わったとたん「あれが良かったこれが良かった」って、自分勝手にもほどがあります。というか、ほんと「先に言ってよ！」って感じです！
でも自分が本当に手に入れたいものがある時は、まるで別人みたいに自ら行動を起こすとか、マジ都合よすぎ（笑）
しかも淳子が手に入れたいものが、久美の高校生の息子とか、どんな神経してんの？って感じでした。
この” 後出し察してちゃん ”に最後、どんな天罰が下るのか、ワクワクしながらみていましたが、思った通り予想外の展開にビックリ！
さすが横嶋やよい先生の作品はひと味もふた味も違いますね。展開が読めなさすぎて、毎回ビックリさせられてしまいます。
まとめ
今回は『絶縁希望』１巻を紹介してきました。
どのお話も登場人物が強烈すぎて、実際に作品をお読みになった方は、さぞ驚かれたことでしょう！
横嶋やよい先生が描かれる漫画はどれも結末が予想できないので、毎回楽しませてもらっています。
本作も１話完結の読み切りとなっていますので、ちょっとした合間にスッキリしてみては？
横嶋やよい先生の作品はほどんどハズレが無いので、気になっている方は、ぜひ手に取ってみてくださいね♪