『龍の花贄~生贄の私が幸せになるまで~』は、古の時代から龍を祀る国を舞台に、百年に一度の儀式で生贄として捧げられる少女・千代の運命を描いています。
虐げられ続けた千代が、龍神に「大切にする」と抱きしめられることで始まる新たな人生。生贄だった少女が龍神に溺愛され、幸せを見つけるまでの感動的な旅路を、ぜひ一緒に追いかけてみませんか?
漫画『龍の花贄~生贄の私が幸せになるまで~』のネタバレあらすじ
1話のあらすじ
物語の舞台・日輪皇国では、百年に一度、龍に「はなよめ」を捧げる風習がありました。
しかし「はなよめ」とは名ばかりで、実際は「生贄」と何ら変わり有りません。
主に「はなよめ」として選ばれるのは、祀龍家(しりゅうけ)の娘であり、当主の妾の子である千代が花嫁候補にされてしまったのです。
母が他界し祀龍家に引き取られた千代は、妾の子ということで家族から疎まれ使用人以下の扱いを受けていました。
あまりにも酷い生活に千代は、早く龍の生贄になって母の元へ逝きたいと願っていたのです。そして迎えた儀式当日。
龍の生贄として捧げられた千代ですが、現れたのは驚くほど美しい姿をした龍人で…。
2話のあらすじ
龍の生贄になるはずの千代でしたが、予想外にも「私の嫁として大切にする」と抱きしめられてしまいます。
というのも、そもそも彼は千代を生贄にする気なんてこれっぽちもありませんでした。
生贄というのは人間たちが勝手に考えたことであり、龍が女性を喰ったことは一度もないそうです。
これまで生贄にされた女性は、そのまま放置され森で野垂れ死にしていったといいます。
では、なぜ放置された他の女性たちと違って、千代は花嫁として迎えれられたのか。
それは千代が幼い頃から1日も欠かさず祠の手入れをやっていたからでした。
毎日祠にやってきては丁寧に磨き、そしてお祈りを捧げる千代に、いつしか彼は恋してしまったようです。
一方、自分ではなく千代が見初められたことに納得のいかない桜子(異母妹)は、「許さない」と鬼気迫る表情を浮かべていて…。
絶望的だった千代ですが、龍神様に見初められて本当に良かったと思います。
また、2話のラストでは、これまで辛い思いをしてきた千代を彼が労るシーンが描かれています。
彼の暖かさに涙を流す千代の姿はとても感動的なので、ぜひチェックしてみてください♪
3話のあらすじ
龍神様に花嫁として迎え入れらた翌日、千代は彼とデートすることになりました。
彼にエスコートされ煌びやかな街を歩く二人の姿はまるで恋人のよう。
ここで彼は、龍神様と堅苦しく呼ぶ千代に、呼び名をつけてほしいと提案します。
千代は彼のことを「天籟(てんらい)」と呼ぶことになりました。
その名前に彼も気に入ったと微笑んでくれました。
その後もデートを楽しんだ二人は、充実した時間を過ごすことができました。
しかし、偶然街で楽しそうに歩く二人の姿を見てしまった桜子は、嫉妬で怒り狂っていて…。
彼の従者にデート着を用意してもらった千代ですが、あまりの可愛さにキュン!
彼が見惚れるもの無理ありませんよね。二人のデートは初々しくて、とても可愛かったです♪
ただ、桜子にデートしているところを見られてしまったのが失敗でしたね。
彼女の反感を買ってしまったようですが、大丈夫かな…?
『龍の花贄~生贄の私が幸せになるまで~』の最終回結末を考察!
この物語で一番気になるのは、主人公・千代の幸せですよね。
結論、千代は天籟に溺愛され、幸せな人生を手に入れると予想します!
これまで沢山辛い思いをしてきた彼女には絶対に幸せになってほしいと誰もが思うはずです。
異母妹といった天敵もいますが、きっと天籟が諫めてくれることでしょう。
千代が幸せになるその日まで、いち読者として見届けたいと思います!!
まとめ
『龍の花贄~生贄の私が幸せになるまで~』は、感動的なストーリーと美しいイラストで読者を魅了する作品です。
千代の成長と彼女を取り巻く人々との絆、そして龍との特別な関係が描かれるこの物語は、心温まる読書体験を提供してくれます。
和風ファンタジーが好きな方や、心に響くロマンスを求める方には、ぜひ一度手に取っていただきたい一冊です。