今回紹介する『お嬢の愛は俺のもの』は、『クズなケモノは愛しすぎ』の小森りんご先生作画、Neno先生原作の話題作!
ヤクザの組長を祖父に持つ女子高生・茉白と、幼なじみ兼ボディーガード・碧の恋の行方を描いたピュアラブストーリーです。
家庭の事情のせいで周囲から孤立している茉白の傍には、いつも碧がいてくれました。
しかも、いつの間にか茉白に迫る危険を回避してくれていたなんて、好きになるしかありません!
茉白は碧に意識してもらおうと頑張りますが、いつも空振りばかり…。
あくまでも“ボディーガード”として茉白に接する碧の本音が気になります!
『お嬢の愛は俺のもの』あらすじと登場人物
作品情報 | |
作者 | 小森りんご、Neno |
ジャンル | 少女漫画 |
出版社 | スターツ出版 |
レーベル | noicomi |
あらすじ
“鷹樹組”組長の祖父を持つ茉白は、進級を機にエスカレーター式の中学校から一般高校へ入学。
茉白の父は鷹樹組と縁を切っているためごく普通の暮らしをしていますが、組長の孫という事で危険な目に遭う可能性があります。
そのため、幼なじみでボディーガードの碧も同じ高校に入学する事になりました。
幼い頃は互いに名前で呼び合っていたものの、茉白の母の死後、碧は彼女の事を“お嬢”と呼ぶように。
変わってしまった碧に寂しさを感じながらも、茉白は想いを寄せる彼に振り向いてもらおうと奮闘していて…。
登場人物
鷹樹茉白(たかぎましろ)
物語の主人公で“鷹樹組組長”の祖父を持つ、ちょっと天然な高校一年生。
幼なじみでボディーガードの碧に想いを寄せている。
小鳥遊碧(たかなしあおい)
茉白の幼なじみ兼ボディーガード。
いつも茉白を見守っており、曖昧な言葉で混乱させている。
鈴宮凛(すずみやりん)
茉白のクラスメイトで初めての友達。
同じ高校に幼なじみがいる。
猿渡健一郎(さわたりけんいちろう)
茉白と同じ高校に通う男子生徒。
ガラの悪い男を見ると喧嘩を仕掛けてしまう、ちょっと困ったモテ男。
『お嬢の愛は俺のもの』全話ネタバレありの感想と見どころ
ここでは『お嬢の愛は俺のもの』の感想をまとめていきます♪
1話~2話|お嬢と忠犬
このお話の主人公は、ヤクザの組長を祖父に持つ茉白。
父は祖父と縁を切っているため普通の暮らしをしていましたが、近所では茉白の家が“鷹樹組”と繋がっている事は有名な話です。
ヤクザと繋がりがあると分かれば周囲から距離を置かれるのも仕方ないと感じますし、いくら“普通の暮らし”と言っても豪邸に住んでいて“お嬢”と呼ばれていたら一般家庭とは言えません。
茉白が寂しさを覚える中、いつも側にいてくれた幼なじみの碧に惚れるのは当然の流れだと感じました。
しかも、友達ができない茉白のために一般高校を勧めてくれるなんて優し過ぎますよね!
一般高校への入学を決めた二人は電車通学する事になりますが、満員の車内で身を寄せ合う姿にドキドキ…。
怪しい人物を見つけた碧は急遽電車を降りどこかへ行ってしまいますが、一体何が起こったのでしょうか?
1話~2話の見どころ
1話~2話の見どころは、茉白の想い人であり忠実なボディーガード・碧の裏の顔。
ヤクザ組長の祖父を持ちながら、茉白が普通の生活を送れていたのは誰のおかげなのでしょうか。
3話~4話|入学式
碧のお陰で怪しい人物は撃退できたものの、初めて危ない目に遭った茉白は困惑していました。
彼の闘いぶりは初めてとは思えませんし、きっと茉白が知らなかっただけで、これまでも碧が陰ながら守ってくれていたのでしょう。
鈍感な茉白にヤキモキしてしまいますが、碧の反応を見る限り二人は相思相愛だと感じました!
その後、入学式に遅刻した茉白はクラスの注目の的に。
碧とは別々のクラスになってしまうし、友達の輪にも入れないし散々ですね。
そんな中、同じクラスの女子生徒・凛に傘を貸した事で友達になれそうな予感が…?
凛にも幼なじみがいるようですが、一体どんな人なのでしょうか。
3話~4話の見どころ
3話~4話の見どころは、入学式を終えた夜の茉白の大胆な行動!
いくら茉白の事が知りたいとはいえ、部屋に忍び込んでこっそりと寝顔を覗くなんて大胆過ぎますよね。
5話~6話|もっと知りたい
碧の事がもっと知りたくなった茉白は夜這いしますが、あっさりとバレてしまいます。
茉白を押し倒すと“隙がありすぎる”と忠告し、肌に触れていく碧。
このまま抱かれてしまうのかとドキドキしましたが、結局はからかわれただけでしたね。
もっと男に警戒心を持つよう注意されたのに“碧にならいい”と答える茉白の小悪魔ぶりに驚かされました!
これが計算じゃなくて天然なのが凄いところですが、茉白の言動に振り回される碧が何だか不憫ですね。
その週末、碧と二人きりで出かける事になった茉白。
夜な夜な出かける碧の行動を不審に感じていた茉白ですが、まさか茉白を乗せるためにバイク運転の練習をしていたなんて…。
好きな人にこんな事を言われたら、茉白じゃなくても勘違いしてしまいそうです!
5話~6話の見どころ
5話~6話の見どころは、碧に意識して欲しくて頑張る茉白。
寝ている碧の部屋に忍び込んだり、露出度の高い服で気を引こうとしたり…。
『お嬢の愛は俺のもの』の最終回結末を徹底予想!
現時点で、私が考える『お嬢の愛は俺のもの』の最終回結末は以下の通りです。
- 茉白と碧が結ばれる
- 碧が鷹樹組を継ぐ
それぞれ解説していきますね!
考察①:茉白と碧が結ばれる
お嬢と忠犬でありながら、どう見ても相思相愛の二人。
立場上お互いに想いを打ち明けられずにいますが、いずれ結ばれるのではないでしょうか。
危険な目に遭いがちでド天然な茉白の相手をできるのは碧しかいませんし、きっとこれからも隣に居てくれると予想しています。
考察②:碧が鷹樹組を継ぐ
茉白の父は祖父と縁を切ったとの事ですが、本当に絶縁していたらあんな豪邸には住めないのでは…?
おそらく絶縁したフリをしているだけで、いずれ茉白の父が鷹樹組を継ぐ運命になると予想しています。
しかし茉白の父はヤクザになるつもりはなさそうですし、腕っぷしが強く信頼の厚い碧が次期組長となるのではないでしょうか。
まとめ
『お嬢の愛は俺のもの』について紹介しました。
祖父がヤクザなせいで友人もできず、一人孤立していた茉白。
そんな茉白は、いつも側にいてくれる幼なじみでボディーガードの碧に想いを寄せていました。
高校生になった茉白は碧に振り向いてもらおうと涙ぐましい努力を重ねますが、いつも空振りばかり…。
とはいえ碧も茉白以外眼中にないように見えますし、はっきりしないところがもどかしいですね!