今回のお話の主人公は、高学歴一家に嫁いだ美佳。
初対面の義母から“家系図”を渡された美佳は戸惑いながらも、優しい彼となら幸せになれると信じ結婚しましたが…。
少しでも違和感を覚えたら“結婚しない”選択肢を選ぶ事をオススメします。
美佳の場合は違和感を無視し結婚してしまいましたが、今回の夫はどんなクズなのでしょうか?
『さよなら私のクズ旦那』Case7~8「偏差値至上主義夫」のあらすじ
今から10年前、交際中の今井正勝の実家を訪れた美佳は“家系図”を渡され驚愕。
そこには家系図だけでなく、ご先祖様たちの学歴についても記載されていました。
今井家は代々続く高学歴一家で、三流大学出身の美佳は失笑されてしまいます。
それでも正勝となら幸せになれると信じ結婚した美佳ですが、結婚生活は一人息子の優馬が2歳を迎えた頃に狂い始めました。
2歳の誕生日当日、正勝はそろそろ中学受験の対策を始める頃だと発言。
当時は渋々受け入れた美佳ですが、どんな時でも勉強第一の正勝に違和感を覚えるように。
優馬の成績が少しでも下がれば罵倒する正勝に反論しても“低学歴のくせに”と見下されてしまいます。
努力の甲斐あって、優馬は見事第一志望の海成中学に合格。
正勝が息子以上に大喜びする中、優馬は“天文学者になりたい”という夢を打ち明けると、海成ではなく大きな天体望遠鏡のある星見中学に行きたいと訴えますが…。
『さよなら私のクズ旦那』Case7~8の見どころ
いくら息子のためとはいえ、寝ているところを叩き起こしてまで勉強させるなんて明らかに異常ですよね…。
正勝自身も同じように育ってきたのでしょうけど、これは完全に教育虐待だと感じました。
父が恥をかかないよう、懸命に勉強する優馬があまりにも可哀想でいたたまれなくなります。
優馬と同じように教育虐待に苦しむ子供がいるのかと思うと、無視できない問題だと感じました!
『さよなら私のクズ旦那』Case7~8の感想
学歴至上主義
学歴表付きの家系図を見せられた時点でおかしいと感じましたが、やはり正勝もクズ夫でしたね。
確かに良い学校を卒業すれば将来の選択肢は広がるかもしれませんが、子供を追い詰めてまで勉強させるのは間違っていると感じます。
優馬が素直で良い子な分、見ているこちらまで胸が痛くなりました…。
懸命に勉強し父の希望する中学に受かった優馬は初めて自分の意見を伝えますが、将来の夢まで否定され涙。
父に逆らう事を諦め、絶望する優馬があまりにも可哀想になります。
佐渡大暴れ
一連の騒動を見て、ついに離婚を決意した美佳は佐渡法律事務所へ。
優馬が隠していた教育虐待の証拠も明らかになり、想像以上の酷い現状に胸が詰まりました。
とはいえ、今回も学歴マウントを取られながらも、クズ夫を返り討ちにする佐渡が爽快でスッキリ♪
果たして優馬は夢に向かって一歩踏み出せたのか、感動のラストは必見です!!
続きはを『さよなら私のクズ旦那』Case9~10「家庭内ストーカー夫」の感想をご覧ください♪
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