今回は、和風ロマンスの新たな傑作、『華嫁(はなよめ)~虐げられていた私が帝都の守護神に溺愛される~』をご紹介します。
この物語は、霊力がないために一族から虐げられていた少女・紗夜が、名門「黒檀家」の若き当主、御影との出会いをきっかけに運命を変えていく感動的な恋物語です。
美しい和風の背景とともに描かれる紗夜と御影のロマンス、そして幻想的なファンタジー要素が詰まったこの作品は、読者を魅了すること間違いなし!
シンデレラストーリーがお好きな方にはおススメの作品となっています♪
漫画『華嫁(はなよめ)~虐げられていた私が帝都の守護神に溺愛される~』の作品情報
作品情報 | |
作者 | 灯路ほっけ、烏丸紫明 |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | シーモアコミックス |
レーベル | シーモアコミックス |
原作・烏丸紫明先生、作画・灯路ほっけ先生による『華嫁(はなよめ)~虐げられていた私が帝都の守護神に溺愛される~』は、霊力に恵まれず周りから虐げられてきた主人公が、ある男性との出会いで幸せを手に入れるシンデレラストーリーです。
物語の面白さもさることながら、絵もめちゃくちゃキレイ!一度読み始めると読む手が止まらなくなります!!
『華嫁(はなよめ)~虐げられていた私が帝都の守護神に溺愛される~』各話ネタバレ感想
1巻の感想
このお話の主人公は、本来七歳までに発現するはずの「霊力」が発現せず、「価値ナシ」の烙印を押されてしまった主人公・紗夜(さよ)。
以来彼女は周りから使用人以下の扱いを受けるようになり、へまをすれば檻に監禁されるような酷い生活を送っていました。
そんな彼女には綾夜(あや)という双子の妹がいます。幼い頃はとても仲の良かった姉妹ですが、紗夜に霊力がないと分かったとたん綾夜の態度が一変。
いつしか紗夜を虐げるようになっていました。(婚約者と一緒になって紗夜を虐げるシーンは、マジで胸糞でした)
そんな不幸続きの紗夜ですが、ある人物に見初められ「お前が欲しい」と求婚されてしまうのです。その人物とはいったい…?
2巻の感想
紗夜に結婚を申し込んだ相手は、なんと黒檀家の当主・御影(みかげ)でした。
御影と言えば、最強の退魔師と言われ、四神相家のトップに君臨する人物です。
これまで「価値ナシ」だと散々罵られてきた紗夜ですが、実は「華燭」と呼ばれる伝説の存在だったことが判明!
それに気づいた御影は彼女を妻に迎え入れようと決めました。
御影に見初めれた紗夜は、地獄のような生活から一変、ようやく安息を手に入れたようです。
一方、今まで紗夜のことを見下してた綾夜は、恐ろしいまでの嫉妬心を募らせていました。
格下だと思っていた紗夜が、実は伝説の存在だったことがよっぽど悔しかったのでしょう。
御影が四神相家のトップだとも知らずにたてついて、けちょんけちょんにされていたシーンは最高でしたね
それに何よりもドン引きしたのが、綾夜の婚約者である白桜雅人です。
この男は、綾夜の婚約者にも関わらず、紗夜が「華燭」だと分かったとたん、紗夜を手に入れようと企み始めます。
失敗に終わることは目に見えていますが、どういう戦略で紗夜を奪いに来るのか気になるところです。
3巻の感想
御影に見初められた翌朝、紗夜は彼が眠っている部屋まで朝食を知らせにいきます。
御影はまだお布団の中で眠っていたのですが、紗夜の声に気づいた彼は、彼女を強引に布団の中に引き込んでしまうのです。
そして「朝食よりも紗夜を食らいたい」と一言。このシーンは最高にドキドキなので必見です!
その後起床した御影ですが、朝食に手を付けず綾夜の身体から咲いた花を美味しそうに食べていました。
彼のその姿を見て「私の身体から咲いたものが彼の中に…」と、恥ずかしそうに頬を赤らめる綾夜にキュン!
朝食を食べ終わった御影は従者ともに出かけていきます。
ひとり残った紗夜は自身の仕事に戻ろとするのですが、そこへ白桜雅人がやってきました。
今は綾夜の婚約者である雅人ですが、なんと紗夜に「ずっと前から君のことが好きだった」と告白。
昨日まではあれだけ紗夜を罵っていたのに、彼女が「華燭」だと分かったとたん手のひら返しとかマジでクズ過ぎる…。
しかもこの男は、嫌がる紗夜にとんでもないことを仕出かすのです。
3話のラストでの白桜雅人の行動は本当に胸糞でした。。
『華嫁(はなよめ)~虐げられていた私が帝都の守護神に溺愛される~』の見どころ3選
主人公の成長
主人公の紗夜は、霊力がないために一族から虐げられていましたが、名門「黒檀家」の若き当主、御影との出会いをきっかけに運命が大きく変わります。
今まで置かれていた境遇が境遇なだけに「自分はダメに人間」だと思い込んでいる紗夜。しかし彼との出会いで前向きに成長してきます。
美しい和風ロマンス
紗夜と御影の関係は、和風の美しい背景とともに描かれています。二人の絆が深まる様子や、御影が紗夜を溺愛する姿がロマンチックで心温まります。
ファンタジー要素
物語には、四神相家や霊力といったファンタジー要素が豊富に含まれており、読者を引き込む魅力があります。特に、紗夜の身体から美しい花が咲くシーンは幻想的で印象的です。
まとめ
『華嫁(はなよめ)~虐げられていた私が帝都の守護神に溺愛される~』は、美しい和風ロマンス、そして魅力的なファンタジー要素が詰まった作品です。
主人公・紗夜の成長と彼女を取り巻く愛と絆の物語は、読者の心を深く揺さぶります。和風ファンタジーが好きな方には特におすすめの一冊です。
ぜひ、この素晴らしい物語を手に取って、紗夜と御影の世界に浸ってみてくださいね♪