『パペット・イン・ザ・シティ』ネタバレ感想|街に隠された秘密とは?

一見すると平和で完璧なこの町には、誰もが羨むような生活が広がっていました。しかし、その美しい表面の下には、誰も知らない秘密が隠されてたのです。

漫画『パペット・イン・ザ・シティ』は、そんな不思議な街を舞台に、主人公・汐崎心と謎の転校生・宮部京が織りなすミステリーとサスペンスの物語です。

犯罪率ゼロの町で繰り広げられる驚きの展開に、あなたもきっと引き込まれることでしょう。この記事では、その魅力をたっぷりとご紹介します!

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漫画『パペット・イン・ザ・シティ』の作品情報

あらすじ

作品情報
作者きよね駿
ジャンル女性漫画
出版社シュークリーム
レーベルOUR FEEL

ここは誠福町。犯罪率はずっとゼロ・周りはみんないい人ばかり。暴力はおろか、他人の悪口を言うことすら、ありえない。
汐崎心も当然そう思っていた。不思議な転校生・宮部京に出会うまでは――。
「見せてあげる、ここが本当はどんな町なのか」
異色の新鋭・きよね駿が描く、アンチユートピア×青春譚!

引用元:ブックライブ

『パペット・イン・ザ・シティ』は、大人気漫画『わたし、今日から「おひとりさま」』や『祝福されないこどもたち』でお馴染みの漫画家・きよね駿先生の最新作!

本作もきよね駿ワールド全開の物語に釘付けになること間違いなし。一度読み始めると読む手賀とならなくなります♪

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『パペット・イン・ザ・シティ』の各話ネタバレ感想

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0話の感想

この物語は、何の変哲もない「誠福町」という街が舞台となっています。

街の人達はみんなこの街が大好きで、みんな街から出たがろうとしません。

北高に通う山田花子もその一人です。

花子は通学のバスで出会った南校の男子生徒・天沢くんと恋に落ち、付き合うことになりました。

そのことを家族に報告した花子ですが、父親は娘の交際相手が「南高」と聞いた途端、ソワソワし始めます。

そのあと、父親は娘の目を盗んでどこかに電話かけていたましたよね。

あれはいったいどこに電話していたのでしょうか?

父親の電話の後、何故か天沢くんの健康診断が急に行われることになったも不自然ですよね。

それに健康診断で2週間も入院しないといけないって、もうこの時点で何かの実験材料にされているとしか思えないですけど…。

しかも健康診断のあと、なぜか天沢くんと花子は破局しており、二人とも付き合ってたことすら覚えていないのです。不気味ですよね。

あの健康診断で何かあったことは間違いありません。いったいこの街で何が起きているのか…。

とにかく続きが気になる展開でした!

>>コミックシーモアで【0話】を試し読みする

1話の感想

1話は、南高に通う汐崎心と、北高から南校に転校した宮部京の視点で描かれていきます。

すぐに打ち解け仲良くなった二人ですが、街を出たがろうとする京に、心は違和感を覚えていました。

街が大好きな心からすれば、京の考えが理解できないのも無理ありませんよね。

でも、おそらく街の実態を知っているであろう京からしてみれば、心たちの方が異常と言えるでしょう。

また、帰り際に京が心に対して言い放ったセリフが気になりましたね。

電車の音であまり聞き取りませんでしたが、かなり意味深な言葉でした。

京からその言葉を言われた後、家に戻った心は、小さい頃のアルバムを探し始めます。

しかし、姉に聞いても母親に聞いても濁されるばかりで、結局アルバムは見つかりませんでした。

つまりこれは…心の家族は本当の家族じゃないってこと?

だとしたら、心はいったい何者なの?そして京は何を知っているのでしょうか…。

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2話の感想

2話の序盤では、街に入ろとするよそ者を監視する謎の組織が登場していました。

見るからに黒幕のような雰囲気が漂っていましたが、彼らはいったい何者なのでしょうか…?

おそらく街の人達は彼らに操られているのでしょうが、その目的が気になります。

一方、心に対して冷たい態度を取っている京ですが、あれは心に街の異常さを気づかせるための演技ですよね。

なぜ京が心に近づいたのかは不明ですが、何か理由があるのだと思います。

また、心が健康診断を受けている間、風邪で休んでいた京。

実は風邪は口実で、街に設置されている防犯カメラの数を探し回っていました。

あの様子を見る限り、間違いなく京は「誠福町」に隠された秘密を知っているはず。

2話のラスト、心と一緒に下校していた京は、心に「見せてあげる」と言ってどこか連れて行こうとしていました。

多分、街に関する” 何か ”がある場所に連れて行こうとしているのでしょうが、そこにはいったい何があるというのでしょうか。

3話が気になって仕方ありませんでした。

>>コミックシーモアで【2話】を試し読みする

3話の感想

3話では話がガラリと変わり、新たな登場人物、大地ひめにゃんの視点で描かれていきます。

もともと二人は別の街に住んでいて、その街でひめにゃんはイジメに遭っていました。

大地はひめにゃんの彼氏として傍で支えてあげているのですが、実はこれには訳があります。

というのも、大地の両親は” なぜか ”ひめちゃんを崇拝しており、ひめにゃんと大地を結婚させようと考えているみたいです。

しかし大地自身は、我儘で傲慢なひめにゃんのことが本当は嫌い?なのですが、それを表に出すことはできません。

なぜならひめにゃんの悪口を言うと両親に暴力を振るわれてしまうからです。

一種の洗脳といいますか、大地は「ひめにゃんを守ることが使命」だと思う込むようになっていきました。

そんななか、ひめにゃん一家が誠福町へ引っ越すことになり、大地一家もついて行くことになったのです。

しかし、誠福町に引っ越したのはいいものの、ひょんなことからひめにゃんにキスを求められた大地は、ついに限界を迎えてしまいます。

好きでもない女の子とキスなんて、大地が嫌悪感を示すのは当然ですよね。

相談できる人が一人もいない大地は、森の中で途方に暮れていました。

するとそこで、どこかへ向かおうとする京と心に遭遇してしまうのです。

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【見どころ】『パペット・イン・ザ・シティ』の注目ポイント!

物語の一風変わった世界観

誠福町という一見平和で完璧な町が舞台ですが、実はその裏に隠された真実があるという設定が魅力的です。犯罪はもちろん、暴力や悪口すら存在しないという表向きの姿と、その裏に潜む闇が物語の核心を成しています。

個性的なキャラクター

主人公の汐崎心と謎多き転校生・宮部京の関係性が物語を進行させます。特に、宮部京が町の真実を心に見せることで、彼らの成長や葛藤が描かれています。

ミステリーとサスペンスの要素

物語が進むにつれて、次第に町の秘密に明らかになっていきます。予測不可能な展開や緊張感が続くストーリーラインが、読者を飽きさせません。

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まとめ

『パペット・イン・ザ・シティ』は、表面上の完璧さとその裏に隠された真実を描く、魅力的なアンチユートピアの物語です。

汐崎心と宮部京の成長や葛藤を通じて、読者は誠福町の秘密に引き込まれ、ページをめくる手が止まらなくなることでしょう。

ミステリーとサスペンスが絶妙に絡み合うこの作品は、あなたに新たな視点と深い感動をもたらすこと間違いありません。ぜひ、この独特な世界観を体験してみてください!

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