『獣人騎士の求愛事情』あらすじと感想をネタバレ｜女性への耐性をつけるはずなのにスキンシップがすごすぎて！？

今回紹介する漫画『獣人騎士の求愛事情』は、女性に耐性がない獣人を助けるために一肌脱いだ主人公が、彼のスキンシップにドキドキしてしまう作品です。

特別な力を持った人間の女性・エマ・ワイマーは親友のジークからあることを頼まれます。それは、女性に苦手意識がある幼馴染・ライルに女性への耐性をつけてほしいというものでした。エマは渋々承諾するのですが、イケメンのライルとのレッスンが激しすぎて！？

本記事でそんな『獣人騎士の求愛事情』のあらすじや感想をネタバレありで解説していきます。

『獣人騎士の求愛事情』はどんな作品？

人間と獣人が暮らす世界が舞台の作品です。人間の女性・エマは親友の騎士・ジークから女性が苦手なライルに「女性への耐性」を付けてほしいと頼まれます。エマは渋々承諾し、ライルに女性への苦手意識がなくなるように少しずつスキンシップをしていくことになりました。

しかし、ライルは女性への対応がわからないのでエマにどんどん接近していきます。さらにイケメンであるためにエマのほうがドキドキしてしまう作品になっています。

人間の女性・エマは仕事が一段落したので休憩しようとしていたところで、親友のジークからあることを頼まれます。それは幼馴染のライルが女性に苦手意識を持っているため、女性への耐性を付けてほしいということでした。

ライルは幼い女の子を前にしてもガチガチに緊張してしまうほど女性が苦手なようです。エマは渋々承諾し、ライルに女性とのスキンシップのレッスンをすることになります。

エマとライルのレッスンが始まりました。彼らの特訓メニューはジークが考案したものです。2人はまず、手を握ることから始めることにします。しかし、ライルは力加減がわからずにエマの手を強く握ってしまいます。

痛がるエマを見て謝るライル。そこでやめてしまいそうですが、エマはジークが苦手意識を克服できるようにあえて手を握るように促しました。ライルの1つ目のレッスンが無事終わります。

ライルとのレッスンは毎日行われ、回数も多くなっていきました。エマはライルがイケメンであることや女性扱いしてくれることからどうしても意識してしまいます。そのため、気が休まらない日々が続きました。

ある日、ライルが死にそうな顔でエマの下にやってきました。ライルはジークからガーデンパーティーに出席するように言われたようです。さらには女性の同伴者を連れて参加しなければいけないので、エマに助けを求めてきたのでした。

ライルに頼みを断れずに同伴することになったエマ。ジークはライルに場数を踏んでほしいようで、彼を女性陣の輪の中に放り込みます。しかし案の定、ライルは固まってしまいました。

ジークはそれを見て助けに行きますが、ライルの緊張はピークに達してしまいます。そして、ライルはエマに思わぬ行動をとって困惑させてしまいました。

ライルが前回とった行動は獣人のコミュニケーションの1つのようです。獣人には受け継いだ動物の性質を持っているので、ライルも人間にはわからない癖があるとのことでした。

エマはそれをふまえてライルと接することを考えるようになります。そして、今回のレッスンでは「膝抱き」をすることになりました。

距離が近く、ドキドキしてしまうエマ。さらには無意識にライルも積極的になっているようでだんだんと顔を近づけてきます。

エマとライルは結婚すると思います。女性経験のないライルは、異性に対する好意がどのようなものなのかわかっていないようです。

しかし、無意識に癖として出てきてしまっているのでライルはエマに好意があると考えられます。エマもライルのことを意識してしまっているので、2人が進展することも近いでしょう。

ジークはエマのことを親友と呼んでおり、仲の良さが見える2人ですが、ジークも心のどこかではエマのことを好きなのだと思います。

それが恩人だからなのか親友だからなのか、異性としてなのかは本人も分かっていないのではないでしょうか？ジークがエマへの好意を自覚し、三角関係になるかもしれません。

女性が苦手な獣人騎士のために一肌脱いだエマが真面目で可愛い作品です。ライルはエマに対して緊張してしまっていますが、それ以上にエマが緊張している姿がとても可愛く、面白く描かれています。

2人はお似合いなので早く続きが読みたくなりました。ライルが女性を好きになる日は来るのでしょうか？その女性はエマなのかも気になりますね。

また、エマとジークの掛け合いもとても面白かったです。2人の過去については何かがあったようなので、過去編も注目となっています。

エマとジークは本当に親友のようですが、ジークは特別な感情を抱いているようです。ジークの本音もどこかで知りたいと思います。