『皇帝は夜も眠れず』は、恋人に殺されてから、また同じ人生に転生してしまった主人公が、他人に成りすまし生きていくファンタジー作品です。
- オールカラーで美しい作品を読んでみたい
- 転生系ファンタジー作品は見逃せない
- メンヘラ気味のイケメンが大好物
なぜ恋人に殺される運命だったのか、2度目の人生はどう生きていくのか…。
漫画『皇帝は夜も眠れず』の作品情報
- 漫画家“JIUM先生”、“appuu先生”、“DORAGAJA先生”の作品
- 漫画配信サイト“めちゃコミック”にて独占先行配信中
- 「絵がきれい」と口コミで話題!
漫画家“JIUM先生”、“appuu先生”、“DORAGAJA先生”が担当した今作品は、漫画配信サイト“めちゃコミック”の口コミで「絵がきれいすぎて読む手が止まらない」と話題沸騰中!
そんな本作は、恋人に殺されてしまった主人公が、1年前に転生し過去をもう一度生きていくファンタジー作品です。
恋人の裏切りと、知られざる真実…それぞれの思惑に振り回されながら、結末はどこへ向かうのでしょうか。
自ら殺した恋人への未練が強すぎて、メンタルボロボロになってしまうメンヘラ皇子の恋の行方からも目が離せません!
【ネタバレ】『皇帝は夜も眠れず』はどんな物語?
あらすじ①:恋人に殺される運命
“クロエ”は、優しい“ルーク”と恋人同士でしたが、ある日「クロエの父が、ルークの父を殺した」と真実を伝えられながら、ルークに殺されてしまいます。
けれども、ふと目を覚ますと“1年前にルークと会った日”に転生していたのです。殺されないために運命を変えようかとも考えましたが、自分の父が犯した罪を背負うことを決意し、ルークに殺される日を待つことにしたのです。
あらすじ②:成りすましの人生
運命の日、クロエが死を覚悟していると、ルークが一番信頼している騎士“ギデオン”がクロエの元を訪ねます。まるでクロエが、今から殺されることを知っているかのように、「生きたくないですか?」とクロエに確認するのです。
そして、ギデオンの妻“マリー”として生きることを提案したのでした。
あらすじ③:殺した恋人への執着
マリーとして生き始めたクロエは、髪と瞳の色を変え、誰がみてもクロエとバレることはありません。しかし、ギデオンの邸宅を訪ねてきたルークは、マリーを見ると、死んだはずのクロエの面影をたどるのです。
「マリーはギデオンの妻であり、クロエは死んだ」と頭では理解しているルークですが、マリーへの執着は止まらなくなってしまうのでした。
【登場人物】『皇帝は夜も眠れず』の主要キャラ
- ルーク・オルペンスター(ルーカス・オスティス)
- クロエ・ラングシャー
- ギデオン・エダント
- マリー・エダント
ルーク・オルペンスター(ルーカス・オスティス)
クロエに優しく、愛があふれる恋人だったか、これはすべて復讐のための演技。幼少期に皇太子だった自分の父を、クロエの父に殺されたことから、“復讐”することだけを生きがいにしてきた。
そして、父を殺したクロエの父だけでなく、クロエ本人も殺すことで、無事に復讐は達成する。しかし、復讐を達成してから3年経った今も罪悪感からか、不眠症と無気力症になってしまう。悪夢の中だけで会えるクロエに、ずっと恋している。
クロエ・ラングシャー
大好きだったルークに殺される間際、自分の父の罪を知ることになる。ルークに殺された記憶はあるものの、なぜか“ルークと再会した日”に転生してしまう。
殺される運命を変えることもできたかもしれないが、自分の父が犯してしまった罪を背負いながら、ルークに殺される運命を受け入れることにした。
ギデオン・エダント
ルークの騎士であり、絶対的な信頼を得ている唯一の人物。とにかくルークへの忠誠心が強い。
ルークの父を殺したクロエが憎いはずだが、殺される運命を待っているクロエに対して、「自分の妻“マリー”として生きろ」と成りすましを提案する。
ルークの復讐が達成されてから3年後、「妻の病気療養のため騎士を引退する」と言い残し、マリー(クロエ)のいる邸宅へ戻ってしまう。
マリー・エダント
ギデオンの妻だが、スパイ行為があったとして人目のつかないところで死亡。死んだと知っているのは、ギデオンだけ。
死んだはずのマリーは、ギデオンの提案により、クロエが成りすまし生きていくことになる。髪と瞳の色を変え、だれもクロエが成りすましているとは気づかない。
【見どころ】『皇帝は夜も眠れず』のココに注目!
見どころは、「クロエとルークの運命は結ばれるのか」です!
ルークは、自分でクロエを殺したにも関わらず、すっごい未練タラタラ。「クロエに会えるなら、悪夢でもいい」と思ってしまうほどの重症っぷりです!
でも、実際はギデオンのおかげで、クロエはマリーとして新しい人生を歩いているのですが、ルークと再会することはありません。
クロエは、「絶対にルークにバレてはいけない」と思っているので、自分から正体を明かすことはないですよね。それに、まさかルークに執着されているなんて、これっぽちも想像していません。
こんな二人が、結ばれることはあるのでしょうか。
【まとめ】『皇帝は夜も眠れず』を読んだ感想
イケメンのメンヘラっぷりが最高!
めちゃくちゃイケメンなルークが、殺したはずのクロエに囚われて、メンタルボロボロになっている姿が、不思議なほどカッコいい!
「悪夢の中だけでも会いたい」・「クロエに似ているマリーを手に入れたい」と、不眠症になりながらも、これだけ愛されるなんて、同じ女性としてクロエが羨ましいです。
二度と会うことのない二人の運命が気になる!
ルークは、クロエが死んだと思っているし、クロエ自身も「ルークと二度と会ってはいけない」と決意しています。こんな二人が、ハッピーエンドに結ばれるのか、まったく想像できません。
そもそもクロエは、ギデオンの妻“マリー”として生きているので、ルークと結婚するなんてことにはならないですよね。