『我が家をのっとって何が悪い』は、妻との関係がうまくいかない主人公が、新しい人生を手に入れるため、もう一人の自分を殺してしまう物語です。
- パラレルワールド系の作品が大好物!
- 青年漫画デビューしたい方
- 自分自身を乗っ取った主人公の未来が気になりすぎる!
自分自身を殺してまで手に入れた新しい人生で、本物の幸せを手に入れることができるのでしょうか…。
漫画『我が家をのっとって何が悪い』の作品情報
” もう一人の自分自身の人生を乗っ取るミステリー作品 ”
作品情報 | |
作者 | ノレソレ |
ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | wwwave comics |
レーベル | COMICゴイチ |
漫画家“ノレソレ先生”は、オトナコミックや青年漫画を多く手掛けており、今作品もちょっとオトナなシーンが多く登場します。しかし、よくある青年漫画とは違い、パラレルワールドに引きこまれる感覚は、青年漫画初心者の方にもオススメ!
そんな本作は、、もう一つの世界があることを知った主人公が、もう一人の自分を殺し、自分の人生を乗っ取ってしまうミステリー作品です。
ハラハラドキドキの展開連発の物語を、ぜひお楽しみください♪
【ネタバレ】『我が家をのっとって何が悪い』各話のあらすじをちょい見せ!
【1話】妻の浮気相手は俺だった
“光喜”は、妻“友紀”と息子“壮太”と三人暮らしですが、友紀との関係は冷え切っており、夫婦の会話はありません。
ある日、自宅へこっそり戻ってみると、家中に友紀の声が響きわたっており、明らかに不倫をしている最中とわかるほど…。
不倫の証拠をつかむため、光喜はスマホを握りしめ、寝室のドアをそっと開きます。しかし、そこで見た不倫相手は、自分自身だったのです。
パニックになる光喜ですが、気分転換に山を登ったあの時から、不思議な体験が続いていることに気づくのでした。
【2話】もう一つの世界
もう一つの世界があることに気づいた光喜ですが、同じ家に同じ家族と住んでいるにも関わらず、この世界の自分は幸せに暮らしていることを痛感します。
「こっちの世界で幸せに暮らしているなら、元の世界でも友紀とやり直せるのかもしれない」と希望を持ち始めた光喜。後ろ髪をひかれつつ、元の世界へ戻ることを決意します。
山を登り始めると、スマホの電波がはいり、元の世界へ戻ってきたことを知らせます。友紀からも、光喜を心配する連絡が届くのでした。
【3話】もう一人の俺を殺す
友紀から離婚をきりだされ、この世界に希望をもつことが出来なくなった光喜は、もう一つの世界へいくため、再び山へ戻ってきたのです。
こっちの世界の友紀は、大好きな仕事をバリバリこなし、欲しがっていた車をもち、いつでも幸せそう。元の世界では、光喜が大反対し、叶えてやれなかった願いでした。
今の自分ともう一人の自分は、同じ人間だけど友紀に対する思いやりは全く違うものです。
新しい人生を手に入れたい光喜は、もう一つの世界にいる“自分自身”を殺すことを決意するのでした。
【注目】『我が家をのっとって何が悪い』の見どころ
現実世界では、友紀と上手くいかなかった光喜は、もう一つの世界で新しい人生をスタートさせるため、もう一人の自分を殺すことを決意!
「どうせ自分だから…」と、簡単に考えているようですが、この決断がのちの未来を変えてしまいそうですよね。
新しい世界にいる友紀は、光喜の態度に違和感をもっているようですが、果たして新しい家族を幸せにできるのでしょうか。
ウソにウソを重ねた人生がどうなるのか、光喜のこれからの生活から目が離せません!
【結末予想】『我が家をのっとって何が悪い』の最終回について
最終回の結末は、「新しい人生も上手くいかず、友紀に殺されてしまう」と思います。
自分勝手な欲望のために、もう一人の自分の人生を乗っ取ってしまった光喜は、結局友紀との関係も上手くいかず、壮太からも見放される結果になりそうです。
そして、新しい光喜に違和感をもっている友紀は、自分の本物の夫が殺されたことを知り、その恨みから光喜を殺してしまうのでは…と感じます。
『我が家をのっとって何が悪い』感想・レビュー
スリル満点で最高すぎる!
ちょっとオトナなシーンも多いですが、パラレルワールドのような不思議なストーリーで面白い!
なぜ光喜は不思議な体験をすることになったのか、殺してしまったことがバレないのか、もう一人の自分の人生を乗っ取ったあと、どんな人生を送るのか。
謎が謎を呼ぶ展開で、読む手が止まりません!
友紀にバレて、修羅場になってほしい!
新しい世界の友紀は、いち早く光喜に違和感をもちはじめます。自分の夫が、知らない人に見えてしまうって恐ろしいですよね。
本物の夫が殺されたことを知ったとき、友紀がどんな行動をするのか、目が離せない展開が続きそうです!
自己中心的な光喜は、ちょっと痛い目をみたほうがいいと思います。