『大正身代わり婚』全話あらすじをネタバレ解説|お菓子で結ばれた二人の恋の行方は…?

大正身代わり婚~金平糖は甘くほどけて~』は、妾の子として生まれたせいで家族から女中以下の扱いを受けてきた主人公・雪子が、姉の身代わりとなり嫁いだ先で溺愛され幸せを手に入れる物語です。

こんな人におススメ!
  • シンデレラストーリーが大好き
  • 甘いものを食べている時が一番幸せ
  • 主人公が幸せになる姿が見たい
モモジロウ
雪は冷酷無慈悲な夫・嵩也の心を解く事ができるのでしょうか?
スポンサーリンク

漫画『大正身代わり婚~金平糖は甘くほどけて~』の作品情報

  • 2023年9月29日に配信開始されたシンデレラストーリー
  • 大人気小説「京都大正 身代わり花嫁の浪漫菓子」のコミカライズ
  • 漫画配信サイト「めちゃコミック」にて独占先行配信中

『大正身代わり婚~金平糖は甘くほどけて~』は、原作を卯月みか先生、作画をでじおとでじこレッド先生濔(ミチル)先生が手掛けた少女漫画で、現在「めちゃコミック」で配信中です。

原作は小説投稿サイト「エブリスタ」で連載されており、既に完結済の作品です。

ストーリー
妾の子として虐げられてきた主人公が、姉の代わりに嫁いだ先で、夫と心を通わせていくシンデレラストーリー。

主人公・雪子は心優しく真っ直ぐで健気な女性ですが、彼女の作るお菓子がとっても美味しそうで見ているだけで幸せな気持ちになります。

モモジロウ
美味しいお菓子を通して通じ合っていく二人が素敵ですし、意地悪な継母と姉に負けず雪には幸せになって欲しいです!
スポンサーリンク

【ネタバレ】『大正身代わり婚』の各話あらすじ

大正身代わり婚全話あらすじ

【1話~5話】身代わり婚の始まり

このお話の主人公は、姉の身代わりとなり5歳年上の嵩也の元に嫁いだ雪子

妾の子として生まれた雪子は、実母の死後“藤島汽船”を営む藤島家に引き取られますが、家族から疎まれ女中以下の扱いを受けながら暮らしてきました。

ある日、雪子の姉・毬江には平塚紡績の若社長・嵩也から結婚の申し込みがありましたが、華族でもなく冷酷と噂の男は嫌だと拒否。

さらに毬江は夜会で紡績業界最大手の千波紡績の社長から声をかけられ、玉の輿婚を夢見始めます。

しかし、平塚紡績との縁を結びたい父は、雪子を嵩也の元に嫁がせようと計画。

その後、結婚式を終え初夜を迎えた雪子ですが、嵩也は彼女に興味はなく好きなように振舞うよう命じられます。

それでも自分にできる事をしたいと考えた雪子は、翌日から食事の支度を始めて…。

モモジロウ

家族の酷い仕打ちに腹が立ちましたが、健気に頑張る雪子を応援したくなります。

今のところ嵩也は雪子に興味がなさそうですが、どうか幸せになって欲しいです!

>>めちゃコミックで試し読みする

【6話~10話】お菓子で繋ぐ心

体調の悪い嵩也の母・にお菓子を手作りした事で、心を通わせ始めた雪子。

静は心優しい雪子を気に入り、二人で平塚家を守って欲しいと微笑みます。

しかし相変わらず静の顔色は悪く、心配した雪子は夜遅くに帰宅した嵩也に“お菓子作りの道具を買って欲しい”とお願い。

翌日、お菓子作りに必要な道具を手に入れた雪子は、思い出の洋菓子・カステイラを作ると静の元に届けました。

亡き夫との思い出の詰まったカステイラを食べた静は涙し、嵩也を支えて欲しいと懇願。

静のためにももっと嵩也の事を知ろうとした雪子ですが、多忙な彼とはなかなか会話もできません。

一方、千波から食事に誘われた毬江は、彼の嫁になるのは自分だと信じ込んでいて…。

モモジロウ

雪子のお菓子で静の顔色が良くなり一安心。

毬江には盛大なザマァを期待したいです!!

【11話~15話】毬江の暴走

毬江が千波にフラれた頃、嵩也からデートに誘われた雪子。

精一杯のオシャレをして百貨店に出かけた雪子は“何でも買っていい”と言われますが、彼女が選んだのは可愛らしい金平糖でした。

その頃、デートを楽しむ二人の姿を目撃した毬江は、自分よりも幸せそうな雪子が許せず憤慨していました。

春になり、嵩也は雪子がかつて実母と訪れた事のある洋食店へ。

祇園で芸妓をしていた母の事を思い出し涙する雪子でしたが、藤島家と平塚家の名誉を守るためにも自分の出自は明かさず守り通そうと決意します。

食事を終えた雪子が結婚指輪を贈られ笑顔を浮かべていた頃、平塚家に毬江が突撃していて…。

モモジロウ

雪子と嵩也が少しずつ心を通わせる様子に和みます。

毬江は今更何をしにやって来たのでしょうか?

>>めちゃコミックで試し読みする

【16話~20話】静の死

雪子を侮辱する毬江に反論したせいで、体調を崩してしまった静。

事情を聞いた雪子が倒れ部屋に運ばれた頃、嵩也は静と向き合い話をしていました。

静によると、毬江は雪子の事を”卑しい血筋“と話していたとの事。

それでも静は目の前にいる雪子を信じると伝え、その日以来体調は悪化してしまいます。

ある嵐の夜、静は嵩也の胸に抱かれ帰らぬ人に。

静の葬儀を終えた嵩也は、自分は“本物の平塚嵩也ではない”と打ち明けて…。

モモジロウ

毬江の暴走で、体調を崩した静が亡くなってしまうなんて…。

終盤では、嵩也の秘密が明らかになる展開に驚かされました!

スポンサーリンク

【注目】『大正身代わり婚』の見どころは?

大正身代わり婚見どころ

モモジロウ
この作品の一番の見どころは、少しずつ心を通わせる雪子と嵩也。

最初は雪子に冷たかった嵩也が、雪子の優しさに惹かれていく様子に嬉しくなります。

雪子は真っ直ぐで優しい女性ですし、彼女が作るお菓子は本当に美味しそうなものばかり。

美味しいお菓子と共に、嵩也の心が解けていく様子も見どころの一つになっています!

今はまだ全てを明かせずにいる雪子ですが、嵩也なら全てを受け入れてくれると思いますし、たくさん愛されて幸せになって欲しいですね♪

スポンサーリンク

『大正身代わり婚』の登場人物を紹介!

  • 藤島雪子
  • 平塚嵩也
  • 藤島毬江
  • 平塚静
  • 雪子の父

藤島雪子

藤島汽船の次女で、嵩也の妻。

妾の子として生まれたせいで、女中以下の扱いを受けてきた不遇な少女。

姉の代わりに平塚家へ嫁ぎましたが、得意のお菓子作りを生かし嵩也と心を通わせていきます。

雪子が作る美味しそうなお菓子も見どころの一つですね!

平塚嵩也

平塚紡績の若社長で、雪子の夫。

仕事が忙しく、契約結婚をした雪子に興味はありません。

しかし、いつしか心優しい雪子に惹かれ始めます。

その生い立ちには、本人と父しか知らない秘密が隠されていて…。

藤島毬江

藤島汽船の長女で、雪子の姉。

正妻の娘という事もあり、妾の子である雪子をいじめていた性悪女。

自分は特別だと思い込み、雪子をとことん見下しています。

藤島汽船の業績不振も気にもせず、浪費しまくるお馬鹿さんです。

平塚静

嵩也の母。

病弱で食事も喉を通らないほど弱っていましたが、雪子の手作り菓子で元気を取り戻します。

心優しい雪子を気に入り、実の娘のように接していました。

妹を侮辱する毬江に激高し、何があっても雪子を信じようとする優しい女性です。

雪子の父

毬江ばかりを溺愛し、雪子を冷遇します。

藤島汽船を営んでいますが、業績悪化のため雪子を使い、平塚紡績から多額の支援金を得ていました。

雪子を政略の道具としか見ていないとんでもない父親です。

スポンサーリンク

『大正身代わり婚』感想・レビュー

健気な雪子

辛い日々を送っていた少女が、若社長に溺愛され幸せになるシンデレラストーリーに引き込まれました!

序盤では雪子にとって辛い展開が続いていましたが、平塚家の人々が心優しい人ばかりで本当に良かったです。

雪子もまた、病弱な静を心配し、少しでも食べやすいお菓子を手作りする心優しい女性。

今はまだ生い立ちについて打ち明けられずにいますが、平塚家の人々なら気にせず受け入れてくれるのではないでしょうか。

性悪女に天罰を

平塚家の人々は優しい人ばかりですが、藤島家はクズばかりですね…。

特に毬江は雪子よりも優位に立たなければ気が済まず、自身を過大評価しているところが滑稽で笑えます。

千波にフラれた時にはスッキリしましたが、まさか嵩也を横取りしようとするなんて…。

おかげで静の病状は悪化し亡くなってしまいましたし、こんな性悪女には盛大な天罰が下って欲しいと思います!

スポンサーリンク