『ファリスの結婚』16話|ファリスの事情

国王の悪政を止めるため、結婚式でクーデターを起こすと決めたファリス。

さらに、より民の士気を高めるために“子を孕んだ”と嘘を付くよう提案されたサナは、ファリスの反対を押し切り承諾します。

頑なに反対するファリスの態度に傷付いたサナは“子供ができた”という話は嘘でも嫌なのかと詰め寄って…。

モモジロウ

ファリスは単純にサナを危険に晒したくないだけなのでは…?

読者としては、嘘が現実になって欲しいと願ってしまいます!!

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『ファリスの結婚』16話のあらすじ

ファリスが自分を案じている事に気付いたサナは、彼が世継ぎを望まない理由を尋ねます。

するとファリスは、自分は“愛人の子”だと吐露。

彼の父・前国王は欲望処理のために女を囲っており、その中の一人がファリスの母親だと言います。

生殖能力の低い父は二人しか子を成さなかったものの、この悪しき血を残したくないと吐き捨てるファリス。

さらに父の悪癖は兄に受け継がれ、現国王はまともに政治もせず、女を囲って贅沢三昧している事を明かして…。

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『ファリスの結婚』16話の見どころ

モモジロウ
第16話の見どころは、ファリス出生の秘密。

国王と腹違いの兄弟という事は知っていましたが、ファリスが愛人の子供だったとは…。

女遊びの酷い父や兄を間近で見ていれば、“悪しき血を残したくない”と思う気持ちも分かりますね。

とはいえ真面目なファリスは父や兄とは違いますし、サナとの子なら聡明なのでは?

サナの身体の問題もありますが、過去にとらわれず二人には子を成して幸せになって欲しいですね!

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『ファリスの結婚』16話の感想

世継ぎを望まない理由

ファリスが子を成したくないのには何らかの事情があると感じていましたが、女癖の酷い父親のせいだったとは驚きです。

愛人の子として生まれたせいで、ファリスはこれまで数えきれないほどの苦労をしてきたのでしょう。

この穢れた血を残したくないという気持ちは理解できますが、父や兄とファリスは正反対ですよね。

サナとファリスが子を成し真っ当に国を治めれば、悪しき風習も絶つ事ができるのでは…?

ファリスには謀反を成功させ、サナと共に良き王として国を立て直して欲しと思います!

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サナの決意

ファリスの事情を知ったサナは、改めて協力すると決意。

二人はまだ出会ったばかりですが、共犯者としてだけでなく只ならぬ絆で結ばれているように思います。

終盤ではサナへの想いが昂ったファリスが暴走しており、読者の心待ちにしていた展開に心躍りました♪

これまでは一線を超える事のなかった二人ですが、今度こそ結ばれてしまうのか…。

お話の続きが気になります!

続きは『ファリスの結婚』17話をご覧ください♪

各話あらすじはこちらから
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