『水曜日、私の夫に抱かれてください』あらすじ・ネタバレ感想｜妻が決めた浮気のルール

『水曜日、私の夫に抱かれてください』は、真面目に生きてきた主人公が、人生初めての彼氏が既婚者だとわかり、その妻から「公認浮気」を提案されてしまう物語です。

なぜ妻は「公認浮気」を提案したのか…。全ての謎は、妻しか知りえません！

漫画『水曜日、私の夫に抱かれてください』の作品情報

漫画家“菊屋きく子先生”は、主にBL作品を得意としていますが、「愛も過ぎれば毒となり」や「母親に捨てられて残された子どもの話し」など、ダークな作品も人気があります。

「意外と身近に存在しそうな話」が多いので、だれもがストーリーにのめりこむこと間違いなしです！

浮気の代償は、「公認浮気を続けること」ですが、妻は一体なにをたくらんでいるのでしょうか…。

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【ネタバレなし】『水曜日、私の夫に抱かれてください』の各話あらすじをちょい見せ！

【第１話】妻、公認の浮気

地味で真面目で、目立たないように生きてきた“蓉子”でしたが、初めての彼氏に実は奥さんがいたことを知ります。

恋活アプリで知り合った“神栖”は、男慣れしていない蓉子にも優しく、初めてカラダを重ねた相手。そんな神栖から、「浮気に気づいた妻が、会いたがっている」と、いわれてしまいます。

約束の日、神栖の妻“怜”と一対一で会うことになった蓉子ですが、「このまま主人との浮気をつづけてほしい」と、衝撃的な話しを持ちかけられてしまったのです。

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【第２話】浮気のルール

別れる前提で玲を訪ねた蓉子ですが、妻公認の浮気がスタートしてしまいます。

浮気のルールは、「週に一度、神栖家の一室を使うこと」。怜いわく、「外での浮気は、誰が見ているかわからないから」だといいます。

なぜこんな提案をするのか、未来のない恋愛を続けていいものか、浮気の贖罪のためなら受け入れるべきなのか…色んな感情に押しつぶされそうになりますが、「今もまだ、神栖のことが好き」な蓉子にとって、受けいれるしかありませんでした。

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【第３話】浮気相手の家族と食事会

公認浮気初日、玲の自宅を訪ねた蓉子ですが、そこでバッタリ会ってしまったのが、神栖の長男“一凪”でした。まだ幼い一凪は、神栖の面影のある顔に、優しい性格…蓉子は罪悪感で押しつぶされそうになります。

そんな蓉子を見つめながら、玲は「夫は出張に行っていて、帰ってこない」というのです。帰宅しようと慌てる蓉子にむかって、「一緒に食事をしましょう」と引きとめるのです。

戸惑う蓉子ですが…拒否することもできず、そのまま三人で食事をすることになってしまいます。

【注目】『水曜日、私の夫に抱かれてください』の見どころ

妻はなぜ浮気を認めたのか？

夫の数々の浮気を発見し、そのたびに浮気相手に「公認の仲」を提案してきた玲ですが、なぜそんなことをしているのでしょうか。普通の女性であれば、怒り狂うところですよね。

妻として、夫を満足させきれない理由があるのか、浮気を受けいれるしかない“重大な秘密”を抱えているのか。

心の奥底に秘められている玲の気持ちに、この物語の真意が隠されていそうです！

未来のない恋愛が苦しすぎる

付き合いを続けても明るい未来はないのに、浮気の贖罪のために続けなければいけない公認浮気の日々が、本当にツラすぎます。

真面目な蓉子だからこそ、玲の気持ちに誠心誠意向き合っていますが、少しずつ首を絞められているような感覚に陥りますよね。

この浮気には、どんなゴールが待っているのか。家族も巻きこんでしまったドロ沼不倫劇が、さらに加速していきそうです！

『水曜日、私の夫に抱かれてください』ネタバレ感想・レビュー

蓉子気持ちが切ない

真面目な蓉子にとって、ひとりの女性として接してくれる神栖の存在は、幸せの象徴だったと思います。

しかしこのクズ男は、妻も認める「女たらし」で、救いようのない男。こんな男を好きになってしまった蓉子が、とにかく可哀想すぎる！

好きな気持ちは誰にも止められないし、でも幸せになれる未来は絶対にない。悲しい結末しか、残されていませんよね…。

玲の静かな復讐が恐ろしい

浮気相手を呼び出し、慰謝料請求や罵倒が待っているかと思えば、まさかの「浮気を続けてほしい」といってくる玲。恐ろしい女です。

怜や一凪と長い時間一緒にいればいるほど、蓉子の罪悪感は増え続け、心は蝕まれていきますよね。それが本当の狙いなのか、はたまた違う理由があるのか。