今回は『夫の地元は居場所がない』のあらすじや感想を紹介していきます♪
東京から夫の地元に越してきた主人公・千春ですが、なかなか環境に馴染めず苦悩していました。夫に相談してもまともに取り合ってもらえず、ただただひとり悩む毎日…。そんななか夫の元カノが登場したことにより、さらに状況は悪化していき…?
- 『夫の地元は居場所がない』の作品情報
- 『夫の地元は居場所がない』のあらすじ(ネタバレなし)
- 『夫の地元は居場所がない』の各話感想
- 最終回の結末に関する考察
漫画『夫の地元は居場所がない』の作品情報
作品情報 | |
作者 | 百田ちなこ、イガラシムウ |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | シーモアコミックス |
レーベル | シーモアコミックス |
百田ちなこ先生原作の『夫の地元は居場所がない』は、東京から田舎へ越してきた主人公が、慣れない環境に息苦しさを感じ、精神的に追い詰められていてく物語です。
夫は馴染の地元に戻ってこられて楽しそうにしている反面、誰一人として知り合いのいない田舎にやってきた千春。そんな不安と向き合う千春の苦しみが、こちらにまで伝わってきました。
『夫の地元は居場所がない』全話あらすじ・ネタバレ感想
【1話】覚悟を決めて東京を離れたのに…
結婚して4年を過ぎた頃、夫の地元に引っ越すことになった千春。不安でいっぱいのなか、優しい義父母に迎えられ、何とかやっていけると思っていたが、東京とはまるで違う環境に息苦しさを感じ始める。
東京出身というだけあって、地元民はやたらと千春に声を掛けるようになり、プライベートな部分にまでズケズケと侵入してくる。息つく暇もない生活が続き、どんどん疲弊していく千春。
そんななか夫の友人を招いて新築パーティーを行うことになったのだが、その中には夫の元カノ・真理愛も来ており、千春は屈辱を味わうことになって…。
1話の感想
不安な気持ちを押し殺して夫の地元へやってきたのに、まさかこんなことになるとは…。地元民のデリカシーのなさにも呆れてしまいますが、何よりも夫の元カノ・真理愛の態度にイラッとしました。
しかも何を血迷ったのか、夫は愛する妻じゃなくて元カノを庇う始末…。千春がどんな思いで東京を離れたのか、まるで分かっていない夫にも腹が立って仕方ありません。
物語は始まったばかりですが、この調子だと先が思いやられてしまいますね…。
【2話】分かり合えたと思ったのに…
このままではいけないと感じ夫と話し合うことにした千春。しかし自分の気持ちを全く理解してくれない夫によけい気が滅入ってしまうのであった。
そんななか、ふらりと立ち寄った喫茶店で東京出身のマスターと出会った千春。その後自宅に戻った千春は、マスターから言われた”あるセリフ ”を思い出し、夫と距離を縮めるようと試みる。
作戦は成功し、夫と二人きりで週末を過ごすことになった千春であったが、一本の電話によってせっかくのラブラブムードが台無しになってしまい…。
2話の感想
地元の心地よさに浮かれ、妻をないがしろにする夫に呆れてしまいますね。多分、この夫になにを言っても無駄でしょう。
せっかく分かり合えると思ったのに、夫の軽率な行動のせいで千春の努力が全て水の泡…。しかも2話では、再び元カノが登場し、遠回しに嫌味を言っていきます。
どうせそのことを夫に相談しても味方になってくれないでしょうし、千春はひとりで戦っていくしかないのでしょうか…。
【結末考察】『夫の地元は居場所がない』の最終回について
気になる『夫の地元は居場所がない』の結末についてですが、個人的には…
- 夫と理解し合い添い遂げる
- 夫と離婚し別の道を行く
このどちらかだと思います。
できれば夫と理解し合い、また仲良し夫婦に戻ってほしいところですが、今のままでは到底不可能ですよね。
何よりも元カノとの関係を払拭できない以上、夫婦に明るい未来はないと思います。
多分、あの女は今後も千春に攻撃を仕掛けてくるでしょうから、それをどう対応するのか気になるところです。
また、夫は元カノのことを大切な友達と言っていますが、本当にそうなのでしょうか?
まさかあの女と浮気するなんてことありませんよね?
もしそうなったら、わざわざ東京を離れて夫の地元にやってきた千春があまりにも可哀想そう…。
そうならない展開を願って、本作を読み進めたいと思います!!