漫画『女伯爵マレーナが幸せを掴むまで』【ネタバレ感想】最後はどんな展開か予想!

『女伯爵マレーナが幸せを掴むまで~私を裏切った方たちにはすみやかに復讐させていただきます~』は、信頼していた夫とメイドに裏切られ、マレーナが復讐しつつ幸せになっていく物語です。

女伯爵マレーナは、ウェストモント家の領主として領地経営に尽力していました。しかし、ある日、夫と信頼していたメイドの不倫現場を目撃し、裏切りに絶望して…。

モモコ
マレーナは彼らに復讐することができるのでしょうか…!!
作品情報
作者Perinya / 三毛猫寅次 / エトワール編集部
ジャンル女性漫画
出版社ライブコミックス
レーベルCOMICエトワール

体調の悪化

4年前に母から引き継いだウェストモント伯爵家。マレーナは領主として、よりよい領地にするために日々励んでいました。

領主となる前に結婚した夫のメイソンは毎日忙しいマレーナの補佐をしています。

ある日マレーナは新しい農園の件でギルドマスターと視察しているところ突然倒れてしまいます。

その日以降、彼女は度々体調を崩していました。そんな彼女を甲斐甲斐しく世話を焼いたのはキャメロンという侍女です。

彼女はかつてウェストモント家が援助した男爵家の娘でその恩を返すため自らマレーナの侍女に志願していました。

そんな彼女のことを信頼していたマレーナ。

体調が悪化していくマレーナを見て、メイソンは跡継ぎのことは今は考えなくていいと優しく声をかけたのです。

裏切りの現場

そんなある日、マレーナは夜中に目を覚まします。珍しく頭がすっきりしていた彼女は水を取りに厨房まで向かっていました。

すると普段使わない客間に灯がついているのを発見。そこへ向かうと…夫のメイソンと侍女のキャメロンがベッドに一緒にいたのです。

ショックで眠れない夜を過ごした翌朝、マレーナは再びメイソンとキャメロンに遭遇し、二人の会話を盗み聞きします。

そこで発覚したのは、恐ろしい真実でした。マレーナの体調不良の原因は、他でもない侍女キャメロンが毎日持ってくるお茶に盛られていた「毒」だったのです。

さらに、二人はマレーナの死後、メイソンがウェストモント伯爵家を継ぐという、恐るべき共謀計画を進めていたのでした。

 

【女伯爵マレーナが幸せを掴むまで】3話まで読んだ感想(ネタバレあり))

最低すぎる…。

マレーナは親から引き継いだ領主としての役割をきちんとこなしている立派な女性です。領民のことを考え、行動しているのが見てわかります。

そんな中で起こった信頼する人たちの裏切り。

しかもその二人が、お茶に毒を混ぜてマレーナを殺そうとしているというのだから余計ショックですよね。

しかもバレないように少量ずるというずる賢いやり方で・・・。

そのせいでマレーナは謎の体調不良に悩まされ、領主としての仕事が一切できずにいました。

モモコ
メイソンとキャメロンが最低な人間すぎてドン引き状態でした。。

跡継ぎ問題

裏切りと毒殺計画を知ったマレーナですが、彼女にはウェストモント伯爵家の跡継ぎに関する複雑な思いがありました。

マレーナは、家柄に代々受け継がれる瞳を持つ自分の子を産み、伯爵家を継がせたいと願っていました。

しかし、夫のメイソンとの夫婦生活は義務的で苦痛であり、幸いにも(あるいは皮肉にも)二人の間に子どもは生まれていませんでした。

裏切りと恐ろしい計画が発覚した今、「彼の血を継ぐ子でなくてよかった」と思います!

そんななかでも、マレーナには頼れる存在がいます。

それは、長年仕える右腕のような執事です。彼がマレーナの味方でいてくれることは、復讐を決意した彼女にとって、何よりも心強い支えとなります。

にしても、恩返しのために侍女になったはずのキャメロンが、不倫に加えて主人であるマレーナを毒殺しようとしていた事実は、あまりにも衝撃的で最低な裏切りですね…。

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思い切った行動に!

夫メイソンの裏切りと毒殺計画を知り、男性不信に陥ったマレーナですが、ウェストモント家の跡継ぎを産むという強い願いは諦めていませんでした。

子供を産みたいという思いが強い彼女は、なんと他の男に子種をもらうという提案をします。なかなかぶっ飛んでますよね💦

この決断は、彼女がメイソンとキャメロンの裏切りによってどれほど深く傷つき、追い詰められたかを示しています。

マレーナは、以前面識のあったギルドマスターのルイスに、「子どもの父親」の条件に合う人物を探してもらうよう依頼します。

物語の前半でルイスとマレーナの関わりは少なかったものの、この件をきっかけに、彼は物語に深く関わっていくことになりそうですね。

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【女伯爵マレーナが幸せを掴むまで】見どころ

裏切り者をどう成敗するのか

最大の焦点は、マレーナが夫メイソンと侍女キャメロンにどう復讐するか、です。

不倫関係にあるだけでなく、主人であるマレーナを毒殺しようとした二人の罪は重く、ただ追い出すだけでは終わりません。

マレーナがどのような周到な計画を立て、二人を徹底的に社会的、精神的に追い詰めていくのか、その痛快な復讐劇が物語の一番の見どころです。

跡取りには恵まれるのか

マレーナは、ウェストモント伯爵家の当主として、代々受け継がれる瞳の色を持つ跡継ぎを望んでいます。

しかし、メイソンの裏切りを知った今、彼との間に子どもを作るつもりは全くありません。そこでマレーナは、ギルドマスターのルイスに「子種だけ」を提供してくれる男性を探すという、大胆な依頼をします。

マレーナが無事に子宝に恵まれ、さらにはメイソンよりも素敵な男性と再婚し、新しい幸せを掴めるのかどうか。復讐の先にあるマレーナの未来に注目です。

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【考察】『女伯爵マレーナが幸せを掴むまで』の結末はどうなる?

最終的にメイソンとは離婚。そしてキャメロンは、ウェストモント家を追い出されるのではないかと思います。

追い出すだけではなく、メイソンもキャメロンも社会的地位もなくなるのではないでしょうか。

マレーナは無事に領主としての務めを果たして、念願の子宝に恵まれて幸せを掴むと思います。

そのお相手はまた新たな出会いがあるか、それともルイスも絡んでくれたらいいな、と。

最終的にはマレーナは誰よりも幸せな当主となっているでしょう。

 

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