幼い頃から自分が“特別な存在”だと聞かされ、歪んだ教育を受けてきたジル。
サナこそが本来の婚約者だと教え込まれたジルは、サナへの想いを募らせていき…。
父親からの教えのせいで歪んだ性格になってしまった事は気の毒ですが、拗らせ具合が怖すぎます。
ジルの動向も気になりますが、離島に残されたファリスとサナは無事なのでしょうか。
『ファリスの結婚』40話のあらすじ見どころ
あらすじ
日が昇り始めた頃、離島周辺の調査を始めたファリス。
しかし崖に囲まれた島からは脱出の術がなく、サナの衣服も行方不明だと伝えます。
ショックを受けるサナに衣服を貸したファリスは、穏やかな時間を過ごしていました。
サナとの時間を楽しみながら、全てを忘れサナと二人きりで過ごしたいと呟きます。
現実的なサナに失笑していると、二人を迎えに来た船が到着。
二人が自国へ戻っている頃、ジルは父親からサナの事は諦めるよう命じられていて…。
見どころ
前国王やジルのせいで心休まる暇もなかったサナとファリスが、二人きりの優しい時間を過ごす様子にほっこり。
“もし王族じゃなくなったら”の妄想に、真面目に答えるサナが面白くてクスっと笑えるシーンとなっています♪
『ファリスの結婚』40話の感想
甘いひと時
殺伐とした展開が続いていましたが、今回はサナとファリスの甘々なひと時が見られ胸キュンでした!
ファリスの口から“サナの衣服が行方不明”と聞かされた時には何とも言えない気持ちに。
あの衣服がどんな使われ方をしているか、知らない方が身のためでしょう。
離島で二人きりになる事なんて初めてですし、サナのために木に登り椰子の実を取ってくれるなど、優しいファリスの姿にドキドキ…。
“王族じゃなくなったら”の質問も冗談で言っただけなのに、真面目に答えるサナが可愛すぎました♪
二人の穏やかな時間はあっという間に終わってしまいましたが、こんな時間が永遠に続く事を願うばかりです。
諦められない
サナたちが甘い時間を過ごしていた頃、ジルは絶望の淵に立たされていました。
あれほどサナを”運命の女性“だと言い聞かせておきながら、隣国との関係を考え”諦めろ“と言い放つ父親に絶句…。
ジルが今のような性格になってしまったのは父親のせいなのに、今さら諦めろなんて酷すぎますよね。
とはいえジルも素直に諦めるつもりなどなく、自らの手で運命を切り開こうとする姿に狂気を覚えます。
父親の監視が強まる中、ジルはどうやってサナを奪い返すつもりなのでしょうか。
全話まとめ
『ファリスの結婚』は、家族から虐げられてきた主人公・サナが、不穏な噂が囁かれる王弟・ファリスに嫁ぎ、とある目的のために共犯関係となる中で心を通わせていくお話です。こんなの人におススメ! シンデレラストーリーが大好き![…]