今回紹介する『復讐は夫の最期の夜に 挙式の翌日から地獄が始まった』は、地獄のような結婚生活を送っていた絢美が離婚を決意し、壮絶な復讐を遂げていくお話です。
美容師として働く絢美は、勤務先のオーナー・雄司の熱烈アプローチを経て結婚。数々のモラハラに耐えかねた絢美は離婚を決意しますが、クズ夫から逃げる事ができるのでしょうか…。
漫画『復讐は夫の最期の夜に』作品情報
| 作品情報 | |
| 作者 | yu、緒川琴衣 |
| ジャンル | 女性漫画 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| レーベル | LScomic |
漫画『復讐は夫の最期の夜に』は、yu先生原作・緒川琴衣先生漫画のリベンジストーリー。
挙式と同時に豹変した夫との辛い結婚生活に耐えかねた主人公が、周囲の協力を得て離婚し復讐を企てる物語です。
夫の雄司は浮気とモラハラを繰り返す強烈なクズ夫で、絢美の事を家政婦としか見ていない人間。
雄司が絢美に執着する理由は分かりませんが、タイトルにある“最期の夜の復讐”がどんな内容となるのか楽しみです！
【あらすじ】『復讐は夫の最期の夜に』はどんな物語？
地獄の始まり
とある美容院でスタイリストとして働く絢美は、美容室オーナー・雄司の熱烈アプローチを経て結婚。
退職し幸せな結婚生活を夢見ていた絢美ですが、挙式翌日から雄司の態度が急変します。
挙式から半年、絢美は浮気を繰り返しながらも服従させようとする雄司に嫌気がさしていました。
雄司の暴走
ある日、雄司から頼まれた買い物を終えた絢美が帰宅すると、玄関には見知らぬ女性の靴が。
寝室からは昔可愛がっていた後輩の未唯奈が登場し、絢美は絶望します。
元々、未唯奈は雄司の秘書・恭平の恋人でしたが、大金をチラつかせ寝取った事が発覚。
誰からも愛されず金だけを与えられてきた雄司の悲惨な生い立ちに同情しながらも、絢美はこれ以上彼との未来を考えられずにいました。
夫に呆れ果てた絢美が離婚を考え始める中、絢美の実家に高価な贈り物をした雄司は休みを取ると突如実家に一泊すると言い出して…。
『復讐は夫の最期の夜に』を読んだ感想（ネタバレ注意）
最悪の結婚
幸せな結婚を夢見ていた主人公が、地獄のような生活から逃れようと足掻く物語に引き込まれました！
主人公の絢美は猛アプローチを経て雄司と結婚しましたが、釣った魚に餌をやらない典型的な男ですね…。
結婚後は浮気三昧の上にモラハラも酷く、籠の鳥のような生活を送る絢美が気の毒になりました。
しかも、浮気相手が美容師時代に可愛がっていた未唯奈なんて最悪です。
未唯奈は元々雄司の秘書・恭平の恋人でしたし、雄司は他人の幸せを奪い絶望する事に喜びを感じているのでしょうね。
暴行事件の発生
幼い頃に両親を亡くし叔父に育てられた雄司は、愛を知らず金だけを与えられるように。
金で人の心を操れると学習したせいで歪んだ性格になってしまった事は気の毒ですが、だからといって雄司を許す事はできません。
絢美の実家へ向かった雄司が思い通りにならない母を襲うという事件を起こし絶句…。
女性に不自由していない雄司が絢美に執着するのは、他の女性のように金になびかないからなのかもしれませんね。
母の一件で離婚を決意した絢美ですが、あの雄司が簡単に離婚に応じてくれるでしょうか。
離婚に向けて
故郷で学生時代の恋人・尊と再会し救われた絢美。
もし雄司と出会う前に再会していたら、違う未来があったのかと思うと残念でなりません。
そんな中、雄司が未成年に手を出し妊娠させるというとんでもない事件が発生。
お相手の両親は激怒していますが、張本人の瑠奈は雄司にベタ惚れでドン引きしてしまいました…。
瑠奈と未唯奈が雄司を取り合う中、乱交プレイに発展し警察に連行される事態に失笑。
おかげで絢美が雄司と離婚でき安心しましたが、今後は尊と愛を育んでいく展開となるのでしょうか。
辛い思いをした分、絢美には幸せになって欲しいですし、最後にはタイトル通りのザマァ展開を期待したいです！！
『復讐は夫の最期の夜に』の見どころをご紹介！
あり得ないクズ夫
モラハラ＋不貞という、クズ夫のお手本のような雄司にイライラさせられます！
絢美の後輩に手を出すのも最低ですが、妻の母親を襲うという獣のような所業に開いた口が塞がりません。
終始雄司に腹が立ちますが、この男がどんな末路を迎えるのかが最大の楽しみです！
絢美と尊の恋の行方
愛し合っていたのに、遠距離恋愛になったせいで自然消滅してしまった二人。
些細な誤解から疎遠となっていましたが、今も忘れられていない事が伝わり応援したくなります。
クズ過ぎる雄司とは違い、優しく思い遣りのある尊は素敵な男性。
この二人が再び結ばれるのかどうかも気になるポイントとなっています！
『復讐は夫の最期の夜に』の最終回・結末を予想！
最終的に、絢美は雄司に復讐を果たすと思います。
今はまだ明かされていませんが、タイトルにあるように雄司は余命僅かで、絢美は彼の最期の日に強烈な復讐を遂げるのではないでしょうか。
絢美の心は既に雄司から離れていますし、母に対する仕打ちを考えても普通の復讐では生ぬるいと感じてしまいます。
死の淵に彷徨う雄司に向けて、二度と立ち直れないようなトラウマを植え付けリベンジして欲しいところです！
まとめ
『復讐は夫の最期の夜に』について紹介しました。
美容室のオーナーと結婚し、悲惨な生活を送っていた絢美。
夫の悪行に呆れ果てた絢美は、離婚に向け動きながら復讐を企んでいました。