『もう一度、御剣家に嫁ぎます』あらすじと感想【ネタバレ】“未来を変える!”和風ロマンスファンタジー

“異能”がある世界で、その力を持たずに虐げられてきた主人公が、冷酷な軍人との結婚生活を通じて運命と向き合う『もう一度、御剣家に嫁ぎます』。

“時戻り”という斬新な設定が物語に深みを与え、切なくも温かいストーリー展開が魅力的です。

今回は、本作のあらすじや見どころ、そして気になる最終回の考察をまとめてみました!

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漫画【もう一度、御剣家に嫁ぎます~時戻りの花嫁は冷酷軍人に愛される~】の作品情報

  • 作者:たてのよこ、noie
  • ジャンル:少女漫画
  • 出版社:taskey
  • レーベル:comic フローリア

『もう一度、御剣家に嫁ぎます』は原作をたてのよこ先生、作画をnoie(ノイエ)先生が担当しています。

本作は、元々チャット小説アプリ「peep」にて小説だったものをコミカライズした作品!まるでLINEのトーク画面のように物語を楽しむことができる、今注目のサービスになっています。

舞台は、異能を持つ華族が支配する帝都。主人公の弥生は、冷酷な軍人・御剣との名ばかりの結婚をすることになり…。

美しい絵柄と丁寧なキャラクター描写が印象的な、和風ロマンスファンタジーです!

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もう一度、御剣家に嫁ぎますのあらすじを簡単解説!

“異能”社会で虐げられる運命…

物語はさまざまな“異能”を持つ華族が絶大な権力を握る帝都で展開されます。

しかし、主人公の弥生は華族生まれにもかかわらず、異能を持っていませんでした。

そればかりか、人々を脅かす存在である“鬼”を呼び寄せてしまう体質だと周囲から噂され、人々から冷遇されていたのです…。

唯一、弥生を大切にしてくれていた祖父も、突然襲われた鬼から弥生を守って亡くなってしまいました。

今後も「疫病神」として、誰からも必要とされない運命だと思っていた弥生に、ある日、縁談の話が持ち込まれて…?

“時戻り”で始まる二度目の結婚生活!?

弥生の結婚相手は、“鬼を討つ異能”を持つ軍人・御剣晴嵐でした。

しかし、その結婚生活は名ばかりのもの…。“1年間”の契約結婚を結んだ2人の心が通じ合うことはありませんでした…。

月日は流れ、契約期間最後の日を迎えますが、そんな中、晴嵐が弥生を鬼から守るため命を落としてしまうという悲劇が訪れます。

周囲からも「疫病神」と責め立てられ、絶望する弥生…。しかし、晴嵐の死後、弥生は突然1年前の結婚初夜の日に“時戻り”するという不思議な体験をして…!

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もう一度、御剣家に嫁ぎますの1話~3話まで読んだ感想(ネタバレ注意)

王道ながら意外性のあるストーリー展開

こういったストーリー展開は想像していなかったので、非常に新鮮でした!

最初は王道な「溺愛系シンデレラストーリー」のようなものかと思いましたが、結婚生活の“時戻り”という設定が斬新ですね。

一度目の結婚生活では、1年という期間がありながらも、なかなかお互いの気持ちに触れることができなかったと思いますが…。

その一度失った関係性を取り戻そうとするドラマチックな展開には非常に惹きこまれました…!

また、過去の出来事を覚えていることで、日常生活にも良い影響があるのは嬉しいですよね♪

これからじっくりと弥生が過ごしてきた1年を見ることができると思うので、めちゃくちゃ楽しみです!

“時戻り”後の晴嵐との関係性が良い!

最初の結婚生活では、晴嵐はただの冷酷な軍人として見えますよね…。

弥生との結婚も“契約”として1年間という期限が設けられているため、弥生に対してあまり興味や愛情が伝わってこないところが切なかったです。

しかし、だからこそ二度目の結婚生活での晴嵐の“ギャップ”は凄まじく感じられました…!

相変わらず冷静沈着な雰囲気ではありますが、弥生に向ける表情とか言動が柔らかくなった気がするんですよね。

不意の晴嵐の笑顔もたまりませんでした。

“時戻り”は始まったばかりなので、今後弥生と晴嵐の距離が近づくドキドキな展開を期待しています!

頑張る弥生にエールを送りたい!

華族として生まれたものの、この世界では当たり前にある“異能”を持たない弥生。

そのせいで家族だけでなく、周囲の人間からも疎まれているところは本当にやるせないです…。

特に、両親から愛情がないことも酷いのですが、関係のない人からも嫌われるのは意味がわからないですよね!

幼少期からのそういった環境のため、大人になっても自分の意見をはっきりと言えずにいましたが…。

“時戻り後”には自分の芯を持って人に意見したり、晴嵐に対しても素直になったりと進歩が見られますね。

その成長ぶりに「今度こそ幸せになってほしい…」と応援したくなります!

もう一度、御剣家に嫁ぎますの見どころをご紹介

オススメ度:★★★★★

弥生と晴嵐の関係の行方

やはり気になるのは“時戻り”によって記憶を持ったまま新婚初夜に戻った弥生が、晴嵐との関係をどう発展させていくかですね…!

弥生自身、最初の結婚生活で抱いた“後悔”を胸に秘めながら、二度目の生活に臨んでいるのだと思います。彼女の成長が晴嵐との関係を良い方向へ導くかどうか…。

今後の展開からますます目が離せませんね!

“時戻り”によりわかる真実とは?

“契約結婚”をした弥生と晴嵐ですが、まだまだ晴嵐には秘密にしていることがありそうですね。

最初の結婚生活では知ることができなかった彼の過去や想いが、これから明らかになってくると思います。

果たして、晴嵐が隠している存在とは何なのか。そして弥生はどうして“時戻り”をしたのでしょうか。

2人の関係だけでなく、段々と明らかになる真実にもドキドキしますね…!

もう一度、御剣家に嫁ぎますの最終回・結末を考察!

最終回では、弥生と晴嵐がお互いへの理解を深め、本当の意味で夫婦として歩み出す展開になると思います!

まだわからないことが多くありますが、弥生が過去の記憶を持ったまま“時戻り”をしたことで、未来を少しだけでも良い方向に進めることができるのではないでしょうか。

また、弥生自身も自分を否定していた過去から脱却し、少しずつですが成長している姿が見られます。

未来を良い方向に変えようとすると、また新たな障害がありそうですが…。成長した弥生なら乗り越えられる気がしますね。

晴嵐についても、自分の心に閉じ込めている思いがあるように見えますが、弥生の存在が彼の心を解きほぐしてくれると思います…!

まとめ

晴嵐を亡くした絶望の中で、“時戻り”によって1年間の結婚生活をやり直すことになった弥生…。

果たして、弥生は未来を変えることができるのでしょうか?切なくも温かい2人の関係に、ぜひ注目してみてください!

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