本記事では、めちゃコミックで独占先行配信中の夏野先生による作品『炎の華~とらわれの花嫁は純潔を捧ぐ~』の魅力をご紹介します。
国王と使用人の間に生まれ王族でありながら虐げられてきた蓮花が、本来嫁ぐはずだった隣国の第二王子ではなく第一王子の九炎に連れ去られ、同じ痛みを抱える彼と心を通わせていく物語です。
人質として第二王子の花嫁となるはずだったのに、何故か第一王子のモノとなった蓮花。九炎は不気味な痣に侵され余命僅かと言われていますが、蓮花は彼を守る事ができるのでしょうか。
漫画【炎の華~とらわれの花嫁は純潔を捧ぐ~】あらすじを簡単解説!
対立する二つの大国に挟まれた小国・秋国(シュウコク)の姫でありながら、使用人を母に持つせいで疎まれてきた蓮花。
ある日、蓮花は大国の一つ“炎国(エンコク)”の第二王子・元明の元に嫁ぐ事が決まります。
親代わりとして育ててくれたばあやを人質に取られた蓮花に拒否権はなく、半ば強引に連れ去られる羽目に。
しかし炎国に向かう途中、突如現れた第一王子・九炎に攫われた蓮花は、二度と元明のもとへ行けないよう純潔を奪われてしまい…。
炎の華の見どころはココ!
この作品の見どころは、少しずつ心を通わせていく蓮花と九炎。
大切な人を守るため強引に純潔を奪われてしまった蓮花ですが、酷い目に遭いながらも九炎の役に立とうと尽くす姿に心打たれます。
蓮花のひたむきな姿に心奪われた九炎が、徐々に溺愛していく姿に胸キュンです!
【炎の華】ネタバレありの感想!
1話~2話の感想:囚われの花嫁
親代わりとして育ててくれた乳母を守るため、人質同然で隣国・炎国の第二王子・元明の元に嫁ぐ羽目になった蓮花。
ただでさえ酷い状況なのに、突然現れた第一王子・九炎に連れ去られ純潔を奪われてしまうなんて、ジェットコースターのような展開に度肝を抜かれました!
九炎は蓮花が色仕掛けで妃の座を狙っていると考えているようですが、どうやら彼女は子供を産めない体との事。
蓮花が何故子供を産めない体になってしまったのか、そして九炎の体に刻まれた痣の正体が気になります!
3話~4話の感想:九炎の呪い
国王と使用人の娘として生まれ、姫でありながら見放されていた蓮花。
病弱な蓮花は年頃になった今も月のものが来ておらず、そのせいで子を身籠る事ができないようですね…。
とはいえ九炎のおかげで純潔ではなくなりましたし、これから正常な体に戻っていくのではないでしょうか。
強引に蓮花の体を奪っておきながら、突然優しくなる九炎に戸惑ってしまいます。
思わず九炎を部屋から追い出してしまった蓮花ですが、申し訳なくなり彼の元へ行く事に。
蓮花が辿り着くと九炎は熱に侵されており、体中に謎の痣が広がっていると発覚。
この痣に触れると呪われると噂されているせいで、九炎は余命僅かと囁かれている事が判明します。
蓮花は庭園の木に気味の悪い呪詛が書かれた札を見つけていましたが、痣と関係があるのでしょうか。
5話~6話の感想:共に戦う覚悟
九炎を看病した代償として発熱してしまった蓮花。
何とか熱は下がりましたが、相変わらず九炎の体には謎の痣が広がっていました。
さらに九炎の実母はこの痣が体中に広がり亡くなっており、母子共々同じ運命を辿ると言われているそう。
王妃であり元明の母・花蝶はこの痣を理由に九炎を王位継承者から外そうとしているようですが、何だか怪し過ぎますね…。
庭園で見つけたお札を九炎に渡した蓮花は、制止も聞かず共に戦うと約束。
あれほど酷い事をされておきながら、九炎の役に立とうとする蓮花の健気さに驚かされます。
同時に蓮花には恋敵となる美麗が現れますが、花蝶と手を組み九炎を陥れようとしている様子。
聡明な九炎が美麗に篭絡されるとは思えませんし、蓮花と共に幸せを勝ち取って欲しいです!
主な登場人物を分かりやすく解説!
『炎の華』では、魅力的なキャラクターがたくさん登場します。ここでは、物語に登場する主要人物をご紹介します。
蓮花(リンファ)
秋国の国王と使用人の間に生まれ、王族でありながら“いらない姫”と呼ばれた主人公。
人質同然で炎国の第二王子の元に嫁ぐ途中、九炎から連れ去られ純潔を奪われた。
同じ痛みを抱えた九炎の力になろうと奮闘する。
九炎(クーエン)
炎国の第一王子。蓮花の純潔を奪い強引に我が物とした。
体中に痣が広がる謎の病に侵され、余命僅かと言われている。
元明(ゲンメイ)
炎国の第二王子。母親と共に王座を狙っている。
花蝶(カチョウ)
炎国の王妃で元明の母親。息子に王位を継がせるため、九炎を亡き者にしようと企んでいる。
美麗(メイリー)
宰相の娘で九炎の妃候補。花蝶と結託し九炎を篭絡しようと企む。
ばあや
母を亡くし王族から見放された蓮花を、親代わりとして育ててきた乳母。誰よりも蓮花の幸せを願っている。
これまでのストーリーから最終回・結末を考察!
九炎が王位を継承する
謎の痣に侵されたせいで、余命僅かと言われている九炎。
しかしあの痣は花蝶が故意に呪いをかけているもので、呪術師を捕えれば落ち着くと予想しています。
無能な元明よりも九炎の方が王として相応しいと感じますし、何としても王位奪還して欲しいですね!
蓮花と九炎が添い遂げる
人質同然で秋国から嫁いできた蓮花。
強引に純潔を奪われた挙句囚われる展開に心が痛みましたが、九炎のために尽くそうとする蓮花の姿が健気で応援したくなります。
二人とも幼い頃に母を亡くし孤軍奮闘してきた点も似ていますし、共に戦ううちに心を通わせていくのではないでしょうか。
まとめ
『炎の華~とらわれの花嫁は純潔を捧ぐ~』について紹介しました。
小国の姫でありながら人質同然で隣国に嫁ぐ羽目になった蓮花。
しかし本来嫁ぐはずだった第二王子ではなく第一王子に連れ去られた蓮花は、純潔を奪われたのち孤独な彼のために尽くそうと決意します。
同じ痛みを抱えた二人の恋の行方が気になります!