『夫に「したくない」が言えない』ネタバレ感想&見どころ!最終回結末についても!

今回紹介する『夫に「したくない」が言えない』は、最愛の男性と結婚し、子宝にも恵まれ幸せな日々を送っていた志穂が、夫・健也に言えない悩みを抱え葛藤していく物語です。

健也は家事にも育児にも協力的な優しい男性ですが、志穂にとってどうしても受け入れられない事があって…。

女性なら誰でも一度は感じる悩みに共感してしまいます!!
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漫画『夫に「したくない」が言えない』はどんな作品?

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作者高尾まこと
ジャンル女性漫画
出版社KADOKAWA
レーベルコミックエッセイ

作品情報

漫画『夫に「したくない」が言えない』は、2023年にKADOKAWA主催の第16回新コミックエッセイプチ大賞を受賞した“高尾まこと先生”が描いたセミフィクションです。

高尾まこと先生は2022年まで開業医として働かれており、2023年に漫画家に転身された異色の経歴の持ち主!

主人公の志穂は体を重ねる度に“性交痛”を感じていますが、夫にも打ち明ける事ができず葛藤しており、誰にでも共感できる悩みにページをめくる手が止まりません。

なんと性交痛を感じた事がある女性は66%もおり、同じ悩みを持つ方には是非読んでいただきたい一冊となっています!

あらすじ

優しい夫・健也と可愛い息子・颯太に囲まれ、幸せに暮らしている志穂

一見何の悩みもないように見える志穂ですが、誰にも言えない悩みを抱えていました。

それは、体を重ねる度に“性交痛”を感じてしまう事。

初体験は大学2年生の頃で、当時の彼氏・との行為では快感はなく、ただ激痛を感じただけで終わってしまいます。

何度交わっても挿入の度に激痛を感じ、性行為そのものを避けるようになった志穂。

さらに拓の心無い一言で心に傷を負った志穂は、健也にもこの悩みを打ち明けられずにいて…。

見どころ

モモコ
この作品の一番の見どころは、志穂の葛藤。

大好きな人と繋がりたいと思うのはごく普通の事ですが、志穂の場合は代償として身体に激痛が走るなんて辛すぎます。

健也の事は大好きなのに、彼との行為を避けてしまうという志穂の葛藤に共感させられっぱなしでした!

中盤以降は初恋の人・大和が登場し、志穂の心を乱していく展開にドキドキ…。

身体の繋がりがなくても心を繋ぎ止める事ができるのかが、最大の注目ポイントとなっています!

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『夫にしたくないが言えない』を読んだ感想(ネタバレ注意)

誰にも言えない悩み

主人公の志穂はごく普通の主婦で、夫の健也は家事にも育児にも協力的な優しい夫。

穏やかな暮らしを見ていると羨ましくなりますが、デリケートな悩みを打ち明ける事ができず悩んでいました。

親友の麻由里とは価値観が違い相談できませんし、夫に求められる事は嬉しくても“性交痛”が嫌で避けてしまう始末。

女性なら一度は性交痛を感じた事があると思いますが、それが毎回となると辛すぎます。

しかも志穂は元カレ・からの心無い言葉のせいで、今も性行為そのものがトラウマになっているようです。

とはいえ何も知らない健也が求めてくるのもごく自然ですし、いつまでも避けるわけにはいきませんよね。

モモコ
演技をしながら乗り切った志穂ですが、このまま我慢し続けるしかないのでしょうか。

志穂の絶望

健也と久々に交わった翌日、志穂は出血してしまいます。

生理が再会したと思うのが自然なのかもしれませんが、念のため婦人科を受診した志穂。

そこで“性交痛の悩み”も相談できると気付いた志穂は藁にも縋る思いで相談しますが、特に異常はないと言われ絶望する羽目に。

医師にも原因が分からないなら対処法もなく、夫に相談しろと言われても簡単に言える事ではありませんよね。

性交痛があるから行為を避けたいなんて言えば健也に愛想を尽かされる可能性もありますし、志穂が悩む気持ちも分かります。

モモコ
とはいえこれから一生暮らしていくのなら、もうこの話題は避けられないのではと感じました。

初恋の人との再会

結局健也に相談できないまま、高校時代の同窓会に参加した志穂。

そこで初恋の人・大和と再会した志穂は、会話が盛り上がり連絡先を交換してしまいます。

しかも大和は性欲が乏しい事が原因で元カノから浮気されたと分かり共感!

もし二人が付き合っていれば、志穂が悩まされる必要もなかったのかと思うと皮肉ですね…。

それ以来、大和と頻繁に連絡を取るようになった志穂ですが、このままだと心の浮気に発展する予感も。

モモコ
健也も薄々感付いているようですし、もう破綻するしかないのでしょうか。
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【考察】『夫にしたくないが言えない』の最終回はどうなる?

ここでは、『夫に「したくない」が言えない』の最終回について考えてみたいと思います。

志穂が健也に相談する

性交痛の悩みを誰にも言えぬまま、結婚・出産まで終えてしまった志穂。

健也は志穂を裏切るような人には見えませんし、一言相談すれば理解してくれそうな気がします。

今は志穂が一人で悩みを抱え込んでいるせいで夫婦関係までギスギスしていますが、最終的には全てを打ち明け二人で乗り越えていくのではないでしょうか。

志穂と大和が一線を越えてしまう

できれば陥って欲しくない結末になりますが、健也と悩みが共有できなかった場合には、大和と結ばれる結末もあり得ると思います。

大和なら他の男性よりも性欲がないですし、志穂の悩みを理解してくれるのでは…?

家族を裏切る事はして欲しくありませんが、大和と結ばれるのが志穂の身体のためには良いのかもしれませんね。

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まとめ

『夫に「したくない」が言えない』について紹介しました。

優しい夫・健也に愛され幸せに暮らしながらも“性交痛”の悩みについて言えずにいる志穂。

やがて志穂は夫婦の営みを避けるようになり、健也との関係も冷めていきます。

そんな中、高校の同窓会で初恋の人・大和と出会った志穂は、悩みを打ち明けるうちに心を通わせていきました。

モモコ
志穂はこのまま健也とすれ違ってしまうのか、夫婦が選ぶ結末が気になります!
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