地面から忍び寄る脅威にさらされる…!
今回紹介する『モグランド』は、とある島に生息する人喰いモグラが次々と人間に襲い掛かるパニックホラーです。
- 動物系のパニックホラーが大好き
- 内気な主人公が成長していく様がみたい
- 姉貴肌キャラに目がない
生き残りをかけたサバイバルが幕を開けます!!
漫画『モグランド』はどんな作品?
作品情報 | |
作者 | 水ポテト |
ジャンル | 青年漫画 / サスペンス・ホラー |
出版社 | コアミックス |
レーベル | ゼノンコミックス |
第1回コアミックス九州まんが賞にて「優秀賞」を受賞された漫画家・水ポテト先生の最新作!
凶暴なモグラが地面から次々と人間たちに襲い掛かる…!
スリル満点!!ハラハラドキドキ感がクセになるパニック系ホラー作品です。
とにかく登場するモグラたちが恐ろしいのなんの…。しかも絵がめちゃくちゃ綺麗なので、かえってモグラの凶暴さが際立っています。
何も知らずに島へやってきた主人公たちですが、果たして島から脱出することはできるのでしょうか…?
【ネタバレなし】『モグランド』のあらすじ
物語の舞台は、観光地として知られる門蔵島(もんぐらとう)。
主人公の大学生・模具雷太(もぐらいた)は、小学校からの幼馴染・白根津実子(しろねづみこ)とともに旅館でアルバイトをするため島にやってきていました。
今回のバイト応募には雷太たちのほか複数人参加しており、みな観光地でのアルバイトにちょっとしたリゾート気分です。しかしそれは最初だけのはなし…。
実はこの島には人喰いモグラが生息しており、雷太たち一行は地面から忍び寄る脅威にさらされることになって…。
『モグランド』の見どころ
地面から忍び寄る恐怖…!
誰もが想像する可愛いモグラとは裏腹に、本作に登場するモグラはとにかく凶暴です。
束になって人間を襲い、捕まった者は食い尽くされてしまいます。
そんな恐ろしい存在が地面から襲ってくるなんて…想像するだけで鳥肌ものです。
しかし、そのハラハラ感こそ本作最大の見どころ!
人喰いモグラの脅威に怯えながらも立ち向かおうする雷太たちにぜひ注目してほしいです。
門蔵島の謎
人喰いモグラが生息する門蔵島ですが、とにかく謎が多い島です。
なぜ島の連中は人喰いモグラと共存できているのか、なぜ外部の人間をわざわざ島へ招き入れたのか…。
恐らく彼らなりの目的があるのでしょうが、今のところ真相は分かっていません。
しかし、島の住人たちの態度を見る限り、何かを隠しているのは明確です。
それがいったい何なのか…島に隠された秘密も見どころの一つとなっています。
『モグランド』の登場人物
- 模具雷太
- 白根津実子
- 鳥原淳
- 獅子内彩乃
- 針音清
模具雷太(もぐらいた)
物語の主人公であり、養護教諭を目指す大学生。
人見知りで内気な性格ですが、時には男らしい一面も。
人喰いモグラと対峙するなかで、どのように成長していくのか注目です。
白根津実子(しろねづみこ)
雷太とは小学校からの幼馴染で、「実子姉」と呼ばれています。
美人で面倒見のいい姉貴肌で、ここぞという時は助けてくれる頼りがいのある存在!
作中では、モグラに襲われそうになった雷太を颯爽と救うシーンがあり、男顔負けの逞しい女性です。
鳥原淳(とりはらじゅん)
リゾートバイトの参加者で、性根の腐った男性です。
見た目からして近寄りたくないタイプの男で雷太も敬遠していましたが、案の定カラまれてしまいます。
とにかく手のつけようがない男ですが、ツケが回り人喰いモグラの最初の犠牲者に…!?
獅子内彩乃(ししないあやの)
鳥原と常に行動を共にしている女性。
鳥原と同じく性格に難あり。人喰いモグラの脅威にさらされ、あまりの恐怖に失禁してしまいます。
針音清(はりねすみ)
鳥原からパシリにされている男性。
彩乃と同じく人喰いモグラの脅威にさらされますが、雷太に助けてもらい九死に一生を得ます。
『モグランド』を読んだ感想
思った以上にグロかった
人喰いモグラに襲われるシーンが想像以上にグロかったです。
彼らの犠牲となった人間は、腸を食い尽くされており、誰が誰か認識できないほど見るも無残な有り様でした。
あの状況だと彩乃が失禁してしまうのも無理ありませんよね。
特に3話のおびただしい数の人喰いモグラに襲われるシーンにはゾッとさせられてしまいました。
島の住人に嵌められた?
リゾートバイトだと聞いて門蔵島にやってきた模具たち一行ですが、どう見ても島の連中に嵌められていますよね?
とにかく旅館の従業員が怪しすぎます。いかにも何か隠しているような態度でしたが、彼らはいったい何を隠しているのでしょうか…。
もしかすると島の住人たちは、モグラを崇めていて、外部の人間を生贄にしているのかもしれませんね。
真相は今のところ不明ですが、模具たちの無事を祈るばかりです…。