漫画『シシシ』は、読んでしまうと呪われてしまう漫画を読んだ主人公たちがパニックに陥っていくホラー作品です。
『「祀祀祀」という漫画を読むと呪われてしまう』という噂が流れ、中山詩音も興味本位で読んでしまいます。
すると、同級生が漫画を読んで数日後に怪奇現象に巻き込まれてしまいました!詩音も今度は自分が呪われてしまうと恐怖するのですが……。
本記事では、そんな『シシシ』のあらすじや感想をまとめていきます!
『シシシ』あらすじと登場人物
見どころ
この作品の見どころは…
漫画を読むだけで呪われてしまうところが怖く、同級生たちが次々と被害に遭うのでドキドキしてしまう人も多いでしょう。
また、祀祀祀を読んでいくと詩音に似たキャラクターが出てきます。
祀祀祀と詩音にどのような関わりがあるのかは不明なので、ミステリー要素もあるところも魅力です。
登場人物
中山詩音 | 本作の主人公。祀祀祀を読んでしまい自分が呪われていると感じるようになる。 |
アカネ | 詩音の同級生。祀祀祀を読んだことで呪われてしまう。 |
佐々木サユリ | 詩音の同級生。アカネが重傷を負った数日後に同じような目に遭う。 |
中山亮太 | 詩音の兄。4話から彼目線で物語が進んでいく。 |
ケイタ | 詩音の同級生。アカネに祀祀祀を紹介してしまったことに罪悪感を覚えている。 |
高木トモミ | 詩音の同級生の学級委員長。クラスメイトが呪われたことで事件を解決しようとする。 |
大崎信吾 | 亮太の大学の友人。軟派な性格をしているが行動力がある青年。 |
中山椎菜 | 詩音と亮太の母。詩音に対して過保護に接している。祀祀祀のことを知っているようだが……。 |
彰 | 獅子ヶ鬼村の住人。村のまとめ役のようで亮太や信吾を迎え入れる。 |
西原 | 亮太たちの前から獅子ヶ鬼村に滞在している中年男性。 |
『シシシ』1話~10話までのあらすじと感想
1話~5話のあらすじと感想
ある日、中山詩音はアカネから「祀祀祀」という漫画を知っているか聞かれました。祀祀祀はチェーンメールのように広まっている漫画で、読んでしまうと呪われてしまうという噂があったのです。
その日の夜、ただの噂だと思った詩音は軽い気持ちで祀祀祀を読んでしまうのですが、翌日に異常な状態になっているアカネを発見してしまいます。
そして、数日後にはサユリが同じ目に遭ってしまいました。次々と祀祀祀の被害に遭うクラスメイト。そして、詩音にも祀祀祀が関わりを持っているようで……。
感 想
最初は噂や都市伝説のように扱われていた祀祀祀が、だんだんと本当に被害者を出していくところが怖かったです。アカネやサユリだけでなく、詩音にも影響が出てしまったので心配ですね。
また、詩音の家族は詩音にだけ過保護で亮太には冷たい印象を受けました。詩音の家族、特に母親の椎菜にも何らかの秘密がありそうなので注目して読んでいきたいと思います。亮太の活躍にも期待です。
6話~10話のあらすじと感想
詩音が行方不明になったことで亮太と信吾は手がかりを探していました。そこで祀祀祀のモデルと考えられている村があることを知ります。2人はその村に行くことに。
そして何とか村にたどり着いた2人は彰という男性に迎え入れられました。優しく迎え入れられ、安堵した亮太と信吾。詩音を探すために村で過ごすことにします。
しかし、村の様子がだんだんと異様に感じられ、恐ろしくなってきます。さらには事件まで起こってしまうのでした。
感 想
亮太は信吾と共に村に入ることになりましたが、村の様子が祀祀祀に似ていることに驚いていました。どうやら祀祀祀のモデルになったのはこの村で間違いなさそうです。
そうだとするとかなり異常な村だということになるので亮太と信吾は危ないかもしれません。
呪いも怖いですが村の住人も同じように怖いので不気味に感じました。2人が無事に村から脱出できるのか、詩音は見つかるのか、先が気になる展開です。
最終回結末についても徹底考察!
考察①:詩音は生きている
詩音は祀祀祀に登場しているキャラクターに似ていて関連性が疑われています。獅子ヶ鬼村では本当に祀祀祀のような儀式が行われているのではないでしょうか?
そのように考えると詩音は儀式のためにまだ生かされていると考えました。母親も何か知っていそうなので真相が解明されるのを待ちましょう。
考察②:祀祀祀は獅子ヶ鬼村を描写した漫画
祀祀祀は獅子ヶ鬼村の儀式を描写した漫画だと思います。そして何者かが村の呪いをばらまくために描いたのではないでしょうか?
もしくは獅子ヶ鬼村の儀式を知らせるために描いたものだと考えます。そうだとすると村の儀式を止めなければ呪いを打ち消すことは出来なさそうです。
詩音や亮太はその儀式を最終的に止めるのだと思います。
まとめ
祀祀祀は漫画を読むことで被害者をどんどん増やしていくところが恐ろしく、獅子ヶ鬼村も不気味で怖いと感じました。
また、真相についてはまだまだ分からないところも多いので今後が気になります。ホラー好きの人はぜひ手に取って読んでみてください。