漫画『岩肌の花嫁は愛で溶かされる』は、容姿にコンプレックスを抱えるヒロインと、呪われた運命を背負う男の甘く切ない恋を描いた作品です。
美しい和風の世界観と個性豊かなキャラクターたちの織りなすドラマは、読者を惹きつけること間違いなし!
岩肌に覆われた醜い容姿の岩子は、自分の運命を受け入れることができるのか?そして、呪われた運命を背負う白蘭との恋の行方は…?
漫画『岩肌の花嫁は愛で溶かされる』の作品情報
作品情報 | |
作者 | 遠山えま |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | めちゃコミックオリジナル |
レーベル | comic fizzy |
漫画『岩肌の花嫁は愛で溶かされる』は、容姿にとらわれず、心の美しさを描いた傑作です。岩子の心の強さ、そして白蘭の献身的な愛は、とても素敵で心打たれます。
不遇な運命に縛られた二人の恋物語は、甘く切なく読者の心を鷲掴みに。この作品は、まさに心の温まる、至極の一冊と言えるでしょう!
また、繊細で美しい遠山えま先生の画風は、物語の世界観をさらに引き立てています。岩に覆われた岩子の造形は、見る者の心を惹きつけ、同時に切なさを感じさせる…。
和風の世界観も美しく、読者を異世界へといざないます。物語だけでなく、その世界観を表現する作画も、この漫画の大きな魅力の一つです。
『岩肌の花嫁は愛で溶かされる』各話ネタバレありの感想!
ここでは、『岩肌の花嫁は愛で溶かされる』を最新話まで読んだ感想を紹介しています!
1話~2話の感想|醜い容姿のせいで…
まるで花のように美しい見た目の妹・咲子と、肌が岩で覆われた醜い容姿の姉・岩子。
お互い「神の力」を宿した特別な存在ってことには変わりないんだけど、姉の岩子はその見た目のせいで家族や周りに忌み嫌われているんだよね…。
唯一の理解者で岩子が片思いしていた宝石商の西園寺清も咲子と婚約してしまうし、見た目だけで幸せになれない岩子がひたすら可哀そうだった。
性悪家族たちは岩子を呪われた男・黒峰白蘭のもとへ嫁がせ結納金をせしめようとしているみたいだけど、これが岩子の転機になったらいいな…。
3話~4話の感想|運命のふたり
白蘭が「神の乙女」を嫁に欲しがっていたのは、そんな理由が隠れていたとは…。彼も彼なりに苦労していたみたいだね。ふたりの出会いは運命と言っても過言じゃない。
何よりも白蘭が噂と違って優しそうな男でよかった。女中のキネも噂とか見た目で人を判断しない心の優しい人物で安心したよ。
今までまわりから疎まれるだけの人生を送っていた岩子が、残酷な運命を背負った白蘭のために役に立ちたいと願うシーンはグッときた。
一方で清と婚約した咲子は、相変わらずロクなことしか考えていなくて、ほんと呆れてしまう…。
5話~6話の感想|凄い展開に…
5話~6話にかけては、まさにタイトル通り(岩肌の花嫁は愛で溶かされる)の展開になっていて、激アツだった!
岩子は彼の役に立ちたい一心で自ら抱かれにいこうとするんだけど、いざ本番になって「こんな醜い姿を…」って躊躇してしまうんだよね…。
でも、すでにスイッチが入っている白蘭は止められない。恥ずかしそうにしいてる岩子を優しくグイグイ責めて、このあと凄いことになっちゃう💦
岩子は下の方も岩で覆われているため、本当は触られても感じないはずなのに…まさかこんなにも感じてしまうなんて…。
ふたりの行為は途中で終わっちゃうんだけど、最後に意外な事実が判明するんだよね…。
岩子と白蘭のイチャイチャシーンは文章で伝えることは不可能!!
実際に漫画で確認することをお勧めします!!
7話~8話の感想|結婚式の招待状
大佐との会議で帝都へ出かけていった白蘭。
夕方には戻ってくると言ってましたが、どうやら岩子はそれまで待ちきれないみたいです。
昨夜の一件から白蘭のことが気になって気になって仕方ないのでしょうね。
その後、女中のキネと屋敷の掃除をしていた岩子。
すると突然、白蘭の屋敷に咲子が訪問してきます。しかも、清と一緒に…。
どうやら二人は結婚することになったようで、岩子への当てつけと言わんばかりに結婚式の招待状を届けにきたのです。
咲子がクズなのは端から分かっていましたが、まさか清も咲子側の人間だったなんて…。
咲子のせいで、またしても自信をなくしてしまった岩子ですが、そんな彼女に白蘭は…。
9話の感想|門前払い
咲子と清は、結婚式用の着物を買いに来ていました。
岩子が結婚式に来た時ぎゃふんと言わせるため、とびっきりの着物を仕立ててもらおうと企む咲子。
店員さんが用意してくれた着物に着替えご満悦の咲子ですが、値札をみて愕然とします。
ここから咲子のワガママが炸裂し、もっと高価な着物を出せと要求する始末…。
しまいには「卸笠屋」の着物じゃないと結婚式はやらないと言い始めます。
しかし、「卸笠屋」は会員限定となっており、清の家柄だと入店することすらできませんでした。
それからしばらくして…
咲子たちが門前払いされた「卸笠屋」に岩子と白蘭が着物を見にやってきました。
咲子の時とは打って変わり、「白蘭様」と従業員総出で出迎えられた岩子と白蘭。
店内には咲子が他の店で試着していた着物とは比べ物にならないほど豪華な生地が並んでいました。
おそらく岩子は、咲子の結婚式に「卸笠屋」で仕立てた着物を着て参加するでしょうから、そのとき咲子がどんな反応を示すのか楽しみでなりません!!
10話の感想|あなたと一つになりたいけれど…
自分に一番似合う着物を見繕ってもらった岩子。
この姿を白蘭様に見てもらいたい!と、彼が待つ応接室にやってきた岩子ですが、
部屋の中で白蘭が店主に” 残り2ヵ月半の命、俺が死んだ後も岩子には幸せでいてほしい ”と話しているのを耳にしてしまいます。
白蘭が岩子を思う気持ちは痛いほど分かりますが、
これからもずっと白蘭と共に歩んでいきたいと願っていた岩子とって、これほど辛すぎる言葉はありませんよね。
そのあと、居ても立っても居られず部屋に入った岩子は、「死ぬなんて言わないでほしい」と大粒の涙を流して言います。
そんな岩子の姿に感情が高ぶった白蘭は岩子をギュッと抱きしめ濃厚なキスを…。
そしてスイッチが入った白蘭は、そのまま岩子の下の方に手を伸ばそうとするも岩が邪魔で直接触ることが出来ません。
そのことに岩子は「岩がなければ…」と、とてもガッカリしていましたが、触ってほしくても触ってもらえないという、このお預け感が何とももどかしいですね💦
しかし最後は奇跡的な出来事が起こるので、ぜひそこに注目してもらいたいです!!
『岩肌の花嫁は愛で溶かされる』最終回結末を考察してみた!
最終回予想
- 岩子の岩肌は綺麗になる
- 白蘭の呪いは解ける
- 咲子に制裁が下る
- 岩子と白蘭は深い絆で結ばれる
長年コンプレックスだった岩子の岩肌は、白蘭との契りによって全て崩れ落ち、本来の美しさを手に入れると予想しています。一方、20歳で発動する白蘭の呪いも同時に解けそうですよね!
また、岩子を見下していた咲子は家族もろとも破滅すると睨んでいます。多分、西園寺清も一緒に。そして、不遇な人生から解き放たれた二人は永遠の愛を手に入れるのではないでしょうか!
あくまで考察なので、この先どうなるかは分かりませんが、きっとハッピーエンドが待っていると思います♪
まとめ
今回は『岩肌の花嫁は愛で溶かされる』を紹介してきました!
まわりから軽蔑され辛い人生を歩んできた岩子。一方、残酷な運命を背負った男・白蘭。
そんな二人が共に支え合い、幸せになっていく姿は必見!!