『伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』のあらすじや感想をネタバレ解説!三度も売られた令嬢の運命は…

伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』は、没落した家門を再建するため父に売られた伯爵令嬢が、不遇な子供時代を経て公爵に見初められ幸せになる物語です。

母を亡くし酒に溺れた父のせいで、裕福なバルテレミー伯爵家に売られたミシェル

しかし、そこには悪魔のような双子が住んでおり、地獄のような生活が待っていて…。

この記事の内容
  • 『伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』の作品情報
  • 物語の大まかストーリー
  • 登場人物の紹介
  • 『伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』の見どころ
  • 作品に対する感想文
モモジロウ
数奇な運命を過ごしてきたミシェルは幸せになれるのでしょうか。
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漫画『伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』について

『伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』は、『捨てられ男爵令嬢は黒騎士様のお気に入り』などを手掛けた水野沙彰先生原作の作品です。

大人の事情に振り回され、三度も売られる羽目になった主人公・ミシェルが突然現れた侯爵に見初められ、その妻となり幸せになる物語。

不遇な幼少期を過ごしたミシェルが、公爵と結婚しどう変わっていくのか気になりますね。

一度目は悪魔のような双子の玩具となり、二度目は実の兄に買い戻され商売道具のように扱われ…。

モモジロウ
ミシェルの置かれた酷い境遇に心が痛みます。

三度目の買い主・フェリエ公爵の目的は分かりませんが、ミシェルが幸せになる事を祈りたいです!

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『伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』の簡単なあらすじ

伯爵令嬢ミシェルの結婚事情あらすじ

このお話の主人公は、酒とギャンブルに溺れた父のせいで、悪魔のような双子がいるバルテレミー伯爵家に売られた伯爵令嬢・ミシェル

金貨100枚で彼女が売られた家には少し年上の双子・イザベルとリアーヌがおり、ミシェルは二人の玩具として酷い虐待を受けながら育ちます。

それでも優しく接してくれる料理長・デジレに支えられたミシェルは、彼の助手をしながら7年もの月日を過ごしました。

しかし、穏やかな日々は長くは続かず、13歳になったミシェルは実の兄・アランに買い戻され実家へと戻ります。

変わり果てた実家では味方もできましたが、やはり地獄のような日々が待っていて…。

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『伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』の登場人物

  • ミシェル・オードラン
  • フェリエ公爵(ラファエル)
  • イザベル&リアーヌ
  • アラン・オーランド
  • ナタリア・オーランド
  • デジレ

◆ミシェル・オードラン

オードラン伯爵家の長女として生まれながら、酒に溺れた父に売られた苦労人。

家門の再建のためにバルテレミー伯爵家に売られ虐待を受けるなど、不幸続きの幼少期に心が痛みますね。

それでも味方となってくれた人に支えられ、常に希望を失わずに強く生きようとする逞しい一面も。

アンドレ伯爵との婚姻目前にフェリエ公爵に求婚されたミシェルですが、公爵家ではどんな生活が待っているのでしょうか。

◆フェリエ公爵(ラファエル)

ミシェルがアンドレ伯爵家に嫁ぐ直前に、彼女を買い取った張本人。

王家の血を引くプラチナブロンドの髪にアメジストの瞳が魅力的な美青年で、令嬢たちの憧れの的です。

金貨三千枚でミシェルを買い取ると、アランに金輪際彼女と関わらないよう要求します。

ミシェルとは何の接点もなかったはずですが、なぜ彼女を娶ろうと考えたのか…。

謎多き公爵の本音が気になりますね。

イザベル&リアーヌ

ミシェルが売られたバルテレミー伯爵家の双子の姉妹。

残忍な性格で、ミシェルを玩具のように扱っては好奇心を満たしています。

薄ら笑いを浮かべながらミシェルをいたぶる様は、まるで悪魔そのもの。

バルテレミー伯爵家が傾いてからは、少しでも家柄のよい嫁ぎ先を探そうと舞踏会に参加していますが、そう上手くいくのでしょうか。

アラン・オーランド

ミシェルの兄で、オーランド伯爵家の当主。

父亡き後、伯爵家を再建させた実力者。

容姿端麗なミシェルを買い戻し、少しでも良いところに嫁がせる事で資金を得ようと企んでいます。

ナタリア・オーランド

アランの妻。

気性が荒く贅沢好きで、ミシェルを虐め楽しんでいます。

美に対して強烈なコンプレックスを抱いているようです。

デジレ

バルテレミー伯爵家の料理長。

お腹を空かせたミシェルにこっそり料理を与えるなど、優しく面倒見のよい男性です。

何も知らないミシェルに料理の知識を教え、父親のように見守っていました。

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ココに注目!『伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』の見どころ

伯爵令嬢ミシェルの結婚事情見どころ

Check

この作品の一番の見どころは、ミシェルが置かれた辛い境遇!

実父に売られ見知らぬ双子の玩具になるなど、辛すぎる仕打ちの連続に心が痛みました。

そんな中でも亡き母の言葉を思い出し、いつも前向きに振舞う健気なミシェルを応援したくなりますね。

対して双子やアランなど、デジレ以外の登場人物がクズばかりでドン引き…。

モモジロウ
ミシェルには想いをした分、誰よりも幸せになって欲しいと願ってしまいます!
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『伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』を読んだ感想

不幸続きの幼少期

不甲斐ない父親のせいで、幼い時に売り飛ばされるミシェルの不遇さに涙。

いつかはフェリエ公爵に見初められると分かっていますが、そこまでの展開が辛すぎていたたまれなくなりました。

一度目の売却先では双子の玩具となり、実家に買い戻されてからは商品のように扱われ…。

ミシェルの人生とは一体何なのかと考えてしまいます。

そんな中でも、デジレのように優しい人もいますし、どんなに辛い境遇でも明るさを失わないミシェルは素敵だと感じました!

三度目の正直

この作品で最も気になるのが、フェリエ公爵がミシェルを買い取った理由。

ミシェルにとっては売られるのは三度目になりますが、伯爵と婚姻を結ぶ前というところが引っ掛かりますね。

嫁ぎ先のアンドレ伯爵がどういう人物か分からないものの、ミシェルの危機を救うために婚姻を急いだのでしょうか。

二度目の買い取り先では不幸続きでしたが、フェリエ公爵の元では幸せに暮らせると信じています。

二人がどう愛を育んでいくのか、期待しながら見守っていきたいです!

まとめ

『伯爵令嬢ミシェルの結婚事情』を紹介しました。

家族の都合で三度も売られる羽目になったミシェルは、買い取り先の双子の玩具になるなど、不幸な幼少期を過ごします。

やがて兄の手でオーランド伯爵家に買い戻された彼女はアンドレ伯爵との婚姻が決められますが、その直前でまたもフェリエ公爵に売られる事に。

何の接点もないはずのフェリエ公爵が、ミシェルを買い取った理由が気になりますね。

オーランド伯爵家とは絶縁しましたし、盛大な制裁が加えられる事を期待したいと思います!

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