『月の白さを知りてまどろむ』は、妓女であり巫女として「ただひとりの客」を探している主人公が、不愛想で堅物な男と出会い、ピュアすぎる恋をしていく物語。
大人気ライトノベル小説が、待望のコミカライズ化されたことで、SNS上で話題沸騰中の作品です。
- 小説を読むのは苦手だけど、コミカライズされた漫画は読みたい
- WEB発の作品が大好物!
- 強い男が、一人の女性を守る展開が大好き!
漫画『月の白さを知りてまどろむ』の作品情報
- 2024年1月19日からDREコミックスにて連載開始
- 2024年4月25日に待望の単行本1巻が発売開始
- 大人気WEB小説のコミカライズ作品
- 原作は、大人気ライトノベル“Unnamed Memory”の作者「古宮九時」先生
大人気ライトノベル作家“ 古宮九時 ”先生の原作を、漫画家“ おりしま美城 ”先生が作画しているこの作品。「予約しなかったから買えなかった!」という声が、X(旧Twitter)で噴出するほど話題沸騰中です。
妖物を退治するファンタジー作品ですが、妓女“ サァリ ”と堅物男“ シシュ ”のピュアすぎる恋物語と、花街を舞台とした人間の闇がうごめく展開にハラハラドキドキがおさまりません!
『月の白さを知りてまどろむ』のあらすじを簡単解説!
大昔、ヘビから国を守った神に『美酒』・『音楽』・『人肌』を捧げることになった王は、その望みを叶えるべく一つの街を作ったとされています。
神に捧げる花街“ アイリーデ ”では、最も古い妓館の主であり、『人肌』を捧げる巫女である“ サァリ ”は、妖物” 化生 “を捕らえる役割もこなしていました。
そんなアイリーデに新しく赴任してきた「化生斬り」の“ シシュ ”は、妓館に招待されても女を買わず、とにかく仕事一筋の堅物イケメン。
「化生を退治する」という任務を通じてサァリとシシュは、少しずつ距離を縮めていきますが、サァリの背負う使命の重さとアイリーデに渦巻く闇に、シシュは翻弄されていくのでした。
『月の白さを知りてまどろむ』が面白い!見どころを紹介!
見どころ①:ピュアの二人に胸キュン必須!
硬派なイケメン“ シシュ ”と、妓館の主である“ サァリ ”は、一見男女の仲に詳しいように見えますが、二人ともめちゃくちゃピュア!
化生狩りを通して、一緒に働くことが多いサァリとシシュは、自然と距離が近づいていきますが、なかなか恋に発展することはありません。
年上のシシュから、「どんどんアピールしちゃえよ!」とも思いますが…堅物男なので進展なし。
見どころ②:男同士の闘いの決着は?
サァリは、妓女としても働きますが、「カラダを許すのは一人の男だけ」。この相手を巡って、シシュとアイドの男の闘いに注目です。
シシュもアイドも、とにかく「サァリのことが大好き」で、自分以外の男がサァリに近づくことが許せません。闘いの決着として、唯一の人として、サァリが誰を選ぶのか気になります!
見どころ③:アイリーデに渦巻く闇
化生が現れても順調に退治し、平和な花街を築いてきましたが、シシュが赴任してきてから、なんだか様子が変です。
普段より化生が多く現れたり、奇妙な事件が起きたりと、サァリを取り巻く環境が変わっていきます。
花街に何が起きているのでしょうか…。
『月の白さを知りてまどろむ』の登場人物
サァリーデイ(愛称:サァリ)
神に捧げられた花街“ アイリーデ ”にある、最も古い妓館「月白」の主であり、唯一の巫女であるサァリ。
わずか16歳にして、妓館の主をしているなんて、なかなか衝撃的なストーリーですが、これはサァリに課せられた宿命です。
妓女としての艶っぽさもありますが、笑う顔にはまだ子供っぽさが残っており、そのギャップもたまりません!
巫女であるサァリが、カラダを許すのは「心に決めた男ひとりだけ」。その相手として、だれを選ぶのかも気になるところです。
シシュ・ザクトル
妖物を斬る「化生斬り」をしているシシュは、不愛想で融通は効かず、堅物男そのもの。イケメンなのに女にも興味がなく、仕事を生きがいにしています。
そんなシシュがサァリと出会ったことで、優しさに癒され時々見せる笑顔に惹かれる姿は、こちらまで胸キュン!純粋な愛にドキドキが止まりません!
大きな使命を背負うサァリとどう関わっていくのか、シシュの男らしい決断も必見です!
トーマ・ラディ
神に『美酒』を捧げるラディ家の次期当主。
サァリを妹のように可愛がり、悪い虫がつかないか厳しい目でチェックしている。変な男がサァリに近寄ると、なにがなんでも許さない!
以前は化生斬りを目指してこともあってか、剣の腕もピカイチ。妓館「月白」にいる妓女と恋仲。
アイド・ルクド
花街“アイリーデ”で生まれ、サァリの幼馴染。金髪イケメンで、シシュと同じ「化生斬り」をしている。
サァリのことが大好きで、何度も「唯一の男になってやる」とアピールしていますが、全く相手にされていない。
『月の白さを知りてまどろむ』の感想
子供じゃないサァリに胸キュン!
16歳のサァリは、トーマの前では子供っぽく、まだあどけなさが残りますが、妓館の主として、巫女として振る舞う姿は、ひとりの女性として艶っぽくなるので、このギャップに萌えます!
全く女に興味のないシシュですら、初対面のサァリの笑顔にドキッとしているので、サァリの笑顔の破壊力がどれほどなのか想像できますよね。
巫女として大きな使命を背負うサァリが、唯一心許せる男性として誰を選ぶのか、かなり気になります!
サァリは誰を選ぶのか?
サァリは、巫女として「一人の男を選び、跡継ぎを残す」という大きな使命を抱えていますが、その相手はまだ決まっていません。
サァリに惹かれるシシュを相手に選ぶのか、小さい頃から好意を伝えてくれるアイドを選ぶのか、サァリを巡る二人の男の闘いにも注目ですよね。
個人的には、チャラいアイドよりも堅実なシシュの方が好みです(笑
サァリの重い使命を一緒に背負ってくれる相手を、ぜひ選んでほしい!そして、ラブラブな姿を見てみたいと思います。